よかった。多少の演出的混乱というかキレの悪さは感じるけど。山火事のシーンはなんだか言葉にならず泣けるのだが、山火事が綺麗だからではなく。そういう見せ方の粋に泣ける。
煩雑なところが多くてよくわからず。
冒頭で寝姿の金髪にトラックインするのだが、あれは、愛人でいいのかな?その後、浮気はばれていて、朝のコーヒーまでだったら外泊してきてもいいよルールがあることを伝えられ>>続きを読む
ド傑作。
なんか青山真治的というか。土地を演出するいき。
公民権運動のデモがあり、
美容院ショーウィンドウの向こうで、ハックマンと悪徳警官の妻が、通りのデモを眺めながら、なにか話すが観客には聞かせない>>続きを読む
フォードイズムとか、それもさておき、ド傑作。
カミンスキは好みのカメラマンじゃないとおもってたのだが、いいものはいいとしか言いようがなく、カメラワークがいいってこういうことなのかな。
面白い映画にとって必要で、かつ難儀な仕事は登場人物に少なくとも作者くらいの知性を与えておくことだ。バカじゃない、ということへの視点がそのまま映画作家の個性になっちゃうのだ。
うーん。実際の日本社会ではこのような人は内田裕也なのだが。ゆーやさん的なものを排して映画にすること。役所さんのスーパープレー集。