wayfarerさんの映画レビュー・感想・評価

wayfarer

wayfarer

映画(285)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ジュリア・幽霊と遊ぶ女(1977年製作の映画)

2.0

1977年のイギリス映画です。

7歳になる娘が食事中にリンゴを喉に詰まらせてしまい、窒息から救おうと娘の首をナイフで切り開いて死なせてしまう母親をミア・ファローが演じています。最悪の設定でとても良い
>>続きを読む

ナイトメア(1981年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1981年のアメリカ・イタリア合作映画です。

主人公の男性テイタムは、「男女が惨殺される悪夢を見る」→「絶叫しながら目覚める」→「錯乱状態となり泡を吹いて失神する」を繰り返しており、すっかり精神を病
>>続きを読む

トラウマ/鮮血の叫び(1992年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

1992年のダリオ・アルジェント監督作品。拒食症の少女オーラの周囲で、首を切り落とされる謎の連続殺人が発生する話です。

アルジェント監督の作品だけあって全般的に煽りがうまいと思いました。

この映画
>>続きを読む

悪魔の凶暴パニック(1976年製作の映画)

2.0

1978年のアメリカ映画。原因不明の病気で髪の毛が全部抜け落ち狂暴化した人たちが、周囲の人間を殺しまくる話です。

冒頭は暖炉に女性を投げ入れて生きたまま焼き殺したりと「お!」と思ったのですが、その後
>>続きを読む

愛と哀しみの果て(1985年製作の映画)

3.0

池袋の新文芸坐で「愛と哀しみの果て」を見てきました。

アフリカを舞台とした大人の恋愛映画です。

私はこの映画のレンタル落ちDVDを持っているのですが、「あ、これは映画館で見ないと後悔するやつだ」と
>>続きを読む

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で「愛と哀しみのボレロ」を見てきました。

この映画では、フランス、ドイツ、ソビエト、アメリカ、それぞれの国に暮らす4組の家族が描かれています。第二次大戦によって人生を狂わされた親世代
>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

話題の「落下の解剖学」を見てきました。以下、ネタバレ沢山ありです。

この映画は、フランスの雪深い高地にある山荘が舞台です。山荘では夫と妻と幼い息子の3人家族が暮らしていますが、ある日、夫が山荘から落
>>続きを読む

スケアクロウ(1973年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で「スケアクロウ」を見ました。

刑務所を出所したばかりの短気で他人に気を許さない大男(ジーン・ハックマン)と、おどけて人を笑わせて争いを回避してきた小柄な男(アル・パチーノ)という、
>>続きを読む

悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

シネマート新宿で「悪魔のシスター」(デジタルリマスター版)を見ました。ブライアン・デ・パルマ監督の初期のスリラー作品です。

あらすじは、主人公の女性ダニエルの周辺で凄惨な殺人事件が起こります。犯行の
>>続きを読む

ヘル・レイザー 4Kデジタルリマスター版(1987年製作の映画)

3.5

シネマート新宿で「ヘル・レイザー」を見てきました。4Kデジタルリマスター版です。

私が中学生になった1987年に公開された映画で、当時興味があって原作の「魔道士」を読んだものの、映画は見ず仕舞いでし
>>続きを読む

カサンドラ・クロス(1976年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

午前十時の映画祭で「カサンドラ・クロス」を見てきました。

米軍の研究所から、感染したら高確率で死亡するという細菌が流出し、感染者がヨーロッパの大陸横断鉄道に乗り込みます。列車内という閉ざされた空間で
>>続きを読む

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

早稲田松竹では「恐怖の報酬」も見てきました。以前DVDで見たことがありますが、例によって映画館で上映されるというので見てきました。

(ちなみに早稲田松竹は2本立てで1,300円という、今どき珍しい庶
>>続きを読む

バニシング・ポイント 4Kデジタルリマスター版(1971年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

有給を取って、早稲田松竹で「バニシング・ポイント」の4Kデジタルリマスター版を見てきました。

あらすじは、商品の車を運転して運び届ける陸送屋の男が主人公。彼は友人と新車のチャレンジャーを、コロラド州
>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

4.0

柏市のキネマ旬報シアターで「太陽がいっぱい」を見てきました。

ビデオで数回見ていますし、実はBlu-rayも持っているのですが、映画館で、しかも4Kレストア版が上映されるというので見に行ってきました
>>続きを読む

エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

長男と「エクソシスト 信じる者」を見てきました。

正直、迫真性や説得力に乏しい、全般的に薄っぺらいドラマだと思いました。

タイトルの「信じる者(Believer)」とは、「神を信じる」ということで
>>続きを読む

エクソシスト3(1990年製作の映画)

3.5

明日、長男と「エクソシスト 信じる者」を見る約束をしたので、予行演習?として家族で「エクソシスト3」を見ました。話が繋がっていないのは分かっていますが、なんとなく流れで・・。

「エクソシスト3」を見
>>続きを読む

007/ サンダーボール作戦 4Kレストア(1965年製作の映画)

4.0

シネマイクスピアリで「007 サンダーボール作戦」(4Kレストア版)を見てきました。

先に感想を書いてしまうと、もう最高、本当に素晴らしいと思いました。ビデオで何回も見た作品ですが、映画館で見ると本
>>続きを読む

結束バンドLIVE 恒星(2023年製作の映画)

3.5

感想はこちらに書きました。

https://wayfarer.hatenadiary.jp/entry/2023/11/20/014921

007/ リビング・デイライツ 4Kレストア(1987年製作の映画)

3.0

109シネマズ木場で「007 リビング・デイライツ」(4Kレストア版)を見てきました。

この映画は1987年、私が中学一年生の時に公開されました。私にとって初めて見た007映画で、過去の作品や原作小
>>続きを読む

雄呂血 4Kデジタル修復版(1925年製作の映画)

3.5

昨日に続き、テアトル新宿の「時代劇が前衛だった」特集上映で、「雄呂血」(4Kデジタル修復版)を見てきました。

阪東妻三郎が主演した1925年(大正14年)公開の無声映画です。以前にも見たことがありま
>>続きを読む

狂った一頁(1926年製作の映画)

3.0

「狂った一頁」を見てきました。

テアトル新宿の「時代劇が前衛だった」特集上映の一作品です。この映画は時代劇ではありませんが、1926年(大正15年)に公開されたとても古い無声映画です。

この映画で
>>続きを読む

007は二度死ぬ 4Kレストア(1967年製作の映画)

3.0

舞浜のシネマイクスピアリで「007は二度死ぬ」(4Kレストア版)を見てきました。

あらすじは、アメリカとソ連が打ち上げた有人人工衛星が、立て続けに謎の宇宙船に遭遇し行方が分からなくなります。米ソは互
>>続きを読む

雪国(1957年製作の映画)

3.5

神保町シアターで「雪国」を見てきました。当時25歳の岸惠子が主演しています。

原作は川端康成の「雪国」です。新潟の越後湯沢温泉を舞台に、貧困から芸者に身を落として生きる「駒子」が、旅の男「島村」との
>>続きを読む

007/私を愛したスパイ 4Kレストア(1977年製作の映画)

2.0

「007 ロシアより愛をこめて」に続けて、同じ映画館で「007 私を愛したスパイ」(4Kレストア版)を見てきました。

うーん・・。正直に言えば「クソつまらない」と思いました。

あらすじは、人類が陸
>>続きを読む

007/ ロシアより愛をこめて 4Kレストア(1963年製作の映画)

4.0

テアトル新宿 で「007 ロシアより愛をこめて」(4Kレストア版)を見てきました。

あらすじは、英国政府が、イスタンブールのソ連領事館の女性職員タチアナから亡命の要望を受ける。タチアナは見返りとして
>>続きを読む

女王陛下の007 4Kレストア(1969年製作の映画)

3.5

今日は会社を早めに引き上げて、早速「女王陛下の007」(4Kレストア版)を見てきました。

ジョージ・レーゼンビーがボンドを演じた唯一の作品で、かつボンドが一人の女性(トレーシー)を愛し遂には結婚に至
>>続きを読む

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.0

午前十時の映画祭で「ミツバチのささやき」を見てきました。

1940年頃のスペインの田舎で暮らす幼い少女の物語です。

村の公民館で上映された映画「フランケンシュタイン」を見て以来、5歳の少女アナは少
>>続きを読む

エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

4.5

「エクソシスト/ディレクターズ・カット版」を見てきました。通常版と合わせ「エクソシスト」を見るのは3回目ですが、映画館で見るのは今回が初めてです。午前十時の映画祭に感謝。

緊張感と映像の不吉さに引き
>>続きを読む

アルゴ探検隊の大冒険(1963年製作の映画)

3.5

午前十時の映画祭で「アルゴ探検隊の大冒険」を見てきました。

面白かったです。約100分の映画ですが、スクリーンに見入り続けた時間でした。

ギリシャ神話を題材にした冒険ものは胸が躍ります。

ギリシ
>>続きを読む

シャレード(1963年製作の映画)

3.5

アマプラで「シャレード」を見ました。中高生の頃に一度見ていますが、内容はかなり忘れていました。

サスペンスとしては物足りないですが、オードリー・ヘップバーンは30代半ばとはいえ(まだ)美しいし、スタ
>>続きを読む

デモンズ2(1986年製作の映画)

3.0

Amazonプライムで「デモンズ2」を見ました。思いの外面白かったです。

前作と同様、ストーリーはあって無いようなものです。

デモンズ(ゾンビみたいな悪魔)がテレビから出てきて、テレビを見ていた若
>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

子供たちと「君たちはどう生きるか」を見てきました。

以下、ネタバレ沢山です。

見終わった後、長女に「面白かった?」と聞くと「うん・・・?」と微妙な返事。長男はさっぱり理解できなかったようです。
>>続きを読む

古都(1963年製作の映画)

4.0

川端康成原作の映画「古都」を見てきました。

京都を舞台に、当時22歳の岩下志麻が赤ん坊の頃に生き別れになった双子の姉妹を一人二役で演じています。全く異なる境遇で育った姉妹の、とても哀しい残酷な運命を
>>続きを読む

何という行き方!(1964年製作の映画)

3.0

「何という行き方!」を見ました。

シャーリー・マクレーン演じる女性が、5人の男性と結婚するもののなぜか毎回死に別れてしまうコメディです。

残念な夫たちを演じるのは、ディック・ヴァン・ダイク、ポール
>>続きを読む

>|