椎名さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

アフタースクール(2008年製作の映画)

2.5

私達は他人のことを何にも知らないでしょ相関図

軽やかな小説みたいな映画だった

CURE キュア(1997年製作の映画)

2.0

自分の意思がどこまで自分固有のものなのか、感情だけは固有だと思う?
平野啓一郎の分人の話をしていて紹介してもらった映画
皮を剥いだ中身について、多面体について
「あんたは誰だ」肩書きや名前じゃない

愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.5

何度も見たいとは思わないけれど、作品としてめちゃくちゃ好きだ。

あの頃ペニー・レインと 特別編集版(2000年製作の映画)

3.0

音楽の全てを愛している。

友達なら、本当に友達なら、正直に手厳しく。

キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.0

知らなかった。

レール、三回忌、あんみつ、通り雨、水の音
笑い泣き、全部を描こうとしていなくて良い
私がこういう映画のこと嫌いなのは、多分見たら大好きになっちゃうからなんだよな

あとエンディングが
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

2.5

恋愛映画を倦厭していたのは何んも残らないからなんだけど、海外の作品はあまりにシンプルで驚く。
ただ、何も残らないからといって知らなくてもいいことなんてないなと思った。
キュートで素直でちょっと元気にな
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

一生知らない人生だってありえたでしょう。
愛してるよ、それは貴方との生活だよ。

茄子 アンダルシアの夏(2003年製作の映画)

3.5

シンプルなのに薄味でも濃味でもない。
私はめちゃくちゃ好きです。オススメしたい。

何も複雑なことは言葉にされていない一本のレースの映画。エンディングまで味がついてた。

キャロル(2015年製作の映画)

3.0

習慣による所作を愛している。
女性の所作は格別に美しい。(電話をするために耳飾りを外すなんて、)

両性性を持っているから、香りのついた液体みたい。(香水では)

アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

2.5

原作を読んだ時の黒々した不気味さや、細やかな勇敢さの救済感、その他諸々が映画の中にあった。

しあわせのかおり(2008年製作の映画)

3.5

最近、映画の中の、ストーリーの中の、「食事をすること」「咀嚼すること」の意味についてずっと考えていたのだけど、これを見て「咀嚼することは味わうこと。食事とは暖かいこと。食べることは何にもならない感情を>>続きを読む

THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY リミット・オブ・スリーピング ビューティ(2017年製作の映画)

2.5

スポットライト理論『時間は流れておらず、過去も現在も未来もすべて同じ空間の中で同時に存在している』
女のモラトリアム、瞬きとシャッター、彩度、あと女に幻想を抱き過ぎている

セッション(2014年製作の映画)

4.0

2017/11/17
戦うこと、誰かと自分と、意地と、プライド、

2022/12/20
こんなに緊張感のあるシーンが続くと、はちきれそうになる
音一つ一つの重さと存在感に、圧倒される
フレッチャーの
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

2.0

「好きな暮らしがしたいって思ったんです。好きな場所で、好きな人と。」

百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

戦う奴だけが世界で一番本物になれる
希望と欲望と恋、ここは戦場。

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.0

黄金の回顧展
「過去は死なない、死んですらいない」
そうだ、私達が生きるのがまさしく"今"だ
雨が降るパリはさぞ綺麗なんだろうな〜天気狙ってまた行きたいな〜

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

「この世界は優しすぎるからお金を払うの」

「恋をしたんだ、あなたよりもっと。塞いで、見えてしまわぬ様に。髪に触れて、その指でもっと。さようなら、言えなかった」
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こんなところで古
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GO(2001年製作の映画)

3.5

私達は純正じゃないといけないの?
私は窪塚洋介と似た目つきの人を知っていた気がするんだけど、全く思い出せない。

知っている時間は確実な事実だし、そんなことより私も白線を歩き続ける遊びがしたい。夜の校
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