ANTさんの映画レビュー・感想・評価

ANT

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鉄男 II BODY HAMMER(1992年製作の映画)

3.3

叶岡伸が今度は奥さん役か、、1の眼鏡の女役が格好よかったからまた見れて嬉しい。
しかし2と言いつつ1を全く別物にリメイクした感じだった。
“やつ”のパンク感が好きだったけどビジュアルもテンションも18
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普通サイズの怪人(1986年製作の映画)

-

急なご飯シーン笑ってしまった
“やつ”が特別な力を手に入れた経緯と“男”への感情が鉄男よりも分かりやすかった
『普通サイズの怪人』ってタイトルにも脱力

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

4.5

設定が怖い・古い日本映画・モノクロな事になんとなく苦手意識があってずっと見るのを迷っていたのだが、もっと早く見れば良かった。
センスが尖りまくっていて、マッドマックス 怒りのデスロードを見てる時のよう
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[リミット](2010年製作の映画)

3.4

つまらなくはなかった……が……
携帯を点けてる間は酸素がもったいないのでライターの火は消して欲しかったな。
フェーズによって画面の印象を変えたかったんだろうけど、やけに色んな種類の光源が用意されてるの
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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

岩井俊二は好きだったんだけど、同乗者の強姦殺人を傍観してた主人公が“優しい人”として描かれるのに違和感があって、最後まで入り込めなかった……。
色んなタイプの若い美人が主人公を特別視してくれるのも都合
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.8

インタラクティブ映画というものが初めてで、全部のエンディングを見たくて何周もしてしまった。
唯一救いがあるとされているトゥルーエンド、全然ハッピーエンドではないな。他が救いが無さすぎるだけで。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

「ボーはおそれている」ネタバレ考察1 映画全体の見方をガイドする第1パートの非現実的描写
https://ameblo.jp/moji-taro/entry-12842585529.html

↑他の
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許された子どもたち(2019年製作の映画)

4.0

私刑は良くないが野放しもよくない、正しい支援が必要……というごく当たり前の感想に行き着いてしまった。
でもそれを実感として感じられたから良かったのかもしれない

波紋(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

筒井真理子の、神経質で排他的な中年女性の「ヤダみ」の表現が半端ない……
特に息子の彼女とのお出掛けで珠美の後ろを過剰に距離取って歩く感じ、めちゃくちゃ嫌だな~と思っていたら猫被りをやめた珠美の反撃の仕
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事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

3.4

全然怖くないという前評判を聞いていたせいか所々の演出に結構ゾッとした。
ラストのCG感と瀬戸康史のフーフー顔だけは「ホラーとギャグは紙一重」をやりたかったのかな……と思ってしまった。
原作は数年前に読
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打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

それなりに楽しめたのだが、何だろう。俳優の声の演技と3DCG感の強い背景に違和感があった。
広瀬すずの声の演技、実写ドラマよりループの回数を増やしたところは良かった。
実写だと曖昧だったなずなの典道へ
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

タイトルだけは知ってたけどループものだったんだ。
日本の夏×ループもの×岩井俊二なんて絶対面白いじゃん……と思ったらループ1回しかしなかった。
最後、花火横から見れて良かったねと思った。

スラローム 少女の凍てつく心(2020年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

誰もが認める実績を手に入れて親子関係も修復できてようやく、「コーチから見放されたら」という不安(依存)から解放されたラスト。
あの状況(母とは疎遠かつ新しい環境で周囲から馬鹿にされ、厳しいコーチが自分
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イノセンツ(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

寂しさを抱えた子供の攻撃性が超リアル……
最終決戦の前に強力な仲間が死んだり意思疎通が図れなくなって主人公1人で何とかしないといけなくなるところ、熱いバトルものっぽい。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

-

60年前の映画と思えないくらい映像が綺麗。
監督がジャック・ドゥミの奥さんと知って、確かに鮮やかで温かみのある色使いは共通してるなと思った。

アラーニェの虫籠 リファイン版(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

主人公の行動の暗さと見た目の華やかさがマッチしてないと思ったら、そういうことか……。
黒髪制服少女の背中に蛾の羽が生えてるビジュアルとか、寂れて殺伐とした集合住宅の雰囲気が好みだった。
ただ、事情を知
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

新海誠の作品の中で一番好きかも……
しかし新海誠、「会いたいのに強大な神秘の力に阻まれて会えない」「好きな人か、世界か(好きな人を選ぶと世界が崩壊する)」シチュエーション、好きだな

天気の子(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

少年少女が空を飛んでいるビジュアルしか見たことが無かったので、ファンタジー度高めの話なのかと思っていたら新宿の汚い路地裏、ネカフェ難民、水商売、都会のダークな部分がたくさん出てきて驚いた

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

面白かった……
MRXがイケメンなのはなんか萎えw

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

4.2

2も面白かった……
「なんでもアリ」のどんでん返しじゃなく重要な伏線ほど実は何度も挿入されていて、さりげなさがうまい

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

資産家の悪徳後見人という設定で主演ロザムンド・パイクと聞いて、ゴーン・ガール並に緻密に張り巡らされた罠を期待してしまった……
ゴーン・ガールが密度高すぎて、この映画は物足りなく感じてしまった
マフィア
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

スケールの大きすぎる自然に飲み込まれる絶望感を味わいたい人におすすめ

リプリー(1999年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

金持ちの息子に成り代わるために計画的に殺人する話かと思っていたら、最初の殺人は好きな人から拒絶されてカッとなって……という意外と感情的な理由だった。
その後も場当たり的な殺人が続いて、罪の意識で苦しむ
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空気人形(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

空気を入れることよりも空気を抜くことに興味があった純一が最後空気(血)を抜かれて死んだこと、本人は「まあいいか」と思ってくれそうでまだ救いがあった。
林檎のカバンとかラムネの瓶とか、チープで懐かしい美
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

面白かった。
是枝作品はいつも人間描写がとてもリアルだけど主役の子供に関しては非現実的なほど美しい存在として描かれるような……

幻の光(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

夫の死をゆみ子がどう受け止めているのか、乗り越えているのか乗り越えていないのかも分からないまま新天地での生活描写が続いていく……
見ている側は心の整理が追いついてないぞと思いながら美しい生活描写を眺め
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竹取物語(1987年製作の映画)

3.3

何の前情報もなしに見たらラストびっくりした……『かぐや姫の物語』の仏みたいな使者の方が絶望感あって好きだったな

細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

3.8

障子越しの桜で座敷が淡いピンク色の光で満たされる画を撮るために、役者がクタクタになるほど何度も日を変えてトライした……という冒頭のシーンが見たくて鑑賞。
前情報が無かったらピンク色のライト使っているの
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地下室のヘンな穴(2022年製作の映画)

3.5

10年若返るためには1年8ヶ月犠牲にすればいい訳で、それなら喜んで若返りを選ぶ人が多いのではと思った
(1200回穴をくぐらないといけないが……)
外国のコメディーの中でも日本人の笑いのセンスにかなり
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マンディブル 2人の男と巨大なハエ(2020年製作の映画)

3.8

ドミニクって名前が絶妙だ……。
車を手に入れても金持ちの家に転がり込んでも結局野宿しちゃってるマヌが面白いw
ごまかしトロ、トロナイト……応用が効いて便利だな、トロ。