sさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

緊迫感で疲れすぎたちょっと何から書いていいのかわからない 「32年務めたここが家」と答えたキッチンスタッフが客が逃げる中一人ナイフを持ってテロリストに立ち向かって一人刺した直後に別の男に撃たれたとこ>>続きを読む

i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.1

これが良く出来てるなと思うのは、多分結論が望月さんに寄りすぎていないからだと思う。
政党も新聞社もあくまで自分の活動のための手段であることを忘れてはいけないんだよな それを忘れるから互いを批判し歪み
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.1

タロットカードの愚者を思い出した 幸福とは自分の幸福を疑わないことなのかもしれない。
真っ白な肌 大きな瞳 ふっくらした身体 神話みたいね ラザロのために与えられたような容姿、と他人がいうのは傲慢かし
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ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.7

依存は甘えではなく病であることを全員が自覚しないと根治は無理だと思う 病気だよ

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

3.9

ジョーは将来菩薩にでもなるのか‥‥‥?代わりに私が劇場でブチ切れそうだった。都合のいい時にだけ擦り寄ってきていざとなったら子供扱い 甘えんなよ 自由を捨てきれないなら家庭なんて持つな

観客がこうやっ
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ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

3.7

田舎の嫌なとこ全部書いてくれてた

夏帆、本当に素晴らしい女優になってしまったな 突き抜けててよかった
もっと日本映画でシムウンギョンを見たい

第三夫人と髪飾り(2018年製作の映画)

4.3

ジェンダーディストピアだ

映像が癖すぎ、アジア版ルシール・アザリロヴィッグ

おばけ(2019年製作の映画)

3.6

エンドロールが複数人で勝手にホッとしてしまった まるでグランプリという結果も見越したような作品。現実は映画よりも奇なり

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.9

ああ〜〜〜〜〜〜わかる〜〜〜〜〜〜つれえ〜〜〜〜〜死にてえ〜〜〜〜って言いながら見た 元陰キャは共感羞恥心で死ぬ

私は多分ケイラとパパの真ん中くらいの年齢だから、パパが良い奴すぎて苦しいしその優しさ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

笑いながらずっと泣いてたね

善し悪しなんて皆主観で決める、その通り

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

4.0

秋という季節を映画にしたらきっとこんな作品になる。これが11月に公開されることも含めあまりにもお洒落 パリは秋の哀愁がなんて似合う街なんだろう

恋することだけが人生ではないし結ばれるだけが運命の恋で
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

画面に吸い込まれるかと思った 音楽が凄い、映画館で見るべき
松岡茉優は本当に何にでもなれる女優だな‥ 母も先生も呪いであり魔法であると思った、どちらになるかは遺された者次第
天才は孤高とされがちだけど
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

3.5

初めてこのキービジュアルを見たとき3人が共通の人物を殺しているのかと思っていたけど、多分3人が殺して葬ったのは真実だ

聴取のカメラワークが秀悦 「よくわからない」だけで済ませたら勿体ない映画 私もよ
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.0

この映画の本当の立役者は恐らくエリザベス妃だと思う。水面下で夫のために動きつつも表立って干渉せず、大事な時はそっとそばで見守っている。そうであるべきかは置いておき、良妻とはこういう人を指すのだと思った>>続きを読む

WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

3.7

これは二人にとっていつか思い出される恋なんだろうか
窓から見るグレンの帰る姿もラッセルをマンションと同じ高さで窓の外から写すのもあくまで二人は他人であり、これは世界の片隅で起きているほんの2日間のふと
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.7

秋田のサラブレッドはババヘラアイスに興奮した 全然いやらしくなかった 人間そんなもん

真実(2019年製作の映画)

4.0

寒い日にじっくり煮出して淹れた優しい紅茶が身体に染み渡るような、すごく温かい物語だった。サラおばさんはきっと魔法使いだね こんな映画見たら余計に冬が好きになってしまうな

女性だからこそ理解出来る部分
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JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

3.9

海嫌い大加速 映画館で観るとビビり死ぬ
意外に美術とファッションがかわいい

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

4.2

こういう映画を見ると自分がいかに自国の政治に無知で呑気に暮らしているんだろうと我ながら呆れてしまう。

窮地は人の本心を暴くというか、普段被っている猫を引っぺがして人間性をむき出しにするけれど、それを
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アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)

4.2

見ながらずっと三井は人魚姫みたいだと思ってた 千尋の中の三井が泡になって消えなくて良かった

よこがお(2019年製作の映画)

4.3

人の心がゆっくりと死にゆく様のなんて酷なこと

基子が市子に向けていた感情が本当に憧憬や友情だけだったかはわからないけれど、基子はただ、市子のことが好きなだけだったんだよね

復讐しきれない自分の良心
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

4.2

登場人物全員がこんなにも愛おしくなる作品ってそうそうないと思うんです。気持ちがいいくらい見事な伏線回収、繋がりを見つけるたびに嬉しくなってしまうのはこの作品のパワーなんだろうな

親から子へ、兄弟へ、
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

4.2

事の大きさや重大さを描いてる映画ではない もっと人間臭い告白の映画 ちゃんと感想書きたい

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

3.8

彼女がなりたかったのは多分こういう作品に出る女優だったんだろうな

愛の讃美歌、美しかったな ヤギかわいい

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.9

何だろう、"混沌とした時代にも青春はあった"という畳み掛けでまとめようとしているけどどうしてもいじめられてぞんざいに扱われたシャオピンと都合良く善い人と慕われいざというとき誰も庇わなかったリウフォンの>>続きを読む

ビューティフル、グッバイ(2019年製作の映画)

3.5

腐った真っ黒な向日葵のなんて悍ましいこと
カタコトで日本語を話すアジア系の女の子ってどうしてこうも浮世離れしていて、こうも愛しく感じるのかな ちょっと是枝監督の空気人気のヒロインを思い浮かべました。夏
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