ubikさんの映画レビュー・感想・評価

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メモとして

悲情城市(1989年製作の映画)

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大傑作。
胸が苦しくなる。クーリンチェとは双子の映画のように思える。
会話は画面内で完結する。だから、ほとんど切り返しゼロの映画。ローレライ流す時にだけ切り返しっぽいのがあり、トニーレオンのアップにな
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CURE キュア(1997年製作の映画)

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はやく楽になりたい。黒沢のキュア。新作では概念を奪われると気楽になる。それはこの延長。
自分である根拠が、必ず自分以外にあること=疎外。疎外が苦しいひとと苦しくない人がいる。
疎外=表象を受け入れるこ
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家族の灯り(2012年製作の映画)

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ほとんど同じ部屋のフィックスで終わる映画。
イオセリアーニとかオリヴェイラとか、貴族がつくる映画が好きなんだなぁ。

街のあかり(2006年製作の映画)

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まなざしと手

手。女に手を回そうとして除けられ、タバコを巻き、手錠をかけられた手。その手がかろうじて一矢報いるのは富豪の手。女と手を繋ぐのも手。

ニシノユキヒコの恋と冒険(2014年製作の映画)

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素晴らしい!傑作だ。
題名に反してニシノユキヒコノの物語ではない。女たちの話。
ファーストシークエンスだけで素晴らしい、これからしばらく見れるのが嬉しいと思う。
井口奈己的なあの傾斜もでてくる。あの坂
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回路(2000年製作の映画)

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『散歩する侵略者』はほとんど『回路』のリメイクといってもいい。黄色い車での逃避行でたどり着くのは海。
服装が赤くなった人から消えてくだけあって、画面にずっと赤がうつってるのがこわい。
『ダゲレオタイプ
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アンジェリカの微笑み(2010年製作の映画)

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運動しないものが反復されること=死体の写真を撮ること=寝ている姿が鏡に映ること=映画でなくなること=死
実際、小鳥の剥製をつくることを拒否した女主人は死んでいない。
それに、あの図々しい場面が登場する
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メッセージ(2016年製作の映画)

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サピア=ウォーフの強い仮説に基づいて、主人公が全時間的な文法を身につけることで、未来がみえるようになりましたってことにしてる。サピアウォーフの仮説は大学の文学部の授業に出てないと習わないので仕方ないと>>続きを読む

パーソナル・ショッパー(2016年製作の映画)

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クリステンスチュワートの唐突の裸体がいい。服を着るシーンとその後の自慰のシーンが忘れがたく素晴らしい!
扉を開けて入ること=扉の手前にいた自分を喪失すること
shop=a place where th
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海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

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乳首が浮き出た水着がいい。突先。
振り返る時がいい。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

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すごかった〜。邦画ではまちがなく今年ベスト。
ある概念が奪われること=その概念が使えなくなること、という前提で作られてるのが偉大。だから人類は療養できる。それに、その仕組みじゃないと概念を奪うのは無理
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甘い生活(1959年製作の映画)

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汚れたものが無垢な人間の無垢性に触れる場は、かならず水辺でなければならない。そこでは、音もきこえない。
その機会は二回あるが、どちらにも一度見たら忘れられないカットがでてくる。

最後、少女がカメラ目
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何も変えてはならない(2009年製作の映画)

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バキバキに構図がきまってる。こんなにキマった構図はない。5分くらい平気でフィックス。
ちょっとコペンハーゲンのバンドみたいな感じもうける。
最近イギーポップのドキュメンタリーをみて、うーんチャラいな、
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捜索者(1956年製作の映画)

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最高
話も空の青が綺麗なのもパリ、テキサスと似てる

ものを投げること、人を殴ること、人を持ち上げること、馬が駆けること、上から降りること、上から撃たれること

女が男に服を着せてやること=愛の関係が
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ここに幸あり(2006年製作の映画)

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イオセリアーニだいすきだ
映画評論家のドゥーシェがでてくる。

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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高速の入り口みたいなところでソニーが殺されるシーンはアウトレイジに引用されてると思う。
黒塗りの車が連なってる画のよさもアウトレイジに引き継がれてる。アウトレイジもゴッドファーザーも車の映画だなぁ。た
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

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だいたい今年110本目。よかった。横移動がいい。オンリーラバーズレフトアライブには既に俯瞰でベッドをうつすショットがあったけど、いつからはじめたんだろう。

キートンの蒸気船/キートンの船長(1928年製作の映画)

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ギャグのスタントが命がけすぎてこわい。セットと、風がすごい。

台風クラブ(1985年製作の映画)

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ただいまおかえり君(=ピストン運動君)が扉ぶち破って、服を破る。体育館のシーンでの、バスケットゴールの変わりようがいい。

ストレンジャー・ザン・パラダイス(1984年製作の映画)

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ショットがすごいから全く退屈しないんだと思うけど、技巧が目立たないのかなぜすごいのかは分からなかった。
はすみんは映画語のことを、誰にとっても母国語でない言語のことと言っていた。これも映画語でつくられ
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

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山崎さんと関屋さんを思い出したけど、そっちだとブサイクすぎた。

赤ひげ(1965年製作の映画)

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見直した。雨と雪が素晴らしい。干した布団が風にゆれる中でのショットは一度見たら忘れられない。
プライベートライアンのスプラッター描写より、赤ひげの手術シーンのほうが恐ろしい。
精神分析とひげ医者の元祖
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パターソン(2016年製作の映画)

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眼が心地いい。全然なんでもないところで涙が出た。犬を盗まれないようにな、と言われることや、奥さんがモノクロ映画好きで白黒つけるたちなこと、偶然の反復が、あいまいに機能するところが詩的だった。
運命の主
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レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―(2009年製作の映画)

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中村獅童、張り切り軍曹の役ばっかりだね。バカな大軍と賢く戦う話だけど、映画の作りはマヌケな大雑把さ。

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