クドゥーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.5

『どこをどう切り取っても、一枚絵を飾れる美しさ』

人間の王子に恋をした人魚姫が魔女と怪しげな取引きをするディズニー映画。つまらん理屈を並べているよりも欲望に忠実でいいし、スコアの魅力で持っているとい
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ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出(2023年製作の映画)

3.0

『この感動に取り残される、これが僕の人生であると』

ディズニーキャラクターが100周年記念に写真を撮るショートアニメ。テレ東のミッキー以外思い入れもないのでふーんって感じだが、ここ数年記憶に残るキャ
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

2.5

『原作がないことは、オリジナリティの証明ではない』

AIとの戦争で妻を失った男が目的のため少女型AIに近づくSF映画。この作品での人類対AIは戦争映画における自国対他国であり、人ならざる者への葛藤が
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

4.0

『走り続けた先で、あの日憧れた背中が待っている』

お客様が動物の百貨店で新人コンシェルジュが一人前を目指すお仕事映画。連作短編集的な構成とプリキュアの尺が噛み合っており、工夫を凝らした展開とそれを彩
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.0

『じゃあな最悪、都合いい時代に生まれただけの凡夫』

報道記者たちが大物映画プロデューサーの性的暴行事件を告発するドラマ映画。作品に罪はないという痴れ事は日本でも改まりつつあり、スポンサーという数の暴
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

『夢追う理由は一つ、それはこの世に生まれたから』

映画の魅力に取り憑かれた少年がその道で生きるまでの半生を描くドラマ映画。家庭の不和や青春の痛みを昇華する生易しい物語ではなく、人生を変えた出来事さえ
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.0

『自分を守るために、捨てられることが容易い世界へ』

性犯罪被害に遭った村の女性たちが未来の選択について話し合うドラマ映画。朴訥とした語りはT・マリック然としていて流れていくが、何を言っているのか分か
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

『世界を変える神通力は、人間同士の摩擦にしかない』

誰もが知るバスケットシューズ「エア・ジョーダン」の誕生を描く伝記映画。勇気を持ってワンチャン掴み取る魅力的なお仕事映画だが、誰がどう観ても心に刻ま
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.0

『この枠でしかできないことが、まだあると信じてる』

コインランドリー経営者の女性が並行世界をトリップし宇宙を救うSF映画。今の時代「最後に愛は勝つ」って叫んでも誰も聞かないので、脳が震える程のアイデ
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死霊館のシスター 呪いの秘密(2023年製作の映画)

3.0

『往々にして予告編がピーク、分かってはいたけれど』

ルーマニアの事案を解決したシスターが遂にその元凶と対峙するホラー映画。ウォーレン夫妻がいないと設定がよく分からないのだが、『ダンケルク』みたいな最
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.0

『この先見直されるであろう、悪魔を検証する意義』

悪魔に取り憑かれた殺人被疑者のためウォーレン夫妻が奔走するホラー映画。恐怖体験としては冒頭がピークでその後は緊張感に欠けるが、悪魔相手に最後に愛は勝
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

『会いたい人がいる、それがたとえ呪いだとしても』

アナベルを封印した部屋が夫妻不在の間に大変なことになるホラー映画。博物館っていつものウォーレン一家宅じゃねえかと思いきや、よく分からん日本の甲冑など
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ラ・ヨローナ~泣く女~(2019年製作の映画)

3.0

『自らの命を捨てる程の、本能と本能のぶつかり合い』

シングルマザーの家庭に子どもたちを執拗に狙う悪霊が襲い来るホラー映画。今度の敵はワンチャントラブルに端を発しているとはいえ、溺死への異常な執着は現
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

3.0

『何としても正史に結びつける、その執念こそが最恐』

見習いシスターが修道院で自ら命を絶った尼僧の真相に迫るホラー映画。アナベルさんの不在のためか一ミリも怖いシーンがないのだが、儀式的な構図はそれだけ
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アナベル 死霊人形の誕生(2017年製作の映画)

3.5

『ちょっと様子を見てくる、それが命取りの時代に』

孤児院を追われた少女たちが幼い娘を喪った夫婦の館に身を寄せるホラー映画。「死霊館」本編と最も異なっているのはドラマ性の有無であり、恐怖そのものが目的
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

4.0

『進み始めたその道が、四半世紀後の引導だとしても』

大人になった太一とアグモンたちに突然別れの時が迫るデジモン映画。アバンに「ボレロ」が奏でられた瞬間にこれは僕らだけの映画となり、世代を超越し社会現
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

4.5

『善人一人が懸けた年金は、悪人百人の命よりも重い』

安住の地を見つけた男が悪を見過ごせない心と葛藤するシリーズ第三弾。美しい街並みと人々の優しさに作品を間違えたかと思ったが、カタルシスを通り越して道
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ガールズ&パンツァー 最終章 第4話(2023年製作の映画)

4.0

『たとえ昨日に止まっても、今日は新しい風が吹く』

過去最長のお預けを食らっている間に十年選手へと突入していた大洗女子学園の最終戦第4章は、これまで無双状態だったあんこうチームの不在というシリーズ最大
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.0

『孤独の闇に立ち向かうのは、味方の味方という光』

ウォーレン夫妻が周りの手に負えなくなった海外事案に挑むホラー映画。前作からモリモリでマシマシになった恐怖演出もさることながら、被害家族以上にこの界隈
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

『魔は魔以外の何者でもなく、未だ全容が見えない』

夫が愛する妻のために送った人形のせいで大変なことになるホラー映画。日常に根差した痛みの方がくる僕にはミシンのシーンとか最悪で、同一のユニバースの中で
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死霊館(2013年製作の映画)

3.5

『悪意が魔となる時、とても人間の手には負えない』

関係者全員が口を閉ざし続けた40年前の戦慄の実話が明かされるホラー映画。このままピークを迎えないのか不安になる焦らしの連続に、いざその時になると怖い
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沈黙の艦隊(2023年製作の映画)

3.5

『その理想は響くのか、人間が何種類かいる時代に』

新型原子力潜水艦の艦長となった男が野望のため戦いを始めるドラマ映画。大沢たかおのオーラをもってしても何を言ってるのか分からんが、てぃっと言ってご満悦
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.5

『ときに履行とは命よりも重い、愛のためなら尚更』

自由のための戦争の準備を終えた伝説の殺し屋が報いを受けるシリーズ第4弾。最高を上書きするアクションの感情幅が尋常ではなく、作品ジャンルを定義するなら
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映画トロピカル~ジュ!プリキュア プチ とびこめ!コラボ♡ダンスパーティ!(2021年製作の映画)

3.5

『真冬に咲くまなつに、今から期待しかない』

トロプリのメンバーがダンスパーティの時間に間に合わせるためスカイミッションに挑むショートアニメ。超絶テンポの本編を上回る超絶テンポ。フラミンゴ先行からのま
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Petit☆ドリームスターズ!レッツ・ラ・クッキン?ショータイム!(2017年製作の映画)

2.5

『人間以外興味のない僕でも、見分けられるすごさ』

三世代プリキュアのマスコットキャラが一堂に会するというショートフィルム。やはりミラクルライトの導入としては前座がいいと思うが、正直モフルンだけ出てい
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キュアミラクルとモフルンの魔法のレッスン!(2016年製作の映画)

4.0

『ライトからなにまで、わくわくもんのモフルン仕様』

ミラクルとモフルンが魔法をかけ合いわちゃわちゃするショートフィルム。ミラクルライトの紹介動画としてもこの上ない可愛さであり、配信ではおまけ扱いだっ
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ニモーナ(2023年製作の映画)

2.5

『1000年経っても、アニメの世界で頂点は僕たち』

濡れ衣を着せられた騎士と変幻自在に姿を変える少女が出会うアニメ映画。例によってダラダラと世界観を説明する導入から伸び代を見せて、最終的には進撃や呪
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ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

3.5

『しがらみの象徴たるゾンビ、何と王道であることか』

社畜の青年が荒廃した世界でやりたいことリストを作るゾンビ映画。クソ連中が死ぬ瞬間だけが楽しみな僕には好みの展開ではないけど、ハイになってつくったも
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

4.0

『クライマックスだけダルい、脱フジまであと一歩』

天然パーマのおしゃべり大学生が様々な事件に口を出すミステリー映画。ウェルメイドな原作をドラマの映画化らしい演出を極力排して展開し、価値観をアップデー
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映画プリキュアオールスターズF(2023年製作の映画)

5.0

『この世界に希望はある、ふたり繋いだ手の温もりに』

目覚めると広がっていたふしぎな世界で大切な友だちが待つお城を目指す「映画プリキュア」は、スコアなんてものは公開日を迎えるまでに尽くした時間が重要な
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映画トロピカル~ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!(2021年製作の映画)

3.5

『想いが届き伝うことで、人は永遠を手に入れる』

トロピカる部のみんなが雪の王国の帝冠式に招待されるプリキュア映画。ゲストヒロインが最初から詰みすぎていて段取りに感じてしまうが、フルリレーの変身バンク
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映画ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!(2021年製作の映画)

4.0

『声高に叫びたいのなら、これぐらいやってみせてよ』

拡張現実の世界でプリンセスを巡る陰謀に巻き込まれるプリキュア映画。ヒープリは良い意味でバックボーンが丹念に描かれているので、アルティメットを連発さ
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映画プリキュアミラクルリープ みんなとの不思議な1日(2020年製作の映画)

4.5

『テーマよりもずっと、大切にしていたいハート』

三世代プリキュアが繰り返される一日からの脱出に挑むプリキュア映画。様式美としてお願いしたい出会い頭や変身バンクが超絶テンポでキマり、アルティメット化の
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.5

『君は教えてくれる、僕は一番大切なものを選んでる』

両親を事故で失い姉に育てられた妹が初恋と折り合いをつける青春映画。ファンタジックな世界観に岡田麿里節全開の台詞で描かれる少女は、多くの観客が無意識
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

4.0

『変わることを求める時代に、ハンマーを振り下ろせ』

新宿でスイーパーとして活躍する男を描く名作アニメの完全新作劇場版。CH世代ではなくてもこだまコナンが原典である僕にとって、0.2秒の世界としか思え
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劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.5

『復活が続いていく以上、不変はその価値を試される』

新宿でスイーパーとして活躍する男を描く名作アニメの劇場版続編。前作で感じたノスタルジーを超えた新鮮味というものが見出せず、この手のジャンルの中で普
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