manpatiさんの映画レビュー・感想・評価

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湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.4

不幸を背景にしたお涙頂戴ストーリーは好きでない。正直言うと、かなり序盤でなぜ借りたんだっけと困惑した。なにしろ湯を沸かす前に不幸がどんどん湧いてきて全方位不幸みたいな感じがしたからだ。

だいたい「幸
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WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース(2001年製作の映画)

4.5

作風からストーリーありきで映画を作ってんのかなと思ったら、素材(キャスト)ありきで冷蔵庫のあり物で料理するみたいに展開を組み立てたと特典映像で見た。すごいなこの人。

そんな作り方とは想像できない内田
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銀の匙 Silver Spoon(2013年製作の映画)

4.5

これも10年前の封切りか。
原作が2011年連載開始だからわりと早くから映画化の話しがあったのかねえ。

ハガレンは原作のみ追っていたものの、こちらは原作未読で鑑賞。なので原作との相違やイメージの乖離
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地球防衛未亡人(2014年製作の映画)

3.6

劇場公開から10年の時を経て鑑賞。

どの層に向けて作られているのか謎だが、究明しなくてもなんら問題はない。

テーマとしては「怪獣が為政者の思惑と利害が一致した時、地球防衛軍のとるべき行動は」ととれ
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.5

名作と名高いので名前とあらすじは少し聞いていたが初めて鑑賞。
塀の中とか脱出系自体見た事なかった。
あ、刑務所のルールブック(韓国ドラマ)は見たな。

もっと脱獄準備や脱獄シーンに時間をかけるものかと
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インリン・ジョーンズ クリサヘル滝川の王国(2008年製作の映画)

2.3

本作で驚かされた点が多々ある。
多少ネタバレになるかもしれないが、なんら問題はないだろう。

枠組みとしてはインディジョーンズ+チャーリーズエンジェルのつもりだと思うが、おそらく予告だけを見てまねたよ
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

4.0

たまたま地震、航空事故と続いた新年3日目に鑑賞。

日常で前触れもなく電気が使えなくなる。
コンセントの電源どころでなく、乾電池類、車のプラグまで使えない。

あきらかに異常事態なんだけど、パニック映
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スノー・ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.5

真面目で頑固な主人公。
家族や友人が犯罪の犠牲からの復讐。
新機軸としては様々な除雪の機械を使ってのアクションかなと想像して鑑賞してみた。

想像を上回りも下回りもしない王道展開。
定型すぎて何某かの
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浅田家!(2020年製作の映画)

4.8

映画賞の授賞式でプレゼンターである二宮和也が監督の名前だか作品名だかを間違えてしまい、お詫びに「僕のできることでしたらなんでもします」といった手紙を出したところからオファーに至ったという経緯を持つ映画>>続きを読む

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

遅まきながら今頃視聴。
当然ながらネタバレ聞いた後。

ネタバレした状態で見てもよくわからないとこがチラホラ。
酒場の前で殴られたていの動きをしてた人に心酔して、街を牛耳るに足る人が大規模犯罪に協力し
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イーディ、83歳 はじめての山登り(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

年寄りモノという理由でレンタルしてみた。
かつてはヤンチャだった少女も30年の苦労と引き換えに得た物が、体力の衰えや意固地さといったキャンディキャンディからイライザの出来損ないみたいな感じになった。ア
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.0

よみがえり系とかタイムリープ、タイムスリップ系は整合性が破綻してて、制作者の匙加減じゃねえかと感じてしまうから嫌いなんだけど、今作は楽しめた。

全宇宙単位でタイムリープしつつも原因はものすごく身近に
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おっぱいバレー(2008年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

BSで視聴

最初に周知のバレをかますけども『おっぱいは見れません』
綾瀬はるかが脱ぐとしても「おっぱいバレー」なんてふざけたタイトルの映画で脱いだら、逆に驚きです。

チープな設定からのチープな展開
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がんばれ!ベアーズ(1976年製作の映画)

4.0

小学校の頃に見たTVシリーズ以来の鑑賞。
登場する子供たちがなにしろ小粋でおしゃまでかっこよかった印象だったが、今見てもそれは変わらなかった。
クラシックに興味持ったのも、この作品のカルメンの影響が大
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西遊記2~妖怪の逆襲~(2017年製作の映画)

3.7

前作を含めた他の人のレビューを見て判明したのだが、すでに前作で主要な4人は揃っていたらしい。
驚くほどに憶えていない。スーチーがかわいかったくらいしか記憶にない。

そして主要キャストがかなり変更され
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RONIN(1998年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

各地から腕っききを寄せ集め一つのミッションをにあたる。好きな設定だ。
と思ってみたら約1名がへぼい。

あれ、おかしい?と見つづけていくと、ゲップが出るほど裏切りの連続。
どうやら監督さんはデニーロと
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

4.5

遠い過去2度程見て、アンタッチャブルといえば、
美味そうな煙草、美味そうな酒、ジョルジオ・アルマーニの衣装を使ったお洒落で格調高い作品というイメージだった。

なんか、やたら煙草をいい感じで燻らすシー
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フォーガットン(2004年製作の映画)

1.0

冒頭から中盤までの不穏な空気感、スリル・サスペンス、段々と覆ってくる緊張と焦燥感
こんな展開をどう纏めてくるんだ!?という期待を膨らませさせてからの…

一気に叩き込む脱力感


見たのは10年以上前
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三大怪獣 地球最大の決戦(1964年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ゴジラ(一作目を除く)のターゲットはどのあたりの年齢層なのかよくわからなかったが、今作を見て、やはり大人向けなのだと思った。ただ一作目と違うのはシラフじゃない状態で見るのが一番楽しめるというところだろ>>続きを読む

龍三と七人の子分たち(2015年製作の映画)

3.6

たけしのネタ帳、衝撃の映画化といった感じの作品。
年寄りとヤクザの扱いと展開が雑、口調とたけしの役は綺麗。

TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

4.0

安定のバカ映画。
近所のビデオ1の旧作のコーナーで探しまくったが見つからず、話題作のコーナーでやっと見つけた。話題作なのかあ。

尾野真千子がどんな気持ちで役作りしたのかわからんけど、凄かった…

ゴジラ対メカゴジラ(1974年製作の映画)

4.2

ゴジラ映画はなにから見るべきか、制作の時系列にするかとか迷ったけど、結局、幼少のみぎり一番見たかったこれにしてみた。派手そうだし。

まずはメカゴジラの造形が美しい、ここが工場萌えの入り口になった人も
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釣りキチ三平(2009年製作の映画)

4.1

映画は初見だけど10年前の上映だったのか。
原作やアニメだと35〜40年前くらいの作品だったと思う。
原作やアニメを少し齧った程度なので記憶が曖昧だけど、再現性が高いと感心したのが、矢口高雄の描くひょ
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ラジオでパーソナリティに絶賛されてたので鑑賞。

お母さんが、誘拐犯と元義父の双方を相手に交渉力を発揮し、最後に胸のすくどんでん返しがありつつ息子を救出する話かと思ってたが、全然違った。
お母さんが交
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天の茶助(2015年製作の映画)

4.0

つっこみどころ満載のメタな感じの設定のやさしい与太話。
こういう設定好きな人には不評みたいだけど、そんな設定が大嫌いなぼくは楽しめました。

滅茶苦茶な映画は多いけど、許せるライン許せないラインという
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ナイスの森 The First Contact(2004年製作の映画)

2.0

鈍獣と間違えて借りたけど、なんだろう?
忍耐力を試されてる気がした

脳内ポイズンベリー(2015年製作の映画)

2.0

脳内会議含めヒロインの情緒不安定ぶりがいたたまれなく、途中で脱落してしまいました…

あの娘、早くババアになればいいのに(2013年製作の映画)

3.9

短いうえにテンポもよくおもしろかった。
エンディングはけっこうスルメだと思う。

地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

3.0

TOO YOUNG TO DIE!が見たくてタイトルが思い出せず、これかなと間違って借りたような…
バイオレンスでグロテスクでコミカルでポップ。
最初の友近あたりで挫折しそうになったけど、後半にかけて
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ワイルド7(2011年製作の映画)

3.8

こういうのはハズレ覚悟で見るけど、原作も知らないしなんも考えずに楽しめた。
瑛太かっこよかった。あと中井貴一。

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.3

予備知識まるでなしで見たけど、後半にかけてぐいぐい楽しくなってきた。
誰かにこんなとこが面白いよとか言われたら面白さが損なっちゃうと思うから、誰もオススメしてくれなかったことに感謝。

ゲロッパ!(2003年製作の映画)

3.9

構成はけっこう練られてるけどもライトなエンターテイメントという感じで安心して見れる。
西田敏行と岸部一徳が活躍するとなると、年齢的には枯れ専が喜びそうなのものだけど、そうならないくらい二人とも艶があり
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歓喜の歌(2007年製作の映画)

3.8

小市民的なダメ男を演じる小林薫が見ていてとても楽しい。
こんなに嵌るのは小林薫以外では中井貴一くらいかねえ。
でんでんを筆頭に他のキャスティングも絶妙で、味わい深い。

追記
2024年1月3日再鑑賞
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ガッチャマン(2013年製作の映画)

3.2

さっき知ったけどガッチャマンというのは科学忍者隊のリーダーのことを指すらしいね。
多分、制作者サイドがこのネーミング気に入らなくて後付けでそういう設定にしたんじゃないかな。知らんけど。

それはさてお
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エイプリルの七面鳥(2003年製作の映画)

3.7

見たかったけど重そうで腰がひけてた。
クリスマス近いし、いっちょ見てみっかーと気合をいれたものの、クリスマスではなく感謝祭のお話だった。
なんか共感性羞恥みたいな感じで不器用さがいたたまれなくなる。
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