ディアッカさんの映画レビュー・感想・評価

ディアッカ

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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画というよりは、一般社会の文化・常識から解脱した風俗・カルト体験映画。
「これが我らの風習だから」で自殺を美化し、セックスを家畜の種付けのように処理し、かといって殺人といった行為は隠蔽する。ム
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

ストーリーは至極シンプル、だがそれだけにシチュエーションの切り抜きだけでここまで戦える映像を撮れる手腕に脱帽。
ジェットコースター型ムービーと言うに相応しく、流れに乗ったが最後、エンドロールまで極限に
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

今ある文化世界を風刺として、またコメディ・サスペンスとして極限に刺激的かつ魅力的に研ぎ澄まして作られた極上のエンタメ。

キャッツ(2019年製作の映画)

1.5

コンビニによくある「有名店の味を再現しました!」系カップラーメンと同系統の映画。
ミュージカルをただ映画に落とし込んだだけで、映画的なウソの拡張性も少なく、何ならフルCG化による嘘臭さが先行してミュー
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

JJエイブラムスがただのスターウォーズオタクおじさん過ぎて笑っちゃったよね。まさかD-0役で出演するとか職権乱用でしょw

という話もあるけど、まずはそんなスターウォーズオタクのエイブラムスがどういう
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド/エクステンデッド・カット(2019年製作の映画)

5.0

クエンティン・タランティーノによる1人合作映画。2019年、後世に語り継ぐべき一本は個人的にJOKERよりもワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド・エクステンデッド・カットであると声高らかに宣言>>続きを読む

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ぼくハッピーエンドだいすき〜

わかるわ

ジョーカー(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

なんだこの最高の映画は。人に薦められないけど他人に見て欲しいし、冷静に狂っていて美しいまでに醜悪で人が死ぬシーンが一番気分が良かったです!!ってデカい声で言いたくなるのめちゃくちゃイカれてるいい映画で>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

新海誠が愛した都会の街並みを、新海誠が破壊する。
世界よりも愛を選んだ1人の少年、愛のために愛を注ぎ込んだ都会の情景を破壊した新海誠。
天気の子とはSFであり、ラブコメであり、新海誠である。

相変わ
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劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzer(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

誰の為でも、平成ライダーのためじゃない。俺は俺がなりたいと思ったから王になるんだ!!

思えば仮面ライダージオウとは「借り物」の仮面ライダーだった。自らのアイデンティティを覆されたとき、常盤ソウゴは本
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

3.5

おっ!店長!この店20周年なんだって?おめでとう。俺もお祝いに来たよ。じゃ早速ワンピース一丁頼むよ。
…え?俺が注文したの普通のワンピースなのに、特盛じゃないか。今日は特別?いいのかい?すまないねぇ…
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

果たして、これは誰に向けて作った映画だったんだろうか。

わざわざネタバレを踏むと言うことは、この映画を見たか、はたまた見る気が無くて感想だけを踏みにきた人だと思うので、単刀直入にネタバレをすると、こ
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「私がアイアンマンだ」
「ピーターパーカーがスパイダーマンだ」

アイアンマンサーガの完結編にしてアベンジャーズフェーズ3のラストを飾るは親愛なる隣人、欧州へ行く。
ホームカミングもそうだったが、マー
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ガールズ&パンツァー 最終章 第2話(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

BC自由学園との決着と、第2回戦を描く最終章第2話。今回のテーマは、強敵に対して揺さぶりをかける時、相手の強みを弱みにする。というもの。
不和を乗り越え優勝に向けて結託するBC自由学園、想いは一丸とな
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プロメア(2019年製作の映画)

5.0

キルラキルとグレンラガンを足してトップをねらえ!とイデオンで掛け算した結果5点満点中5億点になってしまった映画。今年のアニメ映画はどうあがいてもスパイダーバースが不動の一位だと思っていたが、トリガーバ>>続きを読む

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

キリスト教、イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、マフィア梶田教…世界にはいくつもの宗教が存在するが、この作品の監督は新たな宗教を創出した。それはゴジラ教である。

原初より大干ばつ、大嵐、謎の疫病に苦しめ
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

大いなる力には、大いなる責任が伴う。
映像化不可能と思われたスパイダーマン全員集合のコミックス、スパイダーバースを、ここまでコミカルに、効果的に、刺激的に、感動的に作り上げたこの作品に関わる全てのスタ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

3.0

埼玉は未開人、千葉は東京の属国、茨城は腐った豆を食う、神奈川は東京とマブダチ、お前はまだ本当のグンマを知らない。と、東京以外の関東圏を全方位平等に殴っていく美しき革命映画。
土地だけではなく出身芸能人
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画は、仕組まれた茶番劇なのは正直想像に易い。
だが、その予想通りの展開こそ、予想外の展開を呼び、そして予想通りのエンディングへ辿り着くのだ。

実を言うと、この映画、恐ろしいまでに「あらすじ」が
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

5.0

ブロリーといえば、絶対悪のサイヤ人として最高のカリスマ性を持つ、アニメオリジナルキャラクターにしてフリーザやセルに肩を並べるキャラクター。
それをドラゴンボール超ベースでリビルドすることに最初は不安(
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劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ(2018年製作の映画)

3.0

(GET WILDのイントロ)
静止画と共に流れる獠のポエム
(流れる夜の新宿)
アスファルトタイヤ切りつけながら 暗闇走り続ける〜♪

はい5億点

演出が昭和感丸出し?マシンガンが一発も味方に当た
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.1「罪と罰」(2019年製作の映画)

3.5

テレビシリーズでも劇場版でもイマイチ活躍できなかった狂犬ミカちゃんが頑張る映画。三部作ある短編の一作目です。
今回の映画見てなんとなく、ギノさんが目にかけてるのもミカちゃんと昔の咬神がダブって見えてた
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.0

キュートなゴリマッチョとパワー系アリエルのスペクタクルマシマシスーパーヒーロー映画
そうだよWB、ヒーロー映画ってこんなんでいいんだよ

マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

日本の中にありながら、「そこ」の法律は「お客様」が作り上げる。ある意味特異な治外法権と化した一流ホテルを舞台に起こる連続殺人犯を追うエリート刑事のキムタクと、潜入捜査を行うキムタクの指導係として「バデ>>続きを読む

コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

物語を効果的に動かすためにはしょうがないのかもしれないが、副題にして最大級の目玉であるルルーシュの復活が序盤でなされたのは驚き。
しかし、クライマックスの展開上、TVシリーズや再編集版で成した世界に対
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.5

マッコールの独善性が1より浮き彫りになって、私刑による正義というダークヒーロー感が増したのが個人的に好きなポイント。見ようによってはマッコールこそ極悪人なんだよなぁ

七つの会議(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

最初はいつもの『倍返しだ!』系の作品なのかなと思っていたら、その倍返しだ!の裏に潜むものを解き明かしていくサスペンス的エッセンスが中盤以降ドンドン色濃くなっていくのが面白い。
コメディ成分が濃いし、物
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映画 刀剣乱舞-継承-(2019年製作の映画)

4.0

原作ゲーム未プレイ、アニメ未視聴、知識はグラブルコラボのみというにわか以下の審神者として鑑賞。
時代劇の色を取り入れつつ、ゲームの世界観をかなりうまく具現化できているのではないか?というのが一見様の印
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スプリット(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

当映画は「アンブレイカブル」を知っているかいないかで作品に対する目線が大きく変わってくる稀有な作品であると思う。
劇場公開時は仕事が忙しかったことから見に行けずそのまま放置していた作品だったが、アンブ
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機動戦士ガンダムNT(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ガンダム神話における「ニュータイプ」というオカルト要素をヒストリーとして起こしたのが「機動戦士ガンダムUC」ならこの「ナラティブ」はそのオカルト性を500倍に高めたものと言っても過言ではない。
コロニ
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

「バカヤロウ。俺だってお前のこと、忘れたりしねぇよ! 良太郎!」
仮面ライダーシリーズ平成最期の冬映画は、平成仮面ライダー20年の歴史をメタ的な目線と、タイムトラベラーである仮面ライダージオウのエッセ
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来る(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

この映画は、一見すると意味もセンスもないシーンが所々に転がっている。「退屈なシーンだな」なんて適当な気持ちで見てると、思わぬシーンで「アッさっきのアレ!」みたいな伏線回収が光る。
そこにある日常を壊す
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