manpatiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

manpati

manpati

映画(71)
ドラマ(9)
アニメ(0)

人の善意を骨の髄まで吸い尽くす女(2009年製作の映画)

3.7

「あの娘、早くババアになればいいのに」が見当たらなくてタイトルから似た感じかなあとなんとなく借りた作品。
鑑賞後2日でけっこう忘れちゃったけど、なんかいたたまれないスパイラルのようなものを感じた。
>>続きを読む

西遊記 はじまりのはじまり(2013年製作の映画)

4.1

そのまんまだけど、周星馳×西遊記×スーチーだった。相性も思った以上にいい。
ドライでエグくて面白くてやりすぎて魑魅魍魎でスーチーがかわいい映画(オリジナルストーリー)

西遊記でいえば本編に入る前の部
>>続きを読む

お父さんのバックドロップ(2004年製作の映画)

3.4

小学校の授業でなぜかビデオ鑑賞になった時にかかりそうな作品(実際にそういうシチュエーションで見たわけではない)ポイントは2つ
ポイント1
わけあって子供に見放される、奮起する、リスペクトを勝ち取るとい
>>続きを読む

フライ,ダディ,フライ(2005年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作のシリーズ見てないからよくわからんけど、高校生が知らないおっさんのリベンジに協力的すぎるよなあ、そして有能すぎるよなあ
(動機はダーティハリーだけど、構成はロッキーに代表される)トレーニングものの
>>続きを読む

しゃべれども しゃべれども(2007年製作の映画)

3.5

落語は詳しくないけど落語モノは好きなの多い。
思うに落語家の話し方って引っ掛かりがなく蕎麦みたいにするんと入るからというのもあると思う。落語家ばかりでなく東京の年寄りの人なんかもこんな喋り方してる人い
>>続きを読む

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.5

矢口史靖監督お得意の淡々とエピソード盛り込みつつの成長譚。
こういう安心して見れるの好きだなあ。

海猿やジャンゴの伊藤英明は受けつけなかったけど、山猿のような伊藤英明はかっこいいと思った。

超高速!参勤交代(2014年製作の映画)

4.0

何本かレンタルしてくると何を先に見るのか問題というのが発生しますな。続編にあたるリターンズは当然後からでいいんだけど、設定の近いところで「殿、利息でござる!」なんかはどうなんだろう。
まあ本作を後に見
>>続きを読む

女子ーズ(2014年製作の映画)

2.5

計らずも「薔薇色のブー子」と連続で見てしまった。
もしかしたら、企画会議のノリだけで作ったのではと推測させる作品。
キャストはいい(ブー子とかなり被るけど)。設定もまあ好きなんだけど、もう一捻りない為
>>続きを読む

薔薇色のブー子(2014年製作の映画)

4.0

「ひみつの花園」や初期のSABU監督作品のようなテイストの巻き込まれ型で主人公に次々と災難が畳み掛ける、そんな展開だろうなあという期待通りの作品。
これほど予想と内容が一致する作品も珍しいと思うのだけ
>>続きを読む

探検隊の栄光(2015年製作の映画)

3.0

素材はいいけど調理法で活かしきれなかった料理みたいな印象。あざとく余計なスパイス足したりして。
映画というよりVシネマを見るくらいの期待度で挑んだほうが無難かな。

ストーリーとしては導入部に無理があ
>>続きを読む

殿、利息でござる!(2016年製作の映画)

4.5

実話という触れ込みがなければ「ご都合主義すぎじゃあありませんか」と思ったかもなあ。
しかし配役も演技も楽しく、起伏の少ないほろっとくる展開で、こういうの見たかったんだよなー。そして誰かにも見てもらいた
>>続きを読む

劇場版 BiSキャノンボール2014(2014年製作の映画)

3.5

アイドルvsAV監督というキャッチ通りの異種格闘技作品。ドキュメントというよりガチンコ、セメント、シュートの言葉が似合う。
内容もルールの詰めが甘くなっちゃった異種格闘技戦のように、もうちょっと面白い
>>続きを読む

劇場版 テレクラキャノンボール2013(2014年製作の映画)

4.1

エロとスピードに対する少年のような探究心、そしておっさんの財力と体力。疾走感と失速感。
笑いの中ほのかに哀愁を感じるちょいエロロードムービー。
大勢で見るとより一層楽しくなる作品(まあこんなのを一緒に
>>続きを読む

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.3

ソモソモでなんなんだけど、脳が10%しか機能してないというの自体がデマらしいからね。見る前からヤッチマッタ感満載なのよね。これは大変なことになりそうだぞと。
始まってみれば、そんな不安を軽く吹き飛ばす
>>続きを読む

滝を見にいく(2014年製作の映画)

4.1

20年ほど前、新井のあたりで地図に載ってない滝が発見された。
幻の滝と言われ、当時やっていた電波少年でもバウバウの滝とネーミングしてもらおうなんて働きかけをしていた。
ちょっとした話題性もあり、僕らも
>>続きを読む

100歳の華麗なる冒険(2013年製作の映画)

4.8

100歳になっての脱走譚とこれまでの華麗な冒険譚が交錯してるのね。
出来過ぎなようでいて、なぜかおとぎ話のように引き込まれてしまうのは100歳という重みがもつ説得力なのだろうか。うしろを振り返らない様
>>続きを読む

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ(2007年製作の映画)

3.7

いろいろと狂っていて、それでいてどの登場人物にも理解できる。
暗い展開になりそうなところを、それを凌ぐパワーで押し切った。見せ方のバランスが上手いのかなあ。
山間だとか自転車を押すサトエリのどアップと
>>続きを読む

快盗ルビイ(1988年製作の映画)

3.3

ストーリーに関しては、思てたんとちがう感。80〜90年代の邦画にはこういうの多かったような。もしくは、もうちょいナントカならんものだったのか感。
一方、洋画っぽい軽妙な掛け合い、渋くて豪華なバイプレイ
>>続きを読む

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.5

噛み合わない二人、弾まない会話に相性の良いコーヒーとタバコ、チェック柄のテーブル。趣き深いけど一本調子な感もなきにしもあらず。
監督が撮りたい人にオファーして当て書きしただけあって、出演者を知ってる人
>>続きを読む

クール・ランニング(1993年製作の映画)

4.0

事実を基にはしてあるけども、ディズニー仕立ての脚色でベタで安心安全な展開(いい意味です)。
予告時はがっぱがっぱ笑えそうな煽りをしてた気がするけど、ふんわりと笑える感じ。
それでも最後に、ベースとなっ
>>続きを読む

上島ジェーン(2009年製作の映画)

3.7

竜ちゃんがもうダメダメなんだけど、わかる。非常にわかる。
男は中年になってちょっと余裕ができて遊んでますてな感じをだしたいやつはだいたいバイクかサーフィンにいくわね。そういう人は少なく見積もっても8割
>>続きを読む

ローン・レンジャー(2013年製作の映画)

4.0

CMを見た印象としては、とんとんとーんとストーリーが進み、笑いどころも多いイメージだったけど、実際見てみたら大仕掛けな花火みたいだった。ひゅーって上がって、ひゅーっていってまだまだひゅーっていって最後>>続きを読む

カムイ外伝(2009年製作の映画)

3.8

評価高くないみたいだし、日本版ラジー賞ともいえるHIHOはくさい映画賞でも最低監督賞、最低特殊効果賞の2部門獲得してるし、当たりを引いた事のない忍者映画だしで期待できなかったが、原作のファンなので半ば>>続きを読む

ミラクル7号(2008年製作の映画)

3.6

火球がちらほら見られるという状況下、鑑賞。
チャウ・シンチーがSFに初挑戦というよりファンタジーに挑戦という印象を受けたが、今までの作品もファンタジーっちゃファンタジーか。
なんかジュブナイルってのか
>>続きを読む

死に花(2004年製作の映画)

3.6

公開されて見たいと思いつつ、もう10年も経ってしまった。存命の方も少なくなりました。
枯れセンってわけでもないけど、やはりこれだけ年寄りが揃うとワクワクしてしまう。
ストーリーの近いところでオーシャン
>>続きを読む

死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.6

邦題はキャッチーだけど原題(My Life Without Me)の方が深みがあると思う。
パッケージから心が洗われて泣けるような映画かと思いきや、あえてエモーショナルにしないで淡々と物語が展開してい
>>続きを読む

世界最速のインディアン(2005年製作の映画)

4.5

タイトル以上のネタバレはないと思うけど、これは道中を楽しむ作品だからよし。
実際のマンローはどんなか知らないけど、前向きかつやや破滅的、周りをどんどん巻き込んでいく、ちょいちょいモテるというまるでON
>>続きを読む

スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年製作の映画)

3.2

知人が『たんぽぽ』について、映画好きがこれ見よがしに作ったみたいな旨の論評していたが、それに倣えば、映画好きの悪ふざけ。
俳優が無駄に豪華。無駄というよりこの映画のB級感からするとむしろマイナスではと
>>続きを読む

ピンク・スバル(2009年製作の映画)

4.1

なぜか知らないけどスバル レガシーに異様な愛情を示す主人公。
舞台はイスラエルからパレスチナと普段の生活が想像つかないとこなので描かれているのが日常なのか変わっているのかもわからないまま物語が進む。
>>続きを読む

イルカ少女ダ、私ハ。(2014年製作の映画)

3.8

ダイコンフィルムにアメリ(見たことないけど)もしくはあまちゃんを足してタイム涼介風味にした感じ?
上記の物が好きな方ならいいかも。
横丁みたいなとこを酔っ払いながら飲み歩く姿は、ちめさんとやんわりさん
>>続きを読む

食神(1996年製作の映画)

4.0

チャウ・シンチー作品の特徴なんだろうか、とにかく少林寺が万能で笑った。
また飲食に携わる者としては、なるほどなあと思えるとこもあり。料理屋がテーマの作品としては『たんぽぽ』『王様のレストラン』が好きだ
>>続きを読む

キック・アス(2010年製作の映画)

3.8

アシスタント的な役割のキャラ目線のヒーロー映画もしくはヒーローの仮面を被ったバイオレンスアクション。
個人的には前半の軽妙さを維持してほしかったかな。

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

5.0

近所の電器屋で毎日見てたから人生で一番多く見た作品。
宮崎作品とルパンのいいとこだけ抽出された感じで一番好き。

ハードラックヒーロー(2003年製作の映画)

5.0

SABU監督の真骨頂は、巻き込まれ型の展開•疾走感•ブラックな笑いの三拍子だと思う。

カンフーハッスル(2004年製作の映画)

5.0

やはり少林サッカーを期待して見たが、輪をかけてハジけていた。
Don't think.FEEL!をある意味体現した映画。

|<