うどんさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

うどん

うどん

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暗黒の旅券(1959年製作の映画)

3.6

3/4@シネマヴェーラ渋谷

新婚ハネムーン中に姿を消した妻を探す葉山良二。

岡田真澄の役を途中から兄のE・H・エリックが代役しているとのことで...全く気が付かなかったです。


ゲイボーイ役の人
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悲愁物語(1977年製作の映画)

4.3

3/4@シネマヴェーラ渋谷

タレント売りされる新進女子プロゴルファーの悲劇?
登場人物のほとんどがどうかしてる。中でも登場時から距離感バグってる江波杏子が強烈。

陰湿な大人達のやり取りの間に挟まれ
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俺に賭けた奴ら(1962年製作の映画)

3.9

3/4@シネマヴェーラ渋谷

ウェルター級タイトルマッチ当日、これまでの経緯を振り返るボクサー・和田浩治。

ボクシング✕裏社会。

ルールもろくに把握せずに臨んだデビュー戦から東洋タイトル挑戦まで。
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俺たちの血が許さない(1964年製作の映画)

4.2

3/4@シネマヴェーラ渋谷

チラシによると先日観た『明日は明日の風が吹く』のリメイク作とのこと。人物設定等だいぶ変わっていて言われなければ気付かなかったと思う。

血気盛んな弟(高橋英樹)を案じるが
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東京マダムと大阪夫人(1953年製作の映画)

4.7

2/26@ラピュタ阿佐ヶ谷

井戸端会議から始まる冒頭から最後までハイテンポで滅茶苦茶面白かった!

53年当時、洗濯機を買うって一大イベントだったんだなー。一方専務の家では冷房完備。

ヒートアップ
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とんかつ大将(1952年製作の映画)

4.2

2/26@ラピュタ阿佐ヶ谷

頼られれば何でも引き受ける長屋の人気者、人呼んで「とんかつ大将」

タイトル通りとんかつ屋の大将の話だと思ってました(笑)

とんかつ大好き・佐野周二の男気、包容力に惚れ
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夜の女たち(1948年製作の映画)

4.5

2/26@ラピュタ阿佐ヶ谷

夫を戦地で、子供を結核で立て続けに亡くした未亡人。

戦後間もなくの作品は幾つか観てきたけど、特にメッセージ性の強い作品と感じた。
何もかもがやりきりれない…

ラストの
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

2/25鑑賞

AKIRAから幕間0分。

ジャズに魅せられ、高め合う若者たち。

心躍る熱い作品だった!
全力をかける何かがあるって素晴らしい。

演奏に身を委ねるこの心地良さ…レイトにぴったり。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

2/25鑑賞

ポスターの彼が金田アキラさんだと思っていた程度の知識でしたがついに観る事が出来ました。

異能力を身に付け暴走していくテツオ少年の悲劇。

次に何が起こるかワクワク…映像の力強さに圧倒
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東京騎士隊(ナイツ)(1961年製作の映画)

3.9

2/25@シネマヴェーラ渋谷

父の急死により土建会社の三代目を継ぐ若社長。

文武両道の高校生・和田浩治。冒頭から各部活にひっぱりだこ。イイなーこの学園ドラマ的爽やかな開幕。

西部劇のような山道で
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暗黒街の美女(1958年製作の映画)

3.7

2/25@シネマヴェーラ渋谷

水島道太郎が地下水道に隠していたダイヤの争奪戦。

奪われそうになったダイヤをとっさに作りかけのマネキンに埋めたり、発想がすごいな〜(笑)

知将と思われた近藤宏がダイ
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散り行く花(1919年製作の映画)

4.1

2/23@新文芸坐(弁士:澤登翠さん)

仏教を広めるために上海からロンドンにやってきた青年が薄倖の少女と出会う。

青年の役名が「Yellow Man」リチャード・バーセルメスが目を必死に細めて演じ
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東への道(1920年製作の映画)

4.0

2/23@新文芸坐(弁士︰片岡一郎さん)

母親の使いで生活費の都合を親戚に頼みに行く娘。

リリアンギッシュの作品を観たのは初めて。表情をコロコロ変える可憐な役者さん。

流氷を渡り歩くシーンが恐ろ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

4.1

2/23鑑賞

新たな戦いの幕開け。

新ヴィラン、サノスとはまた違うベクトルでぶっ飛んだスペックの持ち主であった。
これからの展開も楽しみ!

「可能性」の集合体、一頭身と化したアイツの登場シーンに
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

2/23鑑賞

こんな事が実際にあったのか…『アルジャーノンに花束』を思い出させる。

再発を恐れる中、自分を指標とさせ周りの患者へ心構えをさせると決意するレナードの覚悟に涙。

彼らのような特殊な脳
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.7

2/19@新文芸坐

一見関係のなさそうな複数の人物が繋がっていく群像劇。

トム・クルーズのエロ伝道師ぶりがインパクト大だが悲しい過去を背負っていた。

クライマックスの🐸大量落下シーンが凄まじい!
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十階のモスキート(1983年製作の映画)

4.2

2/19@新文芸坐

うだつの上がらない警察官がプッツンするまで。

冒頭から不穏な音楽(これが時計じかけのオレンジぽくてカッチョいい)をバックにPCを物色する内田裕也。
絶対何かたくらんでるじゃん!
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友よ、静かに瞑れ(1985年製作の映画)

3.7

2/19@新文芸坐

旧友が街開発のゴタゴタで逮捕された報を聞いてはるばる沖縄にやってきた藤竜也。

藤竜也が男として油が乗り切っていてカッコいい。
倍賞美津子と不倫関係にならないかとヒヤヒヤした笑(
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けものの眠り(1960年製作の映画)

4.3

2/18@シネマヴェーラ渋谷

失踪した芦田伸介の行方を追う開幕から新興宗教が絡んできたりと意外な方向に転がっていく話に見入った。

親交を深めていた家族を追い詰めていくことになる長門裕之の葛藤。
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無鉄砲大将(1961年製作の映画)

4.2

2/18@シネマヴェーラ渋谷

正義漢の高校生・和田浩治。無法は許さんと日々街をパトロール。

刃物に銃に拳で挑む無鉄砲アクション。

憧れのお姉さん(芦川いづみ)への恋心故に足を洗いたいやくざ・葉山
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悪魔の街(1956年製作の映画)

3.7

2/18@シネマヴェーラ渋谷

護送中に脱走を図るヤクザの親分菅井一郎。

自分史上最も戦闘力の高い菅井一郎。抜群の射撃能力に接近戦もイケる。

石油コンビナートを大々的に利用したロケーションが圧巻。

東京流れ者(1966年製作の映画)

4.2

2/18@シネマヴェーラ渋谷

東京を追われ、北へ南へ命を狙われ続ける渡哲也。

80分程度で色々詰め込まれていて面白かったー。
アクションもセットのギミックも凝りに凝っている!

2回挟まれるドライ
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バビロン(2021年製作の映画)

3.9

R5.2.12鑑賞

サイレントからトーキーの時代へ。順応する人、取り残される人。

もっと映画史に切り込む話かと思いきやかなりのエログロで驚き。
冒頭の狂った宴から情報量が多すぎて飲み込まれそう。
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モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021年製作の映画)

4.0

R5.2/12鑑賞

自身の口から語られる半生、作曲に対する姿勢。

最晩年までバイタリティ溢れる姿勢に感服。

担当した作品は未見のものも多いけど、これからどんどん出会えるといいな~。

関連人物の
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青春残酷物語(1960年製作の映画)

4.2

R5.2.12(日)鑑賞

当時としては前衛的な作品だったんだろうなー。大胆なシーン繋ぎ、長回し多用。
全編に溢れ出る屈折したエネルギー。作中の二人に感化された若者も多かったのだろうか。

桑野みゆき
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群衆の中の太陽(1959年製作の映画)

3.7

2/11@シネマヴェーラ渋谷

恋にラグビーに青春を謳歌した若者たちが学校を卒業し、社会の荒波に揉まれる。

小林旭、葉山良二、小高雄二、澤本忠雄。男前4人の憧れの対象となる浅丘ルリ子が可憐で眩しい。
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暗黒街最後の日(1962年製作の映画)

4.5

2/11@シネマヴェーラ渋谷

鬼と呼ばれる検事・三國連太郎。担当する事件に関わる旧友・鶴田浩二に足を洗うよう促すが…
真逆の道に進んだ2人のやり取り(遊具に乗りながら)が切ない。

クライマックスの
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太陽を抱け(1960年製作の映画)

3.9

2/11@シネマヴェーラ渋谷

所属していた劇団が解散し、経営難のレコード会社のバンドマンとして雇われる宝田明ら。

華やかで楽しい音楽映画!有島一郎スキーにはたまらない作品。酒の席での話は鵜呑みにし
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三人の顔役(1960年製作の映画)

4.1

2/11@シネマヴェーラ渋谷

愛人、子分を頼りに脱獄してきた長谷川一夫親分に襲いかかる現実。

そりゃないよー、な展開続きでちょっと気の毒になる。

ふてぶてしい川口浩に彼に舐められてる兄貴分菅原謙
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明日は明日の風が吹く(1958年製作の映画)

4.2

2/11@シネマヴェーラ渋谷

やくざの家に生まれた三兄弟。気弱ながら後を継ぐ長男(金子信雄)。血の気が多いリーマン二男(石原裕次郎)。音大生の三男(青山恭二)。

バラバラだった三兄弟が団結して話し
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

2/5@新文芸坐

第二次大戦下を舞台に架空のナチス狩り部隊の活躍を描く。

タラ監督お得意の大胆な歴史改変。「プレミア大作戦」の結末には色々な感情が押し寄せてくる。

某総統は何回映画で殺されている
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.4

2/5@新文芸坐

劇場初鑑賞!

この手法はやっぱ今観ても斬新!時系列通りに観ても良い作品になるんだろうけど、見所の均等化というか…ホント発想の勝利だと思う。

トラボルタの行く末は中盤で明かされる
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恋の應援團長(1952年製作の映画)

4.0

2/4@シネマヴェーラ渋谷

卒業していく伊豆肇から次期応援団長を渋々引き受ける小林桂樹。

井上梅次監督デビュー作!

学友の恋人の引き立て役、ラブレターの代筆と「恋の応援」を引き受ける展開がコミカ
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未成年(1955年製作の映画)

4.5

2/4@シネマヴェーラ渋谷

慎ましく暮らしてきた若者がチンピラとのいざこざをきっかけに裏の世界に誘い込まれる。

なんとやるせない話か。

長門裕之、芦川いづみ。2人が夢を語り、無邪気に駆ける場面に
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青春蛮歌(1959年製作の映画)

4.1

2/4@シネマヴェーラ渋谷

新任教師(長門裕之)が学生たちとの交流を経て学校の方針に疑問を持ち始める。

半ドンの日で教師も学生もプールへ!爽やかな幕開け。

浅丘ルリ子が教師で小沢昭一が高校生だっ
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猿飛佐助(1955年製作の映画)

3.4

2/4@シネマヴェーラ渋谷

横文字が飛び交うフリースタイルな時代劇。

半死状態となり、天国行きか?地獄行きか?裁判にかけられる猿飛佐助。
遙か未来でドラムを叩くフランキー堺を映して、「こんな子孫を
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