フェアにアンフェアさんの映画レビュー・感想・評価 - 33ページ目

フェアにアンフェア

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マー ―サイコパスの狂気の地下室―(2019年製作の映画)

2.9

オクタヴィアスペンサーの顔面力が遺憾なく発揮された怪作。ありそうなネタではあるけど結構斬新。

とくに子供がいたあたりはグッときた。単純に魔女とか復讐にふらないでバランスとった舵取りが上手。

若い子
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ANNA/アナ(2019年製作の映画)

2.7

クソほど似たような映画を見たわけだけど、まぁ一番出来はいいかもしれない。アトミックブロンドはちょい違うとしたら。

ただやはり大立ち回りを始めると嘘くささが耐えられない感じになってしまう。ために主人公
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キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.6

本当はロックストックほどの鮮烈さやキレは無くなっているけど、カムバックしていたことにしていたガイリッチーが本当に帰ってきた。

いつものカットの冴えを捨てて、質実な絵作りは匠と呼ぶにふさわしい。思えば
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仮面病棟(2020年製作の映画)

2.4

とりあえずトラックの運転手さんたちが夜中も頑張って走ってるから、みんな便利に暮らせるのでもう少し安全運転だったりに気をつけよう。イチャイチャしたりしながら事故るやつは院長より迷惑だ。

伏線はもう少し
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ノー・エスケープ(2016年製作の映画)

2.0

ソリッドシチュエーションだからと言ってあまりにも放棄したところが多くて。何もかもがわからないのはいかがなものか。

オシャレになるはずだと壮大な勘違いをしたのかもしれない。

盛り上がるところが盛り上
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

2.7

まぁ面白いと言っていいんじゃないかとは思うんだけど、これランボーだろうか。

もともとあった筋書きにランボー要素を足したような内容でなんかちょっと違う気がする。

とはいえ、ランボーに殺されるのがこの
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ジュラシック・アイランド(2020年製作の映画)

2.0

深く考えずにまぁ恐竜映画ってこんなんだよね。って作ったために各種モンスター映画と随分似通ったシーンの多い映画。

行って帰るだけの筋書きなので、ダラダラと歩くシーンが長くそれでも足りないために最初にダ
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ホーンテッド 世界一怖いお化け屋敷(2019年製作の映画)

2.7

なんとなくイーライロスを感じたので自分の見る目も捨てたもんじゃないなと。

ストーリーやら演出はありきたりだけど色づかいが綺麗で見やすいスプラッタ。もう少しでセンスを感じるところまで来そうだけど器用止
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プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

2.9

戦争が当たり前の国とそうでない国の格差が広がった世界でその二つの世界をつなぐ事に命をかけた記者の話。

なによりも彼女の居場所が戦場に寄っていく過程がかなしい。その中でバランスが取れなくなったのが運命
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

2.7

テーマには共感。すごく良いと思う。だけど、本の良さってなんだろうな、東京に行って三万五千円。それが答え何だろうか、難しい?勝ち確定の独占が?

演出が挑戦的なのはすごくよかった。キャラクターの多くのひ
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クランスマン(1974年製作の映画)

3.2

当たり前、常識の正義は常に変わっていき、取り返しのつかない間違いだけは残る。

社会派映画がなかった時代の社会派映画。剥き出しの間違った常識がかなり怖い。

時代なりのストーリーやアクションは古臭いが
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ボディ・ハント(2012年製作の映画)

2.5

卒のないサスペンス。

これはというアイデアがないのがさびしいが、その分丁寧には作られていて見やすい。

投げっぱなしになった何人かの登場人物をうまく整理整頓しないとなんの意味もないシーンが多い。

キュート・リトル・バニーズ(2017年製作の映画)

2.4

面白げなアイデアだけど面白くはない。ふざけるならふざけるでもうちょい真面目に突き詰めた方が良い。

可愛いうさぎのシーンがあんまりないので、モンスターのキャラがたってない上に登場人物が中途半端に説明さ
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ドント・イット THE END(2018年製作の映画)

2.5

得体の知れないものの恐怖の描き方がわからないままに作られたのが残念なホラー。

子を連れ去るモンスターの造形はいいんだけど、設定が意味不明すぎてついていけない。単純なジュブナイルにしないのは意識高いが
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ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム(2020年製作の映画)

2.4

オリヴィエメガトンは面白いアクションを撮ったことないんじゃないだろうか。つまらん。

終わったところから20分あるのもムカつくが、いろんな勢力が出てくる割にすぐにお互い裏切るという進行で、出てきては裏
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ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

2.4

こんなんばっかりという既視感をさっ引いても、設定からドラマを動かすところがうまくいっておらず退屈。

もう少し魅力ある俳優だったら少しはましだろうとは思うけど、一本の映画にするにはイベントが不足気味。

スパイ・ウルトラ(2019年製作の映画)

2.5

よくある設定なので一工夫したナレーションやらの演出が非常に見辛くまた自分勝手な印象のコメディアクション。

実はアクションは結構良かったり、脚本も凝っていたりする、念には念をなのか頑張りすぎて余計なこ
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ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

3.0

ファンタジーや指輪物語が好きな人にはすごくいい作品だろう。

どうしても興味がないと、クルクル回る剣技や命運をかけた戦で簡単に突撃を繰り返す戦争に苦笑いしてしまうが、それでもその道の到達点に近い作品で
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ホビット 竜に奪われた王国(2013年製作の映画)

3.1

映像的には見事すぎる。

ストーリーが面白いかというと、やはり興味がある程度ないとなんか勝手なことを言ってるだけに見えてしんどい。

終わり方もちょっと綺麗ではない。

セーラ 少女のめざめ/セーラ 少女覚醒(2014年製作の映画)

2.4

女優になる過程で過去と訣別して別のものに生まれ変わらせられるみたいなことの比喩だろうか。

悪魔崇拝などスピリチュアルな描写が多くて、なんとも見づらい。

極端な割に控えめで、えぐい割にははっきりしな
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

3.0

人間らしいうまくいかなさが心にくる映画。商売からビジネスへと移る中で見逃されているものや人生の本質とは何かについて。

しかし原価を基に値段交渉するゲスさは目に余る。ヨーロッパにもいるんだね。カッコ良
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マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

2.8

ハエの産まれたカウントを異様に遅くした本作。生まれ変わるという嘘とハエはいきなりあの形で飛ぶという嘘の意味合いは違う。

基本的にトムとジェリーみたいなもんで子供だったら大喜びしただろう。

映像技術
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バッド・ガール(2012年製作の映画)

2.4

よくあるレイプ犯への復讐映画とはちょっと趣を変えて、結構哲学的な角度をつけた鼻持ちならない作品。

つまらないというほどでもないが、面白かったという人がいると、嘘だろとは思うだろう。

意欲的ではある
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バウンティ・ジャスティス(2014年製作の映画)

2.7

西洋の価値観で多文化を図ることはよくないにしても、名誉殺人は困った問題。

生存に厳しい環境ゆえに信頼やら家族を大切にする考えが強くなるのは理解しなければならないが、果たして現代でもそれがそのまま適用
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モースト・デンジャラス・ゲーム(2020年製作の映画)

2.7

せめて主演より強そうな敵を一人くらい用意しないとだめだろ。手を抜いてんじゃないよ。

金のかかったデスゲーム系で派手なところがあるのはいいけれど、ストーリーはそのまま低予算であり、演出とかもうちょい頑
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フューチャーワールド(2018年製作の映画)

2.4

SF終末モノの教科書みたいなストーリー。いわば貴種流離譚なんだけど、薬と姫たるサイボーグという二つの目的があるのでストーリーのスジがブレる。

親切に見える魔女や山賊も出てくるし、姫役もなくなかなか綺
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仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.8

10年ぶりくらいの視聴。

武田を明と呼ぶ平野。この瞬間に長い戦いが想起されてグッときた。

槇原の顛末とかすっかり忘れていてびっくり。

松村はこんなかっこいいやつだったのか。仁義あるから、これはも
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ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

2.9

例えばキングスマンがイギリス紳士ノリの映画であるように、これは黒人ノリの西部劇映画。紳士がスパイのように黒人がガンマンみたいな。

ポリコレがどうのというよりは遊びであって、これを見て即ち人権について
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テイキング・ライブス(2004年製作の映画)

2.7

先が読めなければそれでいいのか。読めたアピールって意味あんのか?と思いつつ、王道を行きすぎる展開も事実。

捜査の部分があまりにも足りない。主人公の優秀さをもうちょいわかるようにしないと乙女パートが浮
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エスケープ・ルーム(2019年製作の映画)

3.0

ちゃんと予算のあるデスゲーム系。というだけでも割と価値はある気がする。

キャラクターがよく、全員生き残りそうで死んでほしくない配役はなかなか良い。だったけど後半に入ってからはいつもの感じになってしま
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ザ・クーリエ(2019年製作の映画)

2.5

監督のカッコいいを詰め込んだ作品。その意味でジョン・ウィックと同じで思い込みの激しさが突き抜けてない分であまり面白くない。

ヘルメットかぶってカッターで襲うシーンのスピード感が残念。サマーインフェル
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リーディング・ハウス(2017年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

基本的に寓話であってテーマを絵本的に描いた作品。女性の人生とか幸福についての話だと思う。

いい男を捕まえたら上に上がれるシステムの集団。ここでの男性は文字通りのエサであり、とにかく機械的に『一番良い
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.3

ワクワクするシーンが多い。

熱血刑事と闇の世界の大物がコンビを組むのはそんなに珍しいアイデアでもないが、キャラクターがとにかく強い。飲み会のシーンなんか熱い。

ラストがどうなるかと心配したが安易な
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口裂け女 in L.A.(2014年製作の映画)

2.0

ウメコの述懐とか面白いシーンもある、ワープしないから目を盗んで隠れたり。

とはいえいわゆるZ級の映画であることに疑いの余地もなく、出来栄えはすこぶる良くない。

オムニバス形式で本筋がわかりにくいの
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囚われた国家(2019年製作の映画)

2.7

アメリカが自爆テロを行う側になるという社会派映画。説明を極力排した質実な作りでユーザーフレンドリーに著しくかける作品。あくまでもただのSFアクションとは違うのですよと言いたいのだろう。

この時点で他
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クレイジーズ 42日後(2020年製作の映画)

2.7

生きているだとは思わずに観賞。

これは、、、うーん、生きているだな。と混乱。これって客への姿勢としてどうなんだろう。いや、俺はそんなこと言えたギリないんだけど。

とにかく終わらせた韓国版よりおざな
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