演者の表現力と監督の想いがストーリーにうまく浸透していた。松林監督がこれから生み出す作品が愉しみです。
ミステリー?ホラー?物語の意図を聞かない限り分からないという不気味さがある。
1を観ていないけれど愉しめた。登場人物それぞれの葛藤がバランスよくストーリーに組み込まれていた。
20年の歳月を経て。色々な想いが溢れてきた。映像、音楽も素晴らしく、時代の進化を感じた。
クスッと笑えて、心が軽くなるストーリー。こういう映画は希少だ。
同世代の演者がこうして揃うのもなかなか観ることができないので新鮮だった。
そこに希望は”在った”のか。韓国映画が描くディストピアは面白い。
今年一番の名作に出逢えた。役所さんが上を見上げて綻んだ瞬間にすべてが”在った”。
最後まで疑問は残ったが、詩的な映画なんだと想い観ていた。難解というよりも、詩。受け手がどう感じるかが大切な気がする。
重いテーマでも耐えうる杉咲花さんの演技力。先ずは世の中にある問題を”知る”。そのことから始めるしかない。
福山さんの歌が映画とリンクしていて佳い。
音楽と映像が好きなテイストだった。3人の女優さんが三者三様、感情表現がとても豊かだった。
黃姵嘉さんが難しい役どころを好演。もどかしさだったり、やるせなさだったりする感情が伝わってきた。
恋愛映画というよりも、哲学的な映画に感じた。独特な表現のセリフは、このキャスティングだからこそ成立しうると感じた。
ラスト、自分には真実が観えていなかったと痛感。分断の中に真実はないんだな、と感じた。
伊礼さんの表現力が圧巻。61分の中に技巧が散りばめられており、あっという間のひと時だった。
分かりやすいストーリーの中に、シニカルさが含まれていた。劇場で観た方がいい作品。
再生かはたまた、正しい自己肯定の旅か。心情の機微が感じられるロードムービー。秋谷さんが数年後、どんな演者になっているのかが愉しみな作品。
コロナ禍の時代背景も映し出された現代を感じる映画。時代の空気感を纏った演者が心に残った。
それぞれの葛藤が表情からも伝わってきた。もがきながらも足先は前へ向いている、そんなポジティブさを感じた。
ドローンで空撮した映像等の映像美を愉しむことができた。
唐田さんと芋生さんの共演がマッチしている。一歩踏み出せなくなってしまうことなんて、突然誰しも起こえることだし、その理由なんて誰一人として同じではない。そんな時、こんな映画がそっと”寄り添って”くれるん>>続きを読む
子役の演技が光る。なんだか、子どもの頃を想い出した。母親に嫌われたくない、というか、親の愛情がただ欲しいだけの幼少期。その頃の人との関係性が大人になっても、深く根付いていることが時としてある。そんなこ>>続きを読む
名作。演者の表情が何かを訴えかけてくる。世間の”常識””当たり前””普通”って、何なのか。それを観る側に問うてくる。
朽ちていく姿ほど、ひとの脳裏に沈澱するのだろうか。男と女の愛おしいほどのどうしようも無さがそこにはあった。