OoooOさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

3.5

面白かった!
ジョン・ウェインのコテコテなマカロニ演技、渋いキャラ立ち

結局、無法には無法で立ち向かうしかないんだろうか、考えさせられるのう。
最終的に銃自体を肯定も否定もせず、使う人と目的次第だよ
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仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

4.5

一回見ただけだと、どっちがどっちなんだ!?という感じなんだけど、解説曰くまさにその「俺があいつであいつが俺で的」問題とか「コレ、はダレ」というとっても哲学的な問いを、映像を使って様々なレイヤー上で問い>>続きを読む

霧の中の風景(1988年製作の映画)

4.2

いろんな解釈が出来すぎて見るたびに新しい発見しそう。スコアがいい。
別れのシーン悲しいのぉ。これがわかるかって言われたらわかんないけど、ペラペラ喋らないからなんか好き笑

Eternity and a
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タイガーテール -ある家族の記憶-(2020年製作の映画)

3.5

フィルムの感じも良かったし、青春のキラキラしたやつをもっと見たかったから過去編があと30分くらい長くても全然良かったわよ!ひいおばあちゃんがどうなったのかわかんないし。

最近古い映画ばっかり見てるせ
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レゴ(R)ムービー2(2019年製作の映画)

4.0

前作同様、ユア・ストーリー部分も含めて最高ですね。

アルママゲドンの種明かしで超笑っちゃった。そんなワードが出てきた上でブルース・ウィリスが出てきたら期待しちゃうよね。

子ども向けにしてはかなりコ
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ぼくの名前はズッキーニ(2016年製作の映画)

4.2

Portrait of a Lady on Fireのセリーヌ・シアマが脚本を書いたということ以外には何も前情報なしでみたんだけど、まぁ開始3分の時点で泣いてたよね。

少し前のテラスハウスに出演し、
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悲情城市(1989年製作の映画)

4.0

登場人物多い上に名前が似てるからこんがらがる〜

4つの言葉(台湾語、北京語、普通話、日本語)で構成されてるらしいんだけど、日本語以外の聞き分けができたら見方も少し変わるのでは…?
台湾人の高齢者なら
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滝を見にいく(2014年製作の映画)

3.6

7人の中高年がひしめく奇怪な画を小一時間ほど堪能できる珍作。

「変な映画だなぁ!」って思いながら見てたんだけど、見終わった後も「変な映画だなぁ!」って思った。
カジュアルに見れて面白い。
7人が遭難
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トウキョウソナタ(2008年製作の映画)

3.6

最後の月の光で5億点。
是枝監督の「歩いても歩いても」でも描かれていたような、このタイプの父親像ってほんとに苦手だ・・・暴力があるぶんこっちのが相当タチ悪いけど

リアルすぎて居心地の悪いホームドラマ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.0

瀬戸内寂聴のインタビューは全カットでその尺を平野啓一郎に回してもいいと思う笑

暴力とエロティシズムの関係についての話がとても興味深かったので、サルトルをちゃんと読んでみようと思った。

当時の時代精
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消えた16mmフィルム(2018年製作の映画)

4.1

物語の核心に辿り着けそうで辿り着けない感じが非常にモヤモヤ感強めですき。
事実は映画より奇なり。

サイコパスという言葉を使わずに淡々とジョージという男を描写するもんだから途中からこの男の存在が災害と
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永遠と一日(1998年製作の映画)

4.6

海街Diary然り、海岸で明日への希望を灯すセリフをかます映画はだいたい俺に刺さるのだ・・・

記憶や時間も混ぜこぜになった世界で起こる”事実”から語られる美しさに触れられる。
ギリシャ語でいうところ
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ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

5.0

上映時間が3時間をゆうに越えるうえに、内容としては「ただの主婦がひたすら家事に勤しむだけの映画」としか言いようがないので、ぶっちゃけて言えば超退屈な作品なんだけど、実はその「退屈さ」を観客に感じさせる>>続きを読む

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

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アンハサウェイが頑張ってキラキラになった結果、色んなことがなんかええ感じになるシリーズに対する明確なアンチテーゼ

アンは死ぬ

インターステラー(2014年製作の映画)

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アンハサウェイが頑張ってキラキラ(星)になった結果、色んなことがなんかええ感じになるシリーズがついに次元を超えてしまった一作

ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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アンハサウェイが頑張ってキラキラになった結果、色んなことがなんかええ感じになるシリーズ屈指の駄作

プリティ・プリンセス(2001年製作の映画)

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アンハサウェイが頑張ってキラキラになった結果、色んなことがなんかええ感じになるシリーズの元祖

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

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アンハサウェイが頑張ってキラキラになった結果、色んなことがなんかええ感じになるシリーズの金字塔

マイ・インターン(2015年製作の映画)

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アンハサウェイが頑張ってキラキラになった結果、色んなことがなんかええ感じになるシリーズの最新作

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.2

全部のセリフと表情に溢れんばかりの愛と憎しみにまつわる含意が込められている……

"Not everything is fleeting"

一回の鑑賞じゃせいぜいストーリーラインを追うだけで精一杯だ
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ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

2.5

んんん???

映画好きからの評判がすごく良かったから期待してみたんだけどダラダラ長いだけでクソつまんねーな、オラ最後の10分くらいは画面見てんのも苦痛だったぞ。
これを褒めときゃ映画通の仲間になれる
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

2.6

2回くらいしか笑えなかった。
主人公は二人ともイケてない設定なんだけど冒頭からスタイリングがキマりすぎだよ、超カッコいい

てか主演の子ってジョナ・ヒルの妹だったのか!!レディバードのあの子だってのは
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.2

これもはや映画っていうか、社会文化学的な映像資料じゃん。てかテーマはウチの実家だよね??

めちゃくちゃ面白いしすごく繊細な感情を説明しすぎることなく、感情の形のまま映画の中に落とし込んであるのがスゴ
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大阪の宿(1954年製作の映画)

4.6

1954年も2020年も、根本に流れるものは変っちゃおらんね。

「僕は人間を信じていたいだけなんだ」なんて、綺麗事で飯が食えるのは男だけ。もしこの映画が公開当時にヒットしなかったのであれば、それは作
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.7

10年以上ぶりに見たし、なんなら途中にCM入れずに見たのは初めてなのでは??
アニメーションにしてはかなり長い方なので地上波ではカットが多いのか、記憶にないシーンが結構あったし、新鮮な気持ちで見れた。
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