米軍兵士という原作ゲームを無視したキャラクター設定でありながら、それを早々に豪快に捨て去る展開には驚かされたものの、それだけ。
アクション的なカタルシスを期待したがそんなダイナミックなものは見られな>>続きを読む
アントマンシリーズ第3作にして、MCUフェーズ5の幕開けであり、新たな『アベンジャーズ』へ続く物語。
この「フェーズ5の幕開け」「新たなアベンジャーズへ続く物語」という要素だけにフォーカスされていて>>続きを読む
ダイジェスト映像とTVラスト2話、そして新シリーズの第1話という、正に「イベント上映」らしい構成だが、このえげつないクオリティでやられるとさすがに打ちのめされる。元々劇場版クオリティのTVシリーズだっ>>続きを読む
物語自体は悪くなかったものの、映像表現が物足りない。
孤城というロケーションの映像での説明が足りておらず、今どこで事が起こっているのかわかりにくいし、クライマックスに上手く繋げ切れていない。
かなり>>続きを読む
DolbyCinemaと合わさることで驚異的な3D体験ができた1本。
ただ物語としては、「言いつけを守らない子どもの暴走によるピンチ」が5.6回も発生するという異常事態。
そして3時間という長尺の中>>続きを読む
よくあるTVアニメのダイジェスト版ではあるが、本作では思い切り良くシンプルな視点でまとめているため、非常にわかりやすい。
各話のサブタイトルが挿入されるのも、どの話のどのポイントをピックアップしたの>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
16年振りの新作。あのキャストたちを全員集めて、懐かしの場所でロケをやってくれる…これだけで感慨深い。
ただ本作…良いポイントがそこしかない。
TVシリーズでも少し話題に上っていた、「離島医療は医師>>続きを読む
劇場版『HEAVEN&EARTH』と2期『EXODUS』の間を描いた作品。戦闘はなく、束の間の平和の日常が描かれる。
綺麗に幕を閉じた『THE BEYOND』の後では本作は蛇足のように感じる。ただそ>>続きを読む
松坂桃李の演技が素晴らしい。彼の存在感だけで2時間半確かに惹きつけられる。横浜流星は彼や広瀬すずと並ぶには役不足ではあるものの、これまでの彼のキャリアの中ではベストアクトかもしれない。
ドラマとして>>続きを読む
アクションやサスペンスのない3時間のドラマは、観客を飽きさせる作品も多いが…コレはすごい。
時間の経過が巧みに利用されているし、カメラの向き方閉鎖的な車の中とそれ以外のシーンの対比、多言語舞台と交差>>続きを読む
作風を継承したリブート作と違い、今作は物語の直接的な続編。
ガラッと変わった雰囲気はそれはそれで面白いし、マッケナ・グレイスはやはり画になる。
しかしながらクライマックスの一連の流れは「満を辞して>>続きを読む
殺伐とした実写版『トイ・ストーリー』に『ホーム・アローン』をの面白さを加えたような趣きがある作品。設定や画の面白さはやはり一定のそれがある。
物語的には終盤もう一盛り上がり欲しかったところ。
このレビューはネタバレを含みます
『ガンニバル』で話題の片山慎三監督作。
不穏なミステリーサスペンスとしての演出は巧みで、佐藤二朗の中々見ないシリアスな好演も光っている。
時系列の入れ替えがあまり上手く活きていなかったのが残念。>>続きを読む
人のいる商店街や走る電車、車両積載車での戦闘などは新鮮味があった。だが予告編以上のものはない。
TVシリーズのラストからは考えられないほど、更に杜撰になったバイス復活ロジック、一般市民を容赦なく巻き>>続きを読む
子供の目線を通して描く残酷なドラマ。
あくまで子供の目線に徹しており、必要以上の説明を省いている。尺が短いのも見やすい。
CGがこれだけ普及してきた中で、こんな新しい表現ができるのかと驚いた。漫画という媒体が、読書中の感覚まで含めたような、完璧かつ超えた表現方法になっておりただただ脱帽。
ストーリー的には2時間にまとめ>>続きを読む
特に突出した何かがあるわけでもなく、特に大きな破綻があるわけでもない…最近意外となかったオーソドックスなアメコミ映画。
ジャレッド・レトの起用も特に活きていないし、ポストクレジットもあまり惹かれなか>>続きを読む
DC映画最新作。とはいえDCのカラーは薄く、「ドウェイン・ジョンソン映画」としての味わいが強い。
程よく見やすい。ピアース・ブロスナンの確かな演技も良い。
役者による魅力以外の、キャラクターの魅力>>続きを読む
良くも悪くもTVシリーズ視聴者に向けたファンムービー。
アクションシーンで盛り上がりに欠ける箇所に気合いを入れていたり、やや力の入れどころはズレていた気がする。
ミステリーとして、ヒューマンドラマとして、どっちつかずだった印象。
土地を舞台にしたという印象はきっちり残ったものの、そこが結末や真相に結びついているようでそこが薄いのは勿体無い。
『バーフバリ』監督最新作。この監督作はやはり“神話”を撮ってしまう。
異次元のようなダイナミックなアクションがえげつない。一歩間違えれば破綻してしまうようなストーリーとシーンの数々だが、それがない。>>続きを読む
尺の割に説明ナレーションが多すぎるとか、今作単体に依らない設定や描写が多すぎるとか、絵が全く動かないとか…気になるポイントはかなりある。
それでもやはり永野護氏のデザインや世界観は秀逸。不満を吹き飛>>続きを読む
ライティングや演出で、爽やかにスタイリッシュにドラマを描いた作品。
ただ…この手法も、設定も、展開も、同監督の『ちはやふる』のソレとほぼほぼ同じ。描き込み、掘り下げが足りないためむしろ劣化コピーになっ>>続きを読む
完結編にふさわしいバトルシーンはお見事。
アラゴルンというドラマ的にもバトル的にも主人公の扱いなのに、「なぜフロドを主人公に据えたのか」が途中までずっと疑問だったが、ラストで納得した。この味付けは好>>続きを読む
90年代アニメの最高峰とも言える緻密な作画と発展途上のCGを盛り込んだややサイケデリックなSFをジャジーに、アダルトにまとめ上げた傑作。
切ないが爽やかなラストの雰囲気に騙されそうになるが、石塚運昇>>続きを読む
さすがの4K上映ということで、画質の素晴らしさは十分。特撮シーンも見応えがあった。
やや似たテイストの回ばかり選ばれた印象を受けたので、もっとバラエティに富んだ構成で観たかった気もする。映画館にかか>>続きを読む
シリーズ第2作。設定語りがほぼほぼ終わっており、物語の視点がある程度限定されるため非常に見やすい。各々のキャラクターたちも魅力が出てきた。
しかし上映時間の長さはやはりいかんともし難い。
『HiGH&LOW』スピンオフと『WORST』コラボ作品第2弾。
山田裕貴に続いて危うく志尊淳までシリーズ卒業になるのかと焦ったが、一皮剥けた川村壱馬や前田公輝が物語を牽引してくれた。華が出ていて良>>続きを読む
『HiGH&LOW』スピンオフと『WORST』コラボ作品。
相変わらず撮影の規模や美術、アクションは凄まじいものの、勢力ごとのアクションに余り違いがなく早々に飽きてしまった。
多すぎるキャラクター>>続きを読む
タナダユキ監督作。
永野芽郁や奈緒の、ビジュアルや彼女らが持つ「華」が終始映画を牽引し飽きさせない。
反面、セリフに頼りすぎな部分が多く、彼女の表情を魅せきれていない。キメとなるカットも切れ味がやや>>続きを読む
HiGH&LOW、完結。
まとめることに終始したため、本筋から外れていたいくつかのキャラクターたちのドラマはほぼ消滅したことはもったいない。
相変わらず気前のいいシーンの数々と1よりパワーアップし>>続きを読む
邦画ではなかなか見る事のできない規模での、セット・人員・アクション・舞台装置などは前作にも増して素晴らしい。
カメラの構図もバッチリ決まっていて、邦画特有の「安っぽさ」がない。これがどれだけ凄いことか>>続きを読む
DolbyCinema 3Dにて鑑賞。
この映像への没入体験は、10年以上経ってもやはり他の3D映画の比じゃない。DolbyCinemaとリマスターの恩恵を受け更に凄まじいことになっている。
シン>>続きを読む
壮大な世界と物語を体験できる作品…のはず。
1作目では、多すぎる割には個性の弱いキャラクターたち、説明が「説明にしかすぎない」面白みのなさ、ドラマの起伏の弱さ、3時間もあるのにダイジェスト感の強い展>>続きを読む
『スパイダーマン』シリーズファン、とりわけ『ノーウェイホーム』ファン向けにシーンやカットが追加された新バージョン。
傑作であることに変わりはないし、ポストクレジットが単なる予告編にすぎなかった劇場版>>続きを読む
スピンオフと銘打たれているものの、実質『1』と『2』の間の物語であり、連続性のあるシリーズとなっている。
キャラクターや勢力の数がぐっと絞られているため非常に見やすい。
また、キーキャラクターである>>続きを読む