花輪和一のエッセイ漫画を原作とした崔洋一監督作品。
刑務所の中の受刑者の様子をコミカルにとらえてて、とてもいい。
「免業日」の映画鑑賞やお正月を楽しみにしていたり、「パンの日」の小倉あんとフルーツ、>>続きを読む
李相日監督が吉田修一の小説「怒り」を映画化。
「悪人」とは違ってかなりサスペンスの要素が強く、最後までドキドキして目が離せない作品でした。
東京、千葉、沖縄の出来事が1つの真相にたどり着く3部構成に>>続きを読む
人種差別も色濃く残っている1960年代の黒人で女性のサクセスストーリー。
旧ソ連との宇宙開発競争に勝利するため、重要な役割に選ばれた3人の黒人女性達。
人種差別を嫌みたっぷりにクローズアップし、小馬>>続きを読む
両親の離婚・再婚に翻弄される少女の視点の物語。
娘に「愛してる」「ずっと一緒よ」といいながらも誰かに娘の世話を押しつける実の両親にイライラが募る。
子役メイジー役のオナタ・アプリールの表情が胸に突き>>続きを読む
理想の彼女を小説に書いたら現実に目の前に現れたというお話。
小説の生き写しのように行動する彼女に、彼の優越感vs.罪悪感の心理戦。
コメディでもありサイコミステリーでもありなファンタジーです。
「5>>続きを読む
ソフィア・コッポラ監督の悲劇の王妃マリー・アントワネットの物語。
キルスティン・ダンスト出演作品史上ダントツでかわいい。衣装・スイーツ・小物・インテリア全部が映像美。
究極のガーリー・ムービーと言わ>>続きを読む
監督・脚本は「さくらん」の脚本も手がけたタナダユキ。
彼女の描く女性像は等身大の女の子にとても近いけれどココロのあり方や行動などとてもカッコイイ♪
中だるみもなく、トントンッとストーリーが展開されと>>続きを読む
今は亡きブラッド・レンフロー主演の名作。
エリックの家の隣に引っ越してきた住人のHIV感染者デクスターとの友情を描いた映画。
ストーリーはシンプルで分かりやすく、先も読みやすい。けど、涙がとまらない>>続きを読む
マジメでクラスでも目立たない少年が友情に芽生える青春映画。
エマ・ワトソンの為の映画なのか彼女の存在が目立ちます。
語るまでもない名作。
この作品を駄作と言う映画ファンはいないと思います。
是枝裕和監督作品で一番好き。
長男の15周忌で実家に集まった面倒くさくて愛おしい家族の風景。
「こんな親戚絶対いるよね」とドはまりする絶妙な配役と懐かしくて美しい風景が素晴らしいです。
タイトル「>>続きを読む
歳を重ねることが楽しみになれるバイブル。
おばあちゃんになっても好きな服を着てオシャレを楽しんで生きたい。
みんなめちゃめちゃかっこいい。
大好きな沖田修一監督作品。
バンドマンが数年ぶりに故郷へ帰り、余命宣告を受けた父の願いを叶えようと奮闘する物語。
矢沢永吉ファンである父(柄本明)の小うるさい熱血っぷりに息子役の松田龍平ワールドでス>>続きを読む
「ELLE」の編集長が突然脳梗塞で倒れ、カラダの自由が効かなくなってしまった実話をジュリアン・シュナーベル監督が映画化。
序盤の脳梗塞で倒れるシーンはあまりにも描写がリアルで深刻な映画かな。と思って>>続きを読む
LGBTの息子を受け止めれず、彼の両親は矯正施設に通わせるが、そこは人格を否定するような施設だったというお話。
後半はバラバラになった家族が、互いを認め合いもう一度家族になっていく流れになっています>>続きを読む
細田守監督作品の中でも1番に好きな作品。
おおかみ男と恋をして結婚し、出産、子育ての日々を送る13年間の物語。
こどもの人生を第一に考え見守る母は優しくて強い。
宮崎あおいさんの声もぴったりでした。>>続きを読む
池井戸潤原作らしい後味すっきり成敗系の物語。
ストーリーは面白かったですが、
セリフは声量や所作がいきすぎですべてに違和感。
野村萬斎さん。サラリーマンには見えません。
スラム街の貧しい青年がラップを通じて人生を一変させるサクセスストーリー。
インドの格差や階級差別の抑圧された社会にラップパフォーマンスで意志を伝え抵抗している姿にやられる。
親の反対や貧困生活の現状>>続きを読む
母親に見捨てられたダウン症とゲイカップルの姿を描いた実話を元にしたドラマ。
マルコを通して2人が恋人から家族へ変化していく姿が秀逸。
愛でいっぱいの物語で感動しました。
多くの受賞も納得です。
なんだかモノ足らない感じ。
殺人事件をもっと細かく丁寧に描写していたら2人の悲しみや前向きになり始める心情が
生き生きとして良かった気がする。
前編と後編の長編なので観るまでに勇気がいりましたが一旦観はじめると2人の行く先に目が離せなくなりました。
スポ根映画だけど友情の物語。
菅田将輝さんの目ヂカラも良かったけれどヤン・イクチュンの演技が>>続きを読む
映画「殺人の追憶」では脚色が上手い監督だと思っていましたが、この映画でポン・ジュノ監督の才能の凄さに気づかされました。
格差社会を皮肉った重たい内容だけれど、ブラックコメディ仕様なので観ている人はさ>>続きを読む
大好きな荻上直子監督作品でヘルシンキにある食堂のお話。
とにかく料理の見せ方が丁寧。
コーヒーの淹れ方、おむすびの結び方、揚げ物の切り方まで、どこを取って観ても食欲が治まらなくなります。
「ガッチ>>続きを読む
ユダヤ人300人の命を救った夫婦の実話を映画化。
ナチス映画はどれを観ても、夢も希望もなく暗く残酷な印象しか持てないのであまり好きじゃないです。
これも最後は幸せになれるのになぜか暗い。
ただジェ>>続きを読む
ジュリアン・シュナーベル監督、
画家ジャン・ミシェル・バスキアの生涯を描いた作品。
きっとバスキアを愛した人らが演じたんだろうな。
とにかく俳優陣が豪華すぎる。
デヴィッドボウイのウォーホールが似す>>続きを読む
ドラッグクイーン3人のロードムービー。
出会いや別れ、愛、友情、踊り、歌なんでも詰め込んだような映画。
彼ら(彼女ら?)独特の下ネタで笑い。
差別や別れで悲しみ。
それでも前をまっすぐ見て
堂々と>>続きを読む
イヴ・サン=ローランの生涯を描いた作品。
ファッション業界への成功と苦悩ではなく
LGBTにフォーカスした物語だった。
ピエール・ニネは文句なしにカッコいい。
ジル・サンダーのデザイナーラフ・シモンズが老舗ディオールのデザイナーに転身、パリコレまでの密着ドキュメンタリー。
メンズファッション出身の彼が初めてレディースを手がけ、悪戦苦闘する姿はキャリアあるな>>続きを読む
砂漠にある「バグダッドカフェ」。
1人の中年女性がそこに訪れ、心がカラカラな人たちを潤していく物語。
彼女は美人なワケでもない小太りのおばちゃんだけど、彼女の人柄でそこにいる人たちが明るく楽しくなる>>続きを読む
沖田修一監督の映画好き。
日々のルーティンワークや極寒の地ならではのタブー行動などは興味深かった。
それを沖田修一ワールドでコミカルに描いているのでゆるーく笑える。
とくに大事件が起こるわけでもない>>続きを読む
三浦しをんの小説「舟を編む」を忠実に実写されています。
石井裕也監督ってすごい。
静かにゆるやかに時の流れを感じて
日常の中の何気ない事で笑いを誘う。
主人公を演じた松田龍平さんも
感情を表現するこ>>続きを読む
ゆっくりとした時間の表現や
突然踊り出したり、叫んだりするところはいかにも岩井俊二作品っぽい。
もの静かで感情表現が苦手な黒木華(七海)と自由奔放で自己表現がハッキリしているCocco(真白)。
正>>続きを読む
ある日突然子どもが不治の病にかかり闘う物語。
徐々に悪化していくロレンツォは目を覆いたくなるほど痛々しく
寝る間も惜しんで病気に立ち向かう母は強く偉大でたくましいです。
「なんとしてでも治す」の信念>>続きを読む
デヴィッド・リンチ監督にしては珍しくゆったりとしたストーリー。
ガンコなおじいちゃんが、遠く離れたお兄さんの元にトラクター(時速8km)で会いに行くロードムービー。
ガンコなゆえ起こるトラブルに笑>>続きを読む
ギレルモ・デル・トロ監督の「パンズラビリンス」が大好きでしたが
この作品もよかった。
ファンタジーだけどメルヘンではなく、
ダークファンタジーだけど美しい。
とにかく架空の生き物の描写が細部までこ>>続きを読む
むちゃくちゃ面白かった。
最初の20分はあまりに漠然と時間が流れるので退屈ですがタイムマシンが現れてからがしょーもなくて笑えます。
エアコンのリモコンを巡って
高校生がタイムマシンの無駄遣い。
伏>>続きを読む