よしださんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

よしだ

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ブレードランナー(1982年製作の映画)

3.9

近未来描写やクールなアクションは胸が高鳴るし、アンドロイドの自我っていうテーマ性も好き。
日本風の描写が多いけど、ハリウッドからすれば日本は異界なんだよな。

マイ・フェア・レディ(1964年製作の映画)

3.5

ピグマリオンコンプレックスなんて言葉が有るけれど、自分好みの女性を作り上げたいという願望って有るよねえ。
大衆向けミュージカルだから無毒化されてるけど、冷静に考えれば気持ち悪い話だな。

イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.9

主人公はキャプテンアメリカとビリーだからアメリカの精神そのものの象徴かな。バイクで自由にアメリカを駆け抜けるけど、ほんとは自由になんて生きられないんだと悟りながら唐突に殺される二人。
アメリカの求めた
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死霊のはらわたIII/キャプテン・スーパーマーケット(1993年製作の映画)

3.4

ポップコーン片手に笑いながら見られるスプラッターコメディ。劇場公開版のラストの方が個人的には好きなんだけどどうでしょう。

トータル・リコール(1990年製作の映画)

4.3

夢と現実が混ざりあったりするようなアクション映画を作るなら、こう作れ!ってくらい良くできた映画。DVDだとラストの全部夢だったオチが無くなってるらしいけど、シュワちゃん主演ならそれでいいよね。シュワち>>続きを読む

ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.2

覗き映画。人の狂気をひたすら覗く。事件自体は単純でよく有るものだけど、幸せを運ぶコマドリも、虫を食べて厳しい生存競争をしているし、美しさの裏には醜さが有り、世界は表面的なものだけでは出来てないよってお>>続きを読む

ムーンウォーカー(1988年製作の映画)

3.3

ファンやレポーターに追われて、おいおい、俺をほっといてくれよっていうお話から、マイケルが子供のためにトランスフォームして大人を殺戮して回るアクションムービーになる。ロボマイケルもカーマイケルもなんかこ>>続きを読む

片腕カンフー対空とぶギロチン(1975年製作の映画)

3.9

強い格闘家を倒すためにあの手この手の卑怯な手段を考え出す主人公に、もはやどっちが悪役なのかと問いただしたくなるけど、骨が折れたような効果音とか、全く無意味な格闘大会の描写とか、ぶつ切りのエンドとか、突>>続きを読む

ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.1

ストーリーやギャグセンスはそれほど好みじゃなかったけれど、スーツにサングラスの決まりすぎってくらい決まったファッションはかっこいいよなあ。

自由の幻想(1974年製作の映画)

4.0

自由自由と言うけれどほんとに自由な世界ってこれだけ無秩序で破綻しててワケわからん世界だよなあ。
けどこのおかしくて無秩序で批判的な世界は自分にとっての癒しでもあったりするのです。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

4.8

何をやっても自分の居場所が無いように感じる孤独感。幽霊なのは自分か世界の方か。

最初に見たのがハイティーン真っ只中だったから凄く胸に来たなあ……

来るはずの無いバスに乗って旅立つんのは、それは自分
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死霊の盆踊り(1965年製作の映画)

1.0

実は3回見たくらいには好きな映画。これほど退屈で意味不明なのにネタ性に溢れた映画も無いよ。
ひたすら裸躍りを見せられる内容はもちろんだけど、細かいシーンでも、明るい中を車が走ってるのに女優がなにも見え
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

4.8

才能が無くても自分の意思へ忠実に生きるエドウッド自体もおかしみと愛しさを感じるけれど、それ以上に一度栄光を浴びながら落ちぶれるベラルゴシが悲しい。けどエドとの交流が、このうらぶれた老人の癒しになってた>>続きを読む

ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

母親、家族、自分を縛り付ける様々なものから解放される物語。
ジョニデもディカプリオも演技がいいんだこれが。
自分はここでしか生きられないという思いはそうではないよと気付かせられる世界に触れないとわから
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

3.8

両親、過去からの呪縛、(特に母親)から愛で解放される物語。
ギルバートグレイプ見てからこれを見たらなんかテーマが似てるなあと思ったけどホドロフスキーが撮るとこんなんなるのね。
ホドロフスキーにしては、
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.0

色んな要素がこれでもかと詰め込まれて、デパートみたいな映画だった。散漫な印象だったけど、監督が映画を始めてみるような若者に興味を持って欲しいって言ってたし、そういう意図としては正しいんだろうなあ。>>続きを読む

卒業(1967年製作の映画)

3.8

敷かれたレールを生きてきて、社会に出る不安を抱えたけど、それでも人妻に流されるまま関係を持って、それゆえに自分の足で歩き出そうにもうまく行かなくなって、自分勝手に生きる選択をするもそんな二人を世間は冷>>続きを読む

ザ・キング・オブ・ファイターズ(2009年製作の映画)

2.0

内容はC級。KOFファンなら原作との余りの乖離っぷりに泣き笑いできる一作。

京と庵が舞を取り合ってる時点でどうすればいいかわからないし、アンディ涙目。

仮想空間とか、そんな設定ゲームには無いじゃん
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

4.5

カーボーイってなんだよ!なっちの翻訳意訳過ぎだろ!

というローカライズの話は置いといて、アメリカンニューシネマの代表作。都会にアメリカンドリームを夢見た若者たちが夢を手に入れられずにそれでも生きてく
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エレファント・マン(1980年製作の映画)

5.0

人間として認めてもらえる場所を作れたフランケンシュタインの怪物のお話。
普通と同じ左手を誇ったり、母親は美しいと語ったりするジョンがなんとも胸に来る。
ジョンほど苦難を持った人はそういないだろうけど、
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

5.0

エルトポ以上に宗教的、精神的な描写が増えてて、より難解でより動物に優しくない映画になっている。
とかくどんでん返しなオチがコントかな?って感じでビックリだけど、エルトポ以降にホドロフスキーがたどり着い
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エル・トポ(1970年製作の映画)

5.0

はじめて見たホドロフスキー映画。

キリスト教的世界観から東洋神秘主義的世界観を持つように転向して……というストーリーの流れはほぼホドロフスキー映画ではお馴染み。これはホドロフスキーが自分のために映画
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アメリカン忍者(1985年製作の映画)

4.0

アメリカンなニンジャ、だからアメリカン忍者。敵からもアメリカンって呼ばれる。お前はアメリカンじゃないんかい。

協調性の無い主人公が実はニンジャ修業を受けていて、スタンドプレーでゲリラを制圧してお転婆
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