繊細で丁寧につくられた物語。
オーナーと若いベルボーイの友人であり、師弟関係が素晴らしい。
映画としてあるべきドキドキ感、満足感がある。
画面の構図、カメラワークが素晴らしい安定感。
ブライトさんの息子、ハサウェイがテロリスト?になってしまった。
大人になって彼なりの理想はあるのかもしれないが、「逆襲のシャア」のときとあまり変わっていないように思う。
観ている側からするともどかしい>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
映画はいつも前情報なしで観るので、もっと観やすくて楽しい映画と思ったら、とんでもなかった。
一言で言い表すことは難しいが一言目で言うとなれば、観ていて、息苦しくなるように感じた。
それは自分もはみ出す>>続きを読む
ウォン・カーウァイらしい照明の使い方、演出はニューヨーク、アメリカで撮影しても健在。
ストーリーはあるような、ないような。
主人公のエリザベス、カジノで出会ったリスリーとの関係、別れ方が粋でよい。
シリーズなので、最後まで観ないと気が済まない。
草刈正雄の役どころがよい。
最後、金田一がふらりと去って行くのもいいけど、どこか寂しい気持ちになった。
思春期ゆえの危うさ。
もういい歳なので、この駆け落ち?家出事件を大人目線で見てしまう。
でも主人公2人の問題行動の原因を見るとわからないでもない。また集団からはみ出してしまう気持ちはよくわかるような気>>続きを読む
市川崑監督、金田一耕助シリーズ。
やっと第4弾。
仲代達矢さんのあまり表情の変わらない演技がよかったと思う。
ファーストガンダム43話の中で、いわゆる「なんだこれ?」とされていた話。
最初なぜこの話を映画化?と言われていたが、最後までとてもおもしろく観れた。
ホワイトベースのクルーたちの若かりし頃の様子がまた>>続きを読む
赤ちゃんを捨てる母親、捨てられた赤ちゃんを売るブローカー、
それぞれの事情と、赤ちゃんに幸せになってほしいという想いを乗せる旅。
子どものときから親しんだ、ドラゴンボール。大人(おじさん)になっても、新作が出れば映画館まで観に行ってしまう。
ただ昔と違ってCGも多用されていて、とても迫力がある。お話もハリウッド映画のような感じ>>続きを読む
もちろんフィクションとわかっていながら、ドキュメンタリーのようなリアルさがなんとも言えない。
近い将来、本当にこんな制度ができてしまうのではと思ってしまう。
細かいところがよくできていて、市役所での職>>続きを読む
最初から最後まで、すべてのシーン、カットがとてもセンスがある。
というか、ひとつずつが絵画のような、写真のような。
物語も、演劇のような、小説のような。
いろんな芸術のいいところをぎゅっと集めたような>>続きを読む
良くも悪くも。
80年代のハリウッド映画。
アメリカの愛国心。
遠回しの敵国。
見方を変えれば、プロパガンダのように思えてしまう。
それもあって、戦争映画は苦手だ。
(「トップガン」はそこまで戦争映画>>続きを読む
休日にゆっくり観れる映画と思いきや・・・。
人形が心を持って恋をするだけじゃなくて。
とても生々し過ぎる。
欲望。性欲だけじゃなくて、空っぽの心を埋めるための行動。
その危うさを描いている。
心っ>>続きを読む
昨年からとても楽しみにしていたが、期待以上に素晴らしい、とてもおもしろい映画だった。
ゼットンの「トゥルルルル・・・ゼットーーン」の鳴き声にドキドキとザワザワが入り混じるような感じがたまらない。
子>>続きを読む
アカデミー賞の作品を受賞した理由がわかったように思う。やはり家族の話、自分のすべてかけた若者の青春、それを応援する気持ち、どんな世代にも普遍的なテーマなのだろう。
主演女優のエミリア・ジョーンズが素晴>>続きを読む
GW、やっと少し落ち着いて映画館で映画を観れた。
イギリスの「三丁目の夕日」みたいな街の物語。
家族、親戚、近所の友達、それぞれ人していいところもあれば、アカンところもあって、それがとても魅力的だった>>続きを読む
GWは仕事6連戦。
やっとの休日にゆっくり観れた。
やっぱり蒼井優は天才だと思う。
クライマックスでのダンスは素晴らしい。
下手でも失敗しても、何を言われても、最後までやり通した人が成功するのだろう。
2カ月ぶりに映画館で映画を観れた。
映画が好きだが、映画館という空間も好きなのだ。
ずっと観たくてやっと観れた。
完全な勧善懲悪ではない、人間らしさ、過ちや矛盾を抱えて生きる姿がよいと思う。
生まれ変わり続けるモスラがとても神秘的である。
これこそ、怪獣映画というものだ。
ちょっとしたツッコミどころ(特にインファント島)もあってよい。
大怪獣の処理方法をどうするかの上にいろいろとてんこ盛りに乗せすぎたような気がする。大事な最後がちょっと強引な気もする。
もう少し整理したら面白い世界観(少なくとも僕が好きな感じ)になると思う。
観て>>続きを読む
1969年のニューヨークのハーレムで行われた夏の音楽フェス。
以前に観た「アメイジング・グレイス アレサ・フランクリン」もそうだった。
黒人にとって、音楽はただ聴くだけのものではなくて、生きることその>>続きを読む
宇宙世紀のガンダムシリーズで、一番強く戦争とは何かというのをアムロとシャアのセリフから描いているように思えた。
人気の高い二人の最期を見とどける名作とされているのがわかった。
ガンダムシリーズでは未成>>続きを読む
ここまで来たら、3も観なくては。
ネオがどうなるか、最後まで見届けた。
2022年、映画初めとして。
・3話それぞれに主人公の孤独を感じた。
・演技が不自然ではあるけど、日常の風景というか、いわゆる普通の人々。その話。それがいい。
・セガワ先生の言った、社会の基準に自>>続きを読む
2021年の映画納めとして。
観た人から聞いた、最後に号泣したというのがわかりまりした。
大晦日に、めでたい映画を観れてよかった。
最近、公開された新作映画を観たいので、その予習として。公開された1999年、中学生の自分には観たけど全く意味がわからなかったことだけは覚えている。
それ以来、自分の中ではわけわからん映画枠として封印し>>続きを読む
今年の午前十時の映画祭で観たかった作品。
1961年の制作なので、やはり古さを感じる。昔の怪獣映画によくあるツッコミどころ、チープな表現もでてくる。
でも、現代のようなCGではない、手づくりのジオラマ>>続きを読む
レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の傑作といわれる幻の名画「サルヴァドール・ムンディ」を巡るドキュメンタリー映画。
以前に観た「レンブラントは誰の手に」のような、またはそれ以上に、世界中を巻き込んだスリリ>>続きを読む
本作の高橋一郎監督には、大学時代にお世話になった。
卒業後も、一度だけ記録映像を撮るときに相談させていただいた。
なので監督ではなく、先生と呼びたい。
先生は本作の完成後、シアターセブンで開催されたシ>>続きを読む
確か2020年5月に公開予定が、コロナの影響で2021年10月公開に。
ずっと観たかった映画が観れてよかった。
やや話の展開が早すぎて、着いていくのが大変だった。
土方歳三演ずる岡田准一の殺陣が素晴ら>>続きを読む
滋賀県甲賀市にある、障害者介護事業所「やまなみ工房」に通うアーティストたちの作品制作の様子に迫るドキュメンタリー映画。僕自身が研究したいテーマでもある「アール・ブリュット(アウトサイダー・アート)」と>>続きを読む
自分がやったこと、やっていることが、誰かが嫌な思いをさせるかもしれない。
またはその逆も然り。でも、それにはそれぞれの事情がある。
事情がわかれば、理解や納得するかもしれない。
結局はおたがいさまなの>>続きを読む
前半は説明が多くて退屈だったが、後半やっと世界観が馴染んできて、おもしろかった。ハイテクな機器が出てきたり、中世ヨーロッパ的な文化だったりするけど、世界観は好きである。
後編が再来年に公開とのことなの>>続きを読む