ラジオは目を奪わないので、日常生活に溶けやすい。音楽そのものと似ている。戦闘という日常風景の中には、武器を持った人たちの笑みがある。その笑みは本当に戦闘の真っ只中と思えないくらい、憎悪が感じられないと>>続きを読む
原作は1865年、映画公開は1902年で、初の人類月面着陸は1969年ということを思うと、当時の人々はどんな気持ちでこの映画を見たんだろうな。どういう人が見たのかもよく知らないけれど。
1912年に「>>続きを読む
ロケット(大砲)が月の目に刺さる絵が面白いなと思った。
最初本編を見たとき、不思議な色合いだなと思った。素晴らしき映画魔術の方を見て、本編が色のない世界に着彩する力技カラー映画というのは驚いた。
ミラ>>続きを読む
北朝鮮工作員が任務のために家族に扮する話。
しょうもない喧嘩ばかり繰り返す隣家と、家の中では雰囲気がはりつめる工作員たちの家族のギャップ。
ギャップって設定だけでコメディになるんだなと思いながら見てた>>続きを読む
森見登美彦「四畳半タイムマシンブルース」の原案になったこの映画。8/11にいざ読了してから映画を見ました。
シナリオとキャラクターが合わさってストーリーになるんだな〜というのを思いながら見てました。だ>>続きを読む
父!父よ…
緊張感があるシーンが続くので左肩を痛めました。
グレースのキャラクターが良くも悪くも「かわいい」という感じで、私は好きです。
パックはアホですけれど人を焚きつけるスピーチが上手いなと思った>>続きを読む
ホラーエンタメ。事実を覆い隠すために妖怪や怪奇現象が現れたのなら、ホラー映画って説教くさいのかもしれない。
妻夫木演じる主人公の、無邪気な盲目さって怖いなと思った。あと黒木華の自信なさげな笑顔も。
あ>>続きを読む
このアイコンにしてるだけあって見なきゃと思ってました。相変わらず戦闘シーンが良いよな〜。
これだけの勢いが勢いのままアニメーションになっているのは見ていてドキドキするよね。カートゥーンアニメという感じ>>続きを読む
他人を思う時にそれが自己犠牲ではなく、単純に人が人を思う時のしんどさ。どうしてそれだけのことが、それだけシンプルなことが上手くいかないんだろうと悲しくなった。攻撃しなくちゃ守れないのか。汚いものは見て>>続きを読む
映画館で見ると音楽と背景の色の深さに圧倒される。何度も見て、ストーリーもセリフも覚えているのに追体験にならない。
アシタカがエボシのやっていることを知ったあと、たたら場で女達にこの暮らしは辛いかと聞く>>続きを読む
ラストのロッコのシーンで、かなり印象変わったな。
冒頭の人が入れ替わり立ち替わり金を受け渡していく展開と音楽がめちゃくちゃ格好良かったので見返した。
アマプラは字幕がずれてたり飛んでたりしてますがそん>>続きを読む
建築家へのラブレターというのがしっくりくるほど、すべての線が背景でもただの枠でもなく、建物として写っているのがとてもよかった。カットも、映像も、めちゃくちゃ好きでした。そういう映像に合うストーリーだっ>>続きを読む
視界の先がない視点。前半で主人公が同僚の婚約者に迫るシーンの雰囲気がゾッとした。見られてはいけない、誰も見てはいない、けれど全員が見ている。
「盲人は光に曝されて、健常者は影に隠れる」というシーンが印>>続きを読む
ラストのシーンが印象的「何も分からない、それは分かる」という台詞も。
とらえどころがないなとぼんやり見ていたけれど、目が離せなくなって、最後まで見続けた。
目がないミミズは光を知らない。存在すら気づけない。けれど進化の過程で目が見えるようになった人間には、光は認知できる。それはどこにでもあふれているものとして。ミミズにいとっての光のように、人にとっての神>>続きを読む
映画を見ながら、映画館の椅子に座って映画を見ている自分に笑いそうになった。
この展開で映像つくろうと思ったのすごいな〜と思った。
映画を思い出すとき、やっぱり絵としてのシーンを思い出すことが多く、それ>>続きを読む
川の中洲でとうもろこしを育てる老人と孫の話。繰り返されることにおける人と自然の時間的なスケールの差とか、兵士と農民の対比とかを思いながら見た。水が流れている音や木材がぶつかる音、土を踏む音、鳥の声、時>>続きを読む
PTSD治療のためのフィクション。アバターに自分を投影して、過去というシナリオを書き換えていく。問題に向き合う手段としてのフィクション。妄想であったとしても物語は生きていくことを助けてくれるんだなと思>>続きを読む
死に意味を、それはその人生そのものに意味を、与えること?
自爆テロ以外の手段を探そうとする主人公、殉職者の表明ビデオが道端で安く売られていることを知ってなお、どんどんと突き進んでいく様は自暴自棄のよう>>続きを読む
星も人の骨も同じカルシウムから出てきているのに
遠い夜空に見える過去の光を追い求めることと、広大な砂漠の中で遺族の骨の欠片を探し続けるということ
ライン照明、タッチパネルのガラス天板、コンクリート打ち放しの壁、木製家具、モルタル風仕上げ、AI家電という感じ、AI技術発達して箱そのものって変わるのかなって気になった。内装業者がやるんですかね。
ス>>続きを読む
原体験は鎖である、過去を自分の思うように編集することで記憶から解放される、というようなセリフが印象的だった。未来からきた監督が、かつての母と食事をするシーンで背景が現代に戻ったところを見ると、自叙伝を>>続きを読む
語尾が少しずつ穏やかになる。対話の仕方は体得するものなのかと思った。
ゴンドラから見下ろした都会の街並みに海を重ねるのが良かった。
身体を悪くした父、それを介護する母、そして息子と主人公の少女が食卓を>>続きを読む
冒頭のチェイスシーンが抜群に格好良い。摩天楼の重ね方も、夜の街をテールライトが流れていく絵も、あっという間に引き込まれる。本当にこの冒頭はすごい。遠近感を度外視して空間やシーンを作れるのがアニメーショ>>続きを読む
独房のような子供部屋から。
父親の「つくりあげた」桃源郷のような家。敷地の外側は危険で汚いということ、汚されることは真実を伝えることよりも悪いということ。従順でしつけやすい犬のような子供。
言葉の教育>>続きを読む
細かいエピソードはフィクションかもしれないけれど、当時光州事件というものがどれだけ衝撃的な出来事だったのかを知るきっかけになるような映画だった。自国軍がまるで化物みたいに見えたんだろうな。
事実すら報>>続きを読む
全速力で追いかけてくるタイプのゾンビが出てきたらどうしようと思ってましたが、そもそも誰も走ってませんでした。うそです。子供が走ってました。
本で読んだ時の印象と全く違ったのでとても驚いた。
「あの本はすべて言葉で出来ている。しかし、あの討論の集会は、言葉だけで出来ていたわけではない」とパンフレットで中城さんが書いていて、まさにその通りだと>>続きを読む
主人公と視覚障害者のやりとりの中にあった「想像力が足りないんじゃないですか?」という一言で我に返り、想像力ってなんなんだろうなと思った。
私には知見も想像力もないので。
ジャケットにあるような、家族+家庭教師が横並びで食卓につくシーンは異様だった。言葉のやりとりはあるけれど、向き合っていないということなんだろうなと思った。特別不和があるというより、普通のどこにいてもお>>続きを読む
無名の僕、空気のような「僕」を介して見る物語なのかと思った。
映画では不誠実で適当だと詰られるその僕を柄本佑が演じていて、「いいよ」「大丈夫だよ」という言葉のトーンとか、微妙な表情とか、そういう細かい>>続きを読む
亡くなった少年と、その母、兄、そして恋人の話。舞台は亡くなった少年の故郷である田舎町。携帯の電波も入らず、噂は滞留し、毎日繰り返されるだけの膨大な時間を思うと、息がつまるんじゃないかと思った。
終盤の>>続きを読む
「all of you」ってセリフに対して、居合わせた人たちで 「you?」「 all of "you"」って言い合っているシーンで笑った。このシーンだけじゃなくて、やりとり全体がコミカルで笑える。>>続きを読む
インタビューで語られるニコラの人となりと、本編での印象がだんだん重なって見えてくるのが面白いなと思った。
「恋愛っていう概念を愛していただけ」「その距離に恋していた」と語る女の子が印象的だった。
結局>>続きを読む