urakatayusukeさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

3.8

台風が来る前に。
バタバタしているので、自分の時間のために鑑賞。

主人公がどこか自分と重なる。
父親の葬儀にすんなりと行けない。
やむをえずにヒッチハイクでの658kmは、陽子の生きづらさを表してい
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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

4.3

自分ではチョイスしないけど、訳あって観たけど、おもしろかった。
熱いバトルはいくつになっても、ドキドキする。中学生くらいのときに観ていた、「ビーストウォーズ」のコンボイ、チータス、ライノクッスが出てき
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

5.0

ヨーロッパ企画、脚本・原案;上田誠。
昨年観た「四畳半タイムマシンブルース」がおもしろかったので、
今作の「リバー、流れないでよ」を観てみる。

やっぱりめっちゃおもしろい。
13:56〜13:58あ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

たまには難しいこと考えないで観られる映画を。シンプルに楽しめた。

怪物(2023年製作の映画)

5.0

ひとつの物事、ひとりの人も見方が変われば、全く違っている。
誤解。ひとつの誤解で見え方が大きく変わってくる。
僕が誰かに誤解されるときもあるだろうし、僕が誰かを誤解してるかもしれない。
最近、特にそう
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

4.5

何度観ても胸が熱くなる。
優勝するチームはひとりひとりが一流で、それぞれの役割を果たし、それぞれをリスペクトしている。

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

ちょっと京都まで現実逃避した最後の行き先として、アップリンク京都で鑑賞。
途中で寄った、映画好きのカフェのマスターが勧めてくれた。マスターがいうには、生涯No. 1と言っても過言ではない映画とのことだ
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.7

他の方がレビューで書いているように、初モンゴル映画。
モンゴルの草原のイメージはあっても、都会の街並みを見たのも初めてかもしれない。
ロシアも近いからか文化的なつながりとか、ロシア料理のお店も多いこと
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

ずっと観たかったが、観ようと思ったら、なぜか予定が入ったり、体調がよくなかったりと何度も阻まれた。
今日、やっと観ることができた。夜勤明け、3時間ちゃんと起きていられるか心配だったが、杞憂であった。
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聖地には蜘蛛が巣を張る(2022年製作の映画)

3.8

イランで2000年〜2001年に発生した娼婦連続殺人事件を基にした作品。
この事件を主人公の女性ジャーナリスト、ラミヒが追う。
「街の浄化」のため、娼婦が次々と殺害していく、犯人サイードの物語。

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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.5

世界観はとても好き。
だからこそ、じっくり観たかった気もする。
本郷猛、緑川ルリ、一文字隼人、それぞれの人物や心情の描写が観たかった。

庵野さんがやりたい仮面ライダーであって、「シン・ウルトラマン」
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茶飲友達(2022年製作の映画)

4.6

この映画を観たよ!となかなか人に言いづらいところがある。
高齢者の売春クラブ摘発事件をモチーフに、高齢者の性と孤独を描いた映画だから。
タイトルのような長閑さは微塵もなく、目を背けたくなるような場面が
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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.9

ジャンルがホラーとなっていて、人を食べてしまう衝動を持つ人間が主人公とこと。
ホラーはあまり観ないので、ビビりながらも鑑賞。
やっぱり衝撃的なシーンもあって、思わず力が入ってしまう。
けど、そんなにグ
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アートなんかいらない! Session2 46億年の孤独(2021年製作の映画)

4.0

Sesson2

アートという矛盾。
この世は矛盾の方が多いと思われる。
なのに、原因と結果を求めすぎる。
多くの人がそうなっているのではないか。
(特には自分自身も?)
アートについて、話することが
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アートなんかいらない! Session1 惰性の王国(2021年製作の映画)

4.0

Sesson1


楽しむとか、息抜きとかではなく、真剣に勉強するという気持ちで鑑賞。
個人的に思うのは、僕が誰かにアートについて話しても、「難しいですね」とか「よくわからないですね」と返されたりする
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8


バラバタと忙しかったのと、気持ちが落ち着かなかったので、映画を観なければと思った。
流行りの映画? 時間の都合が合ったから? ということで、
「すずめの戸締り」を鑑賞。
最初、若者向け?なのか、主人
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チョコレートな人々(2022年製作の映画)

4.5

このドキュメンタリー映画を観て、安易に「素晴らしい」とか、「がんばってる」とか、「すごいね」とか、思うことは、どこか他人事としてとらえているのではないか。

障害者が、安い賃金で働いていたということが
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グッドバイ、バッドマガジンズ(2022年製作の映画)

4.0

どんなに忙しくても、寒くても、映画館で映画を観ることは自分にとって必要であり、大切にしたい時間だ。
そんなわけで、今年2本目。

時代の流れに翻弄されるエロ雑誌編集部。
その中で、新卒入社の主人公が「
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終末の探偵(2022年製作の映画)

4.3

2023年映画初め。
何を観るか、去年から決めていた。
「終末の探偵」
誰に勧められた訳ではない、自分のセンス、好きで選んだ映画だ。
今年、まずはこの映画を観たかった。
大阪での公開日、初日。シネリー
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

2022年の映画納め。

映画の中で聴覚障害の方の、不便さとか、ちょっとした配慮のシーンがとても現実的というか。ホテルでの仕事の場面でマスクしてると話してるのか、話してないのかがわからないこと、ジムで
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やまぶき(2022年製作の映画)

4.3

実は、祷キララさんは推しというか、ファンでもある。「サマーフィルムにのって」のブルーハワイ役がよかった。

それもあって、この映画を観たのもある。ただ、推しと映画の感想はまた別である。

山﨑樹一郎監
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『ペルシャン・レッスン』

>主人公、ジル
生きることへの執着。
自分だったら、とっくに死んだ方がマシと思って死んでると思う。
ジルから見るコッホ。嘘のペルシャ語を教えることは生きながらえるための手段
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ある男(2022年製作の映画)

4.4


出演者の演技もお見事でした。
安藤サクラは、里枝を演じてるを通り越して、里枝そのものになってる。
妻夫木聡は表情とか演技がすごく上手くなってて、柄本明は観る側の心に入り込んでくる語り口にざわざわする
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

4.6

「午前十時の映画祭」にて。
恒例の黒澤明監督の映画。
またもや20年ぶりくらいに鑑賞。
城のセットをつくったり、馬に乗って走ったり、大人数の兵隊(エキストラ)すごいことになってる。
映画館で観れてよか
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窓辺にて(2022年製作の映画)

4.5

主人公の人を好きになるということが、わからないというところに共感する。
自分にもそういう感情はないんじゃないかとか。
でも、それが自分の中の普通なのだ。
人間関係が複雑すぎない、ドロドロまではいかない
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四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

5.0

すごく唐突にタイムマシンが現れる!

壊れたクーラーのリモコンをめぐり、タイムマシンを使って昨日にいくドタバタなコメディー。
ホントにおもろしろかった。
観終わっても、ドキドキとワクワクの興奮が収まら
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

【よだかの片想い】

映画の着地点が、なんだかんだあったけど、結局は結ばれました的なところではないところ、
(ちょっと昔のドラマのような)いいなと思う。
これまでの価値観や男に頼らない生き方、両思いや
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.4

2022年9月で閉館となったテアトル梅田にて鑑賞。
特にこの映画が観たかったわけでもなくって、たまたま時間が合ったので観てみることに。
何気ない恋愛映画かと思いきや、どんどんハマっていく感じ。

テル
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ヒート(1995年製作の映画)

5.0

映画好きになるきっかけを与えてくれた映画。
このときの、アル・パチーノがめっちゃかっこいい。

銃撃戦の場面。
(解説で読んだ)マイケル・マン監督のこだわりで、警察官側は人命への被害を最小限に抑えるた
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

主人公のエリオティモシー・シャラメが彫刻の「ダヴィデ像」みたいに思う。
エリオのお父さんが考古学者だったりオープニングでも西洋彫刻の写真があったりしたので。

西洋絵画にもギリシャ神話の中にも男性同士
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えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋(2019年製作の映画)

5.0

遠藤さんは年齢とともに障害がすすみ、発話が難しくなっていた。
介助者は遠藤さんの上唇に手を添えて、その言葉を聞き取る。
映画が進むにつれて、こちらも少しは聞き取りに慣れてくる。
改めて、介護の仕事で聞
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えんとこ(1999年製作の映画)

5.0

いまの介護の仕事をするまえに観たときは、障害があっても誰かの助けを受けて生きている人という感想だった。
脳性マヒという言葉も初めて聞いたと思う。
いま、介護・福祉の仕事に就いて、ひとりの介助者の立場か
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恋する惑星 4Kレストア版(1994年製作の映画)

4.6

映画を好きになり始めたくらい、中学生ぐらいか、20数年ぶりに鑑賞。
4Kリマスター版。
いま風に軽く言うならば、エモいということなのか。
とても新鮮な気持ちで観れた。

ブラック・レイン(1989年製作の映画)

5.0

いままで観てきた映画のベスト10はと聞かれたら、常に「ブラック・レイン」は入っている。
とてもひと言じゃ語れない、大好きな映画。

いろとりどりの親子(2018年製作の映画)

4.5

なぜ人間にはさまざまな人がいるのだろうか。
もしも神がいるのなら、と宗教的な、哲学的なことまで思ってしまう。
さまざまな人がいるのに、それを受け入れられない社会があるのはなぜだろうかと考える。
普通で
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