ホフマンの演技を超越した表現に感嘆。トム・クルーズも複雑な感情を巧く表していたと思う。
覗き見している人を覗き見しているような不思議な感覚。
事件の真相を追うなか、グレース・ケリーの生まれもった華にただただ見惚れ、セルマ・リッターのスパイス的演技にホッとする。
「映画音楽」と言ったらまず思い浮かぶのがこの作品。一面のひまわり畑とテーマ曲が、ストーリーとも相まって胸を打つ。
原作未読のため結末が気になりハラハラした。出演部分は少ないが役どころに徹したバーグマンもよい。
映画の場面やジェルソミーナが「ザンパノォ」と呼ぶ声が、あとからじわじわとよみがえってくる、とても余韻の深い作品。
映画の素晴らしさをすべて詰め込んだような、いつまでも色褪せない名作。切ない余韻を残すエンディングが秀逸。
考えさせられるテーマだが、それほど重くなく、俳優陣の名演により心にスッと入ってくる。
まだ観たことのない人へ薦めたくなる素敵な映画。
タイトルやジャケットイメージから受ける何となく可愛らしい印象よりはピリッとヒリっと、でも最後はやっぱりニヤっとしてしまう、何とも絶妙なロードムービー。>>続きを読む
窓辺でムーン・リバーを弾き語るシーンが素晴らしく、他の小さな引っかかりを忘れてしまうほど。ウィンドウ前でパンをかじる姿もため息が出るほど素敵。
ディカプリオ好演。これが実話に基づく話だというから驚き。
設定・キャスティング、そして演技はもちろん最高なのだが、脚本が少し勿体ないような…。
想像を絶する世界で、正直なんと感想を残したらよいのかもわからない。ただ、その後も生活は続くということを描いてくれたのがよかった。
どうやって演出したのだろうか、子供がこの特異な設定でここまでの演技をみ>>続きを読む
初見は個人的にはほどほど。だが、もう1回観たい度が他の映画より高め。スルメタイプの作品かも。いつか見直したい。
ヒッチコック作品の中ではあまり人気順上位にこないようだが、個人的にはお気に入りの一作。「白い恐怖」の示すところもきちんと判明してスッキリする。白衣にメガネの凛としたバーグマンも、若きグレゴリー・ペック>>続きを読む
展開は予想の範囲だが、若かりしバーグマンが魅力的。タイトルは音楽家が絡むストーリーだけに、別離よりも直訳の方が好み。