未々さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

親密さ(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今日で似たような構成のを2本続けて観たという感じ
すごく長い 時間や経験を共有している
この長さは考える時間を与えてくれているのだと思う 自己の内省もできてしまう

言葉は想像力を運ぶ電車、乗り物だっ
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何食わぬ顔(2003年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

メタ
荒さ良い タバコの火が滲むのが美しい
電車で辞書読み上げるシーンも良い

机外した瞬間に本音で話す

濱口監督は後ろ明るくて人物が暗くシルエットになるカットが好きだね 

顔をバンバン映していく
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ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

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好きな作家さんの好きな映画
前半が楽しかった 後はよくわからなくて…

冒頭のベーコンの絵で心掴まれた
甘ったるい色調というかまどろみというか
アパートの絵画的な感じ

ピンク色っぽい血

音楽凄くい
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空中庭園(2005年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

顔が細切れにズレてるキャプチャを見て気になって視聴 カフェのシーンのところ

『青い春』の監督で期待してたけど消化不良かもしれない
わざとらしさ

逮捕のカップルは何だったんだ

風景の絵かと思えばラ
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乱れる(1964年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

浮雲観ようと思ったけどまずこちら
そっかーという感じだったけど、技法の解説等読んですごい映画だと思い直しました だんだん人が減っていくストーリー、電車のシーン等

地元に大きなデパートができたときに潰
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ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストでテロを美しく描いてもなあってなってしまった

幻覚というか、信頼できない語り手ってこういうこと? 主観バリバリ そこがとても面白い 解説見ます

暴力の正当性を見た気がする
闘うのって楽しいん
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心中天網島(1969年製作の映画)

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今日までの配信でびっくりした ATGの雰囲気が好き

黒子がいる演出がシュール
セットがわざわざ見える感じも演劇ぽいなと 天井桟敷も関わってるからなのかな
静止のカット

女が優しい

岩下志麻の黒目
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月光の囁き(1999年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『害虫』が好きなので観ました
『惡の華』はもちろん頭をよぎった

フェチが全て 
なんだかんだ互いに応えていて歪な愛
フロイトの本だいぶ前に読んだのでその内容も思い出しながら…

転落の繰り返し気にな
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MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画は効率を求める人間のためのものではないんだなと

静寂 流れる時間の共有

考古学
草むらに横たわるときの死の体験

本当はこの映画のこと分かってないんだけど、他のスタッフが監督と同じ視座でこれを
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顔のない眼(1959年製作の映画)

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関連に『他人の顔』が出てくるのも分かる

実験の動物と同じなんだよね

術後の顔が嘘みたいに綺麗だった 
表情のせいかな

音楽がキャッチー

東風(1969年製作の映画)

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おしゃれで軽やかだ、と思いながら
草に寝転がる姿、顔のペイント、鏡に映る顔

それにしてもこの痛烈なメッセージ
時代が映画の様式をそうさせているのか
東風って社会主義のことか
先日観たドリーマーズで毛
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THE DEPTHS(2010年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

観終わった後の満足感
素晴らしい脚本 評価関係なく…
自分も写真撮ったりしたことあったのでかなり考えながら観た

"ちゃんと見る"ということ
ハッピーアワーに通じるな

鏡での反射
窓に映った姿
マジ
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恋のエチュード(1971年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

トリュフォーだから観たけど、自分ラブストーリーあんまり得意じゃないかもしれない ほんとお互いどこが好きなんだろう、なんかよく分からない

前半は可愛くてドキドキしたけど集中切れちゃった

真っ青な壁 
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カノン(1998年製作の映画)

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続編だったのか

社会の全てに不満を持ちながらも結局愛どうこうって、自分は幸せだから分からない
法と金持ち

回想での首元を撃つときのリアルさすごい

ギャスパー・ノエとルシール・アザリロヴィックの夫
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イメージの本(2018年製作の映画)

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さすがに難しすぎるって泣
そう思うのは私に世界の理不尽さに対する怒りや危機感がないから?

挑戦状というか人生の宿題みたいな
この映画が語ることの意味が分かったとき自分はすごくレベルが高くなっている
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ドリーマーズ(2003年製作の映画)

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時代背景のことを知らないからちゃんと理解できていない 1968年か
社会のことを自分ごとのように考える感覚が恥ずかしながらまだ分からない
だから映画を観ることが社会の遮断みたいな言及に共感する
(社会
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永遠と一日(1998年製作の映画)

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とりあえず観たけど面白いと思えなかった
面白く観たい

ミニー・ゲッツの秘密(2015年製作の映画)

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アニメーションかわいいね

ミニーの目かわい、妹のブランド七三にメガネ可愛い、イケてる友達も可愛い

部屋も可愛くて、壁紙も可愛いですね
漫画家志望ってのも

フレアボトムもかわい

私の方が上よ ク
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冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

台湾のこの夏の感じたまらない!
部屋も街並みも好き
ホウ・シャオエンは観づらいイメージあったけど観やすい

大人って思っているより完全じゃないんだというのを子供目線から描いている気がしなくもない
車内
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霧の中の風景(1988年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

美しい映画として紹介されていたような
初テオ・アンゲロプロス

試練ばかり課してあまり救いがない
でもそれゆえに美しい 風景も相まって

私生児ならほんとの姉弟じゃないんじゃないか?とは思わなくもない
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ピアノチューナー・オブ・アースクエイク(2005年製作の映画)

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それはそれは美しい画面なのに話がよく分からなくて退屈してしまいました
水、異世界、変な機械、人形

ブラザーズ・クエイ好き、写真撮ってもらいたい
光で溢れてぼやける輪郭

エンジェリック・カンヴァセーション(1985年製作の映画)

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美しい映画として挙げられていたので鑑賞
でもやっぱりデレク・ジャーマンって楽しめないし退屈かも しかし興味深くはある

年代不詳な感じがある タイムレスな感覚
いつなんだ、どこなんだ…という気持ちにも
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白い婚礼(1989年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

好きな作家さんが好きな映画
ロリータだ!

こんなに聡明で醒めててかわいい女の子がいたらそれは気になって仕方なくなるだろうね
挑発的に微笑むマチルド
不安定な親って想像しただけで嫌だな
頼れる大人を慕
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非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎(2004年製作の映画)

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こんなのが一種の理想

自分の中に国を築いて人物を住まわせていても良いんだと思う
それにしてもヴィヴィアン・ガールズは可愛いよな~ドラゴンたちも可愛い
ダーガーの使う黄色が好き

子供でいたい それを
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ミネハハ 秘密の森の少女たち(2005年製作の映画)

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かなり分かりやすくなってる
それ故にホラー、スリラーの側面が強くなっている気がするけど

血が滲むバレエシューズ
制服、ティアラかわいい
腰のリボンが学年なのかな

こういうの見ると澁澤龍彦ちゃんと読
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セリーヌとジュリーは舟でゆく(1974年製作の映画)

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こういう感性になりたい
肩肘張らないおしゃれさと構成の奔放さ
全て遊びなんだよね
意味の分からなさは自由さ

セリーヌの無造作な髪
広い二重幅に塗った紫のシャドウ
大きなハット
60年代ぽかったりヒッ
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天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

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中盤から結構眠かった、のでかなり理解が浅いかもしれない

なんとなくファンタジー
憑依をする、他人のフリをして会話するのは『偶然と想像』でもあったなあと

設定や人物の情緒ばかり追いがちだけど、構造や
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永遠に君を愛す(2009年製作の映画)

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家族を巻き込んでの付き合いがずっと続くんだって思うと本当に嫌になるし、建前ばかりになっていくんだろうなと思います 
結局制度だし、式だって形だけのものにだってなり得るし
好きとか情ってそんなシンプルな
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トムボーイ(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

男の子のフリして嘘をついていたの?という台詞が、嘘もついてないしそんなに怒られるようなことなの?と思ってしまって一番つらかった

騙したから罰されて当然という態度、そもそも騙してないし 自分のありたい
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それから(2017年製作の映画)

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ホン・サンスを観ようという気持ちで
モノクロが美しいです

時系列が飛んでる?そんなことない?

社長が都合良すぎるけどいまいち気持ちは乗り切れなかった アルム可哀想

韓国にもミニストップあるんだと
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ターシャ・テューダー 静かな水の物語(2017年製作の映画)

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rurumu:のイメージソースとのことで
こうありたい

何かをやりたいと思ったらまず始めなさい
思う通りに生きてきたの
ずっと天国で暮らしているようよ
忍耐のあとに得るものは絶対にその価値があるのよ
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

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衣装等も美しかった
森の中の白い服、緑っぽいターコイズ?の首飾りも好き

女は絵画か象牙の箱のようなもの

しかし悪い癖で誰が誰か分からなくなったので話もあまり分からなかった、これではいけない あらす
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落穂拾い(2000年製作の映画)

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別に今観なくても良かったかなとは思うけど、ながら見
落穂拾いってそういう意味だったのか

元レンガ積みのおじいさん?の作った人形などが組み込まれたタワーが良かった

ゴミからできたチューリップもかなり
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

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ハマスホイの絵画そのものという印象を受けたけど、この映画が影響を受けている側なのか

ウミガメのスープ、鳥の頭のパイ、キャビア、干されたカレイみたいな魚

白い髪も薄いグレーの瞳も皺も美しい

味のな
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Love Letter(1995年製作の映画)

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同じ顔の役者、同じ名前の同級生、身近な人の死という同じ体験

岩井俊二監督の画面は光の粒みたいなものが見えてそこが好き
青春のみずみずしさと雪景色

藤井樹のお母さんとアルバムを見ている和室も好き
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