USAさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

ピンポン(2002年製作の映画)

4.0

これを観てサッカー好きですら卓球を始めてしまうような魅惑の作品。

君の名は。(2016年製作の映画)

4.5

4回見たけど、やっぱり作り方がうまいと思う。お互いの名前を思い出せなくなってしまうシーンは、誰でも経験する大切なことを思い出せなくなる恐怖や遣る瀬の無さに似ている気もする。歌も最高。人に非日常的な感動>>続きを読む

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

3.5

「お前は悪くない。いやわかっていない。お前は悪くない。」ってセリフが一番好きです。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

前半と後半でテイストがガラッと変わる仕掛けが面白い!憧れが一人歩きしていき、本当の自分が喰われかける。誰にでもありうる精神的葛藤をより分かりやすく具象化した感じ。

キサラギ(2007年製作の映画)

3.7

一室を舞台に巻き起こるコメディ&サスペンス(?)。伏線の絡み合い方が絶妙。最後の如月ミキのライブ映像じわじわくる。

セトウツミ(2016年製作の映画)

3.5

会話するだけの青春。会話というか軽いコント。シュールだけと次第にハマってくる。学生映画の参考になりそう。節のある選手権笑。シナジー効果、ライス笑。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.7

刑務所の中の温かいドラマ。主人公が天才かつ強か。最後の海のシーンが最高。モーガンフリーマン大好き。名作中の名作。

ポンチョに夜明けの風はらませて(2017年製作の映画)

3.0

染谷将太が主題歌を熱唱するシーンはせつないが演技には熱がこもってて好き。観客が期待するような展開を悉く裏切ってくるのは逆に味がある。染谷将太のラストシーンの侘しさ。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

4次元とか5次元とかわけわからんけどのめり込んでしまった。裏切りやら私情やら極限状態の中でリアルな人間像を浮き彫りにしている。いろいろ壮大。

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.5

制作された時期は少し古いのにこのクオリティのSFが作れるのはすごい。機械に感情を与えるのに人権は与えないのはとても残酷。

スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

3.0

自分が善で自分がまとも、そんな独りよがりから抜け出せたら大人への第一歩。

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

3.5

起承転結がきれい。カリスマ性や見た目にやられて善悪のつかなくなる世間を皮肉っているシーンもある。

3月のライオン 前編(2017年製作の映画)

3.0

静かだが熱いものを秘めた登場人物たち。二階堂を演じていたのが染谷将太だとわかるエンドロールの衝撃。

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.6

笑い、愛、友情、戦争、全てが詰まっていて全てがうまく描かれている。運命は風に流されるようなものであると同時に定まったもの。理解できるようなできないような深さを映像で表現している。人生はチョコレート箱の>>続きを読む

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.9

アニメでは違和感しかなかったところが設定が小学生であることですべて腑に落ちた感じ。小学生の夏休み、小学生らしい意地の張り方、親の都合に家出してでも逆らいたいあの感じ、忘れてしまいそうな感覚を思い出させ>>続きを読む

ストレイヤーズ・クロニクル(2015年製作の映画)

2.5

超能力の話だけど設定がちゃんとしてた。メッセージが直球すぎるというかなんというか…。あとももう少しの捻りを期待してしまった。

スティング(1973年製作の映画)

3.9

音楽が楽しい。ちょこちょこ捻りがあって飽きない。詐欺師が集まることで可能になる大規模な詐欺は新鮮かつ斬新!

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

2.5

力強い女性とアフリカの風景。
平坦なわりに長かった…

怒り(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

一つのミステリーを3人の視点から見ていくという発想がまず面白い。音楽の盛り上げ方、叫ぶ演技は最高。終始集中して見れる。けど何に対しての「怒」だったのか少しモヤモヤした。

愚行録(2017年製作の映画)

3.0

証言者各々の愚行が絶妙に描かれている。気づかないうちに犯している愚行を客観的に見ていると自分も同じではないか?と恐ろしくなってしまう。終始不気味な雰囲気。ラストは期待ほどの衝撃は受けない。

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

「人生の価値はもっとも親しいもの同士で評価し合うのがよい」という考えに共感。自己満足な人生は虚しさが残る。かといって赤の他人の評価はあてにならない。
余命が告げられ自分の自由を選択したカーターが最後は
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

4人全員が生涯の親友とはならないところに子供の話ながらリアリティを感じた。12歳のころにできた友が最高の親友というのがなぜか心に染みる。とりあえずクリスいい奴スギィ!

悲情城市(1989年製作の映画)

3.0

社会のうねりに呑まれていく様子がひたすらにやるせない。大きな流れに翻弄される人々をずっと客観的に見ているような感覚だった。聴覚障害の主人公の演技は素晴らしかった。

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

カメラワーク、照明は言うまでもなくすごい。しかし何よりうまいと思ったのは題名。「少年殺人事件」という題名は最初に殺人事件が起きることを予想させる。しかしなかなか起きない。そうしていつ起きるのかドキドキ>>続きを読む

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

分解することで問題を突き止める、これは個人的に見習いたい方法。それはさて置き、この映画は人間の複雑な心をうまく表現していると思う。自分が妻を愛していたのかがわからなくなり苦しむ主人公は様々なものを分解>>続きを読む

最強のふたり(2011年製作の映画)

3.5

ドリスには礼儀など備わっていない。だからこそ自由、そして純粋。ドリスがオペラで爆笑するシーンは最高。オペラを観て文化人を気取ることが突如恥ずかしくなるようなシーン笑。ドリスが踊るシーンもカッケェ。