食い詰め浪人が首をくくった朝から始まる貧乏長屋の群像劇。妻の紙風船の内職で食いつないでいる貧乏浪人は父親の縁を辿って仕官しようとするが門前払いで相手にしてもらえない。いろいろあって絶望した妻が無理心中>>続きを読む
語りのうまさに舌を巻く。繰り返しの巧みさ、ゆっくりと後退するカメラの不気味さ、鏡や風呂の小窓の使い方、室内の奥行きの活かし方、どれを取っても素晴らしい。鉄格子越しの下城とオオツキの会話から室内へ切り返>>続きを読む
仰々しい撮影はなんだかなという感じだがふつうによかった。ラストをジュディデンチ力で締めるのはちょっとずるい。『真昼の決闘』は最高なので『真昼の決闘』が出てくるだけで嬉しくなってしまったが、『チキチキバ>>続きを読む
ジョン・ウィックやイコライザー系のやつだが、主人公に一切の倫理とか正義とか復讐の正当性がなく、CIAに心を壊されてしまった快楽殺人者がひたすらロシアンマフィアを惨殺し続ける話。悲しい殺人マシンの主人公>>続きを読む
足の悪い作家エレネのもとに、認知症の元共産党幹部ミランダが転がり込んでくる。足の悪い老人同士会うことの叶わないエレネとアルチルが幻想のタンゴを踊るラストはミンリャン『Hole』を彷彿とさせるが、映像的>>続きを読む
序盤はあまりパッとしないが、ノスフェラトゥが街へ向かいはじめるあたりから面白くなってくる。ムルナウにしては食い足らない感じはある。第4幕のクロスカッティングが緊迫感あってうまい。棺桶で出荷されていくノ>>続きを読む
モスクワ市改造計画プロパガンダ映画だが、楽しいロマコメ。家が動く、カカシが動く、箱が動く、社会主義の科学技術が「奇跡」を起こす。クライマックスはソヴィエト宮殿が燦然と聳え立つが、失われゆくものへの郷愁>>続きを読む
わざわざタイムリミット設定してるのに緊迫感一切ないのはご愛嬌か。
早すぎた埋葬、口から内臓吐く、うじ虫ストーム
透明人間のペニスがコンドームによって可視化されるの発明では。透明化してまなざしを独占した主人公が、妻から「あなたを見せて!」と求められて逃げ出す。じつはプロットもしっかりしている。
最大の魔法は偶然から生まれた燃える雪という筋立ての上手さよ……。『ぼくの伯父さん』と邂逅する映画館シーンの豊かさ。面白いんだけど実はそんなに好きではないかも
ぼちぼちおもろい。そんなに美青年かな……?リンカーンで大統領から車につなぐのウケる。「警察と治安維持法と結婚しますわ」というセリフにドキリとする。
髭の部屋の映画ポスターはThe Rogue Song
ふだんボケのP&Pがツッコミにまわっていて、いつもの黄金パターンが作れないのが痛い。ドゥーフェンシュマーツ博士が一人で頑張っている。
おもしれえ
雀の卵を飲むガキ大将。小学生の行進訓練と教室に爆弾三勇士の額。
クトゥルフ×メタフィクション。保健調査員ジョンが行方不明になった世界的ホラー作家サター・ケーンを追って、ケーンの小説そのままの町にたどり着く。現実と虚構が反転して、ケーンの小説内世界が具現化し、読者た>>続きを読む
話はいまいちどうでもいいけどいくつかすごいダンスある。キレイな放物線を描く唾吐きあってすごい。
Gumball Rallyに大量のスターを導入した結果絶望的にテンポが阻害された上に予算がなくなってカーアクションが消えた、オワリ