OoooOさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.8

【衝撃】ジュリーの謎ターザン、まさかの伏線だった。

しかも2回、マジで最高の映画。
ヘリにしがみついて飛んでくる菅原文太の絵面面白すぎる。他にもカーチェイス中に現れる謎のジャンプ台とか、好きなシーン
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粛清裁判(2018年製作の映画)

4.5

お昼ご飯食べすぎちゃったのと、初っ端からつまんね〜〜と思っちゃったせいであり得ないくらい爆睡したけど後半1時間で目覚めて最後はめちゃくちゃビックリした。

自分たちが所属してたはずの組織(産業党)を知
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海辺の一日(1983年製作の映画)

4.4

台湾ニューウェーブ感が強めに出てるエドワードヤンの初期作品。ちょっとクサい所もあるけど大好き、セリフが他の作品よりも印象に残ったものが多い。

“Am I wrong?
You know? Just
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恋する惑星(1994年製作の映画)

3.9

ゴリゴリのオシャレ映画
好きっていうと却ってダセェなと思うけど結構好きだった。香港ならではのカオスな雑踏と多国籍な感じに音楽が被さってオシャレ。
これからそういうのはどんどん失われていくんだろうなぁ

フォー・ミー・アンド・マイ・ギャル(1942年製作の映画)

4.3

10年くらいずっと見たかった!
日本語字幕版もついに配信サービスにも来そうにないので意を決して言語版で鑑賞。
これまでの英語学習はこのためだと言っても過言ではない😤

ジーンケリーの初主演作にしてジュ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.6

主人公が言うAの"ちょうどよさ"の表現ですげぇ笑っちゃった。

直前のシーンとの緩急が激しすぎて頭の中で(これなんの映画?)って言葉がリフレイン、メンタルが極限になる程画面がどんどん現実離れするという
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ロゼッタ(1999年製作の映画)

4.2

なんだこれフランス版羅生門かよ

貧困を生きるとはどういうことなのかを写した映画かと思いきや、生活保護の受給を拒否したり、汚い仕事はしないと頑なに彼女なりの普通の人間としての尊厳を守ろうとするあたり、
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お茶漬の味(1952年製作の映画)

4.2

新垣結衣と星野源で実写化してほしい

今年100本目の映画

都会のアリス(1973年製作の映画)

4.5

1回目にみた時はそんなに面白いと思わなかったのに不思議と心に残ってしまい、勢いそのままにもう一回見てしまった。同じ日に。

なんだろう??別にこれといった山場もなく、漠然としてるんだけどすごく面白かっ
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.4

思いが募りすぎて憎しみの側に落ちゃってるの悲しいけど美しいね。全然完結してないラストも最高、次があるのも知ってるけどなんとなく見るのがもったいないような気がする。

キャロル(2015年製作の映画)

3.5

つら
ビリーホリディ聴きながらじゃれあうのいいなぁ、

佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.4

今月で使用期限が切れるクーポンを使うために観たら、思わぬ拾い物!!めっちゃ面白かった〜!

とにかく佐々木というキャラクターの立体感が凄い、たった2時間の映画で映画の中の人物と同じくらいの佐々木に愛着
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殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

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後半からガラッと流れが変わる恋愛映画の傑作だと聞き、前半123分を占める小うるせぇ会話劇に若干ムズムズしながら劇的な転調を心待ちにしてところ、そのままエンドロールが流れ始めてしまった。
俺は一体、どこ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.4

喜劇あり、悲劇あり。生活があり、歴史あり。
ある街に住む人々の人生におけるごく短い瞬間を切り取った、さながらストリート・フォトグラフィーみたいな映画だった。
世界のあらゆる場所で常に人生は起きているけ
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フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.8

こういう映画って昔よく金曜ロードショーで流れてたよなぁと思ったらホーム・アローンのジョン・ヒューズなのね笑 そこでなんか納得した笑

青春を懐古する視点から描くんじゃなくてその流れの中をダイナミックに
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.9

最後ソン・ガンホの顔が一気に変わるのゾッとした。
監督作品二作目にして俳優の演技力任せで作品を締めるという判断、あまりにも豪胆すぎない??
犯人は結局見つかっていないのにそれでもちゃんと物語が締まって
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わたしたち(2016年製作の映画)

3.7

キツいキツいキツい〜〜キッツイわ〜〜、ちょっと途中で最後まで完走する自信がなくなるくらいに残酷な描写が多くてキツいかった。でもその残酷な描写が自分が目にしたことも経験したこともある、子どもなりのディテ>>続きを読む

アタック・オブ・ザ・キラートマト(1978年製作の映画)

4.0

デカいトマトがイヤーマフしてるところで爆笑しちゃった。
ていうかデカいトマトが転がってくる絵面を映画館のスクリーンで観ている俺っていう状況が面白かった。
これは映画館で見た方が絶対に楽しい作品、ただ普
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.8

あの男が最後に持っていったなぁ〜、午後からベットメイクをしてたっていうセリフの謎が最後まで明かされないあたり、結構ゾッとしちゃう
いいね!

バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.7

誰が真犯人なのかは割とすぐ分かったのだけど、ガラスが割れたあたりで「え、まさかそこまで残酷な展開なのか??」と凄く怖くなった。そしてそこからの20分の迫力が凄すぎる。
音楽が良かった

愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.6

たぶんこれは本で読んだ方が良かったんじゃないだろうか…??
1時間くらい尺が足りなかった感がある

あと個人的には英語じゃなくてドイツ語でやってほしかった、言葉に関する物語ならその意味だけじゃなくてそ
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赤い靴(1948年製作の映画)

5.0

おおおおもしれえええええええええ!!!!!!!!!!

第七の封印(1956年製作の映画)

4.7

すごくいいな!一回しかみてないけど何回見ても面白そう、最後の丘の上のダンスがシルエットなのが憎いね

天国と地獄(1963年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ハラハラ
犬が島を先にみちゃってたから最後まで権藤が黒幕だと思ってた。

カップルズ(1996年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ルンルンがベッドで横たわるマルタの手を握るシーンで心臓飛び散るかと思った。これがキュン死か。

マルタが警察署の段に至ってもマーカスについていってしまうあたり、自分にはわからない女心みたいなものが描か
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裏窓(1954年製作の映画)

4.6

グレースケリーがめちゃくちゃ綺麗、360°どこから見ても銀幕のスターそのものだなぁ。てかヒッチコックの映画に出てくる男ってこんなんばっかじゃない?笑

はらはらさせられたし、点の点を結ぼうとするほどド
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コロンバス(2017年製作の映画)

4.2

三番目に好きな建物の前でタバコ吸いながら喋るシーンめちゃくちゃいい。
ふとした瞬間の憂いげな表情が忘れられない、主演の女優さんが凄かった。音楽も好き

雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.6

ジェイク・ギレンホールってこういう役似合うな〜
中島みゆきの糸を逆再生していくとこんな感じになるのかもしれない。
幻の光とか、アケルマンの映画とかで描かれていたような自分と他人の間にある宇宙大の隔たり
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他人の顔(1966年製作の映画)

4.5

幻肢痛の話。
"私"は姿が先か、人格が先か。もしくはどちらも同じものなのか。
西洋的な心身二元論じゃなく、東洋的な心身一元論、諸法無我的な捉え方を感じてすごく面白かった。

ベイルマンのペルソナも好き
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ペイン・アンド・グローリー(2019年製作の映画)

3.8

8 1/2 の匂わせがすごい。示唆的であり前向きですごくいいね

はちどり(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

こういう漠然とした自分の無力感みたいなものを掬い上げて14歳なりの視点のまま映画にできるの本当にすごいと思う、千里眼で撮られた力作

撮影も綺麗でどこかエドワードヤンの映画を連想させられた。主人公が左
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人間の條件 第1部純愛篇/第2部激怒篇(1959年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

所長の「なんだって君、今は戦争をやってるんだから」というセリフが妙にリアルだった。
最近読んだカントの永遠平和のためにの一節「人間は手段であってはならない」という言葉の意味を強く実感した。一作目では、
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独裁者(1940年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

80年前の作品が現代の人間の心を真っ向から貫いてくるの凄すぎる、作品としてのパワーが圧倒的に高い。なんで今まで見てこなかったんだろう。単なる政治批判の作品とは深みが全然違う。

引用:"The kin
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