やまさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.6

良い話なんだけど、物足りなさが目立つ映画でした。

脚本を届けるため。
自分のことは自分でできることを証明するため。
に彼女は旅に出る。
渡ってはいけないと言われていたナントカ通りを渡る瞬間に旅は始ま
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

シンプルに好きな映画。

多くの他人を気遣って幸せにすることが正解ならばそれは違う気もするけれど、こんな恋模様は憧れる。何度彼が戻ったが知らないが、相当な鍛錬の積み重ね。

展開も分かりやすく、やりた
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ローサは密告された(2016年製作の映画)

4.2

傑作すぎる。
見応えしかありません。


取調室の壁1枚が上手く機能している。
その後男が来てからは、嫌な予感をさせる。
男は血を吐きながら話を聞いている。


出入りしていく姿も良い。
一人一人が意
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海底47m(2017年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃオモロイ。
冒頭全てカットしてもいいと思うけど、冒頭のダルさがあるから物語が動き出してからの緊張感があるのかもしれない。


今作はジャケットの通りであり、女性2人に次々と試練が降りかかる
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コロニア(2015年製作の映画)

3.4

題材が面白いなぁと。
日本の特別高等警察とかもこれぐらいエグいことしてるのかなぁとか歴史を振り返ってました。


エマワトソン主演の映画。
何をやってもハーマイオニーを感じてしまう。映画において演じて
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.5

友達の家で何回か観ている今作。
初めて一人でちゃんと鑑賞。

意外にも悪くないとは思うんだけどカーペンター版の存在がデカすぎる。


人に寄生するエイリアンという設定が、ホラーとして機能していないのが
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ゴッドファーザーPART II(1974年製作の映画)

4.5

今まで1より2だと思っていたが、2より1の方が完成度高いなと。
ただどちらも最高すぎることは間違いない。


今作を観ると、家族との食事がいかに大切であるかを知れる。マイケルに足りないのは家族との食事
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タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.8

今作を観て、平清盛が源頼朝を殺さないでおいたために平家滅亡した歴史を思い出した。
子供を殺すことはできないよなぁと。


豪華スタッフによる今作。
メイキング映像なんかみてわかるように、ド派手で楽しい
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

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昔友達に勧められて、漫画もアニメも観た記憶がある。あまり覚えてないけれど。

今回も友達に勧められて鑑賞。

今作は元々のストーリーを知っている人が観ている前提なのか分からないけど、キャラクター造形が
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28日後...(2002年製作の映画)

3.5

高校生の時ゾンビにハマっていて今作が好きだった記憶がある。

走ることにこだわりを持つダニーボイルがゾンビを走らせることは当然のこと。


しかし、今観てみると画面が見難くて仕方ない。撮影が微妙すぎる
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.6

記念すべきmark1000本目の映画は、愛すべき今作。

映画の教科書のような作品であると思う。
撮影、美術、照明、編集、音楽あらゆる面で最強だと思う。何より、キャラクターを生み出す演出が凄すぎる。カ
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アイ・オリジンズ(2014年製作の映画)

4.0

化学と宗教の話。
主人公が化学なら、彼女は宗教。

まさに一目惚れした女性との物語。
幸せなラブストーリーなのかと思いきや、悲劇が訪れる。


「もしも宗教的なことで、化学が覆されたら?」
この台詞が
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37セカンズ(2019年製作の映画)

4.1

傑作。
少々分かりやすすぎるというか、セリフでモノを言うのが多いのは気になった。
けれども、彼女に力がありすぎる。


冒頭、多数の一般人の中の一人として彼女にクローズアップしていく映像から始まる(今
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ライト/オフ(2016年製作の映画)

3.7

暗くすると"奴"が近づいてくる話。

家に全員で泊まることになってから、全部面白い。バケモノの正体がわりと早目の段階から分かり始めるので、得体の知れない怖さのようなモノはない。

けれども、常に明るく
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ヘッド・ショット(2016年製作の映画)

3.7

記憶を無くした男が、拐われた命の恩人を救う的な話。

アクションの構造が全体的に決めにいく時はスローモーションだとかパターンが同じ。

けれども死体だとか流れる血だとか細かい部分においてまで配置が丁寧
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デスペラード(1995年製作の映画)

4.2

左手に銃弾を撃ち抜かれる映画なんだっけなぁって小さい頃からたまに考えることがあったけど、今作だった。
ちょっと感動してしまった。やっと出会えた。


そして、めちゃくちゃおもろい。
ラスボスとの戦いを
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ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)

3.7

久しぶりのカーペンター。
これまた90分があっという間映画。
展開の仕方、テンポの良さ。

スタッフが皆さん怖すぎる。
看護師の婆さんの顔がすでに怖い。
主治医がバイオ2の車椅子の人。名前覚えました。
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ジェーン・ドウの解剖(2016年製作の映画)

4.0

90分で最高に楽しめる。
人間を解剖していくだけで、アドベンチャー感覚が味わえる。そして、気がつくと違う遺体安置所にいる。
思えば、人間の中身は複雑で様々な臓器や組織がある。

主な登場人物は、たった
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.9

ひとりっ子政策が行き過ぎるとこんな世界が待ってる映画。
兄弟がいると連れて行かれて焼殺されてしまう。


「what happened to monday」というタイトルに疑問を持っていたが、7人姉妹
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.4

ブギーマンという名のジェイソンみたいな奴が、理不尽に人殺ししまくる話。
カーペンターのは観たことありません。


残り1時間ぐらいから面白くなる。
それまでは、祖母とマイケルの因縁をよく教えてくれる。
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インビジブル(2000年製作の映画)

3.5

これは普通。
昔、しょっちゅうテレビで放送していたイメージの映画。ヴァーホーヴェンの映画なので再鑑賞。


生々しく人間をリアルに描いてる点では、流石でしかない。けれども物足りなさもある。
天才、天才
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スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

4.4

最高すぎてビックリした。

恋愛模様や昆虫に向かう姿勢であったり訓練であったりを通して、人間がリアルに描かれている。
だからこそ、その後の展開に夢中になる。

エロ要素やグロ要素もいい働きをしてる。
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

4.2

久しぶりに映画で大爆笑してた。

この映画の凄いところは、余すとこなく小ボケと大ボケが散りばめられてる。画面の隅々にまでボケがある。


怪我してる相棒の扱いも笑えるし、カーチェイスも笑えるし、野球も
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レッド・スパロー(2017年製作の映画)

3.5

ジェニファーローレンス最高映画になってる。
思っていた映画と違っていたが、彼女が最高だったので良しとする。


サスペンス性のあるシーンが全くなく、むしろ拷問や洗脳みたいなのしか見ていない気がする。
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.5

映画を扱う映画は良い作品が多いイメージがある。おそらく作り手の映画愛を感じるからなんだろうなと思う。

今作は、死んだママが出演する映画に主人公と仲間たちが入り込んでしまう。
もっと映画あるあるな演出
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

これまた「ドニー・ダーコ」のような話なのかなと思ったが、今作の方が面白い。


8分間の出来事が、犯人を見つける話から世界を救う話になって、女を愛する話になる。そして、父に謝る話。


90分間でつま
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エスター(2009年製作の映画)

4.2

これは最高。
中学生以来の鑑賞。

滑り台のアスレチック1つでサスペンス性を感じる。これができるから「フライト・ゲーム」を作れるんだと思う。
9歳の女の子とは思えない不気味さを演出出来すぎてる。バラを
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.9

激アツ。
奇跡はないけど、偶然はあるって言っておいて
奇跡が起きちゃうのが映画。

時系列をバラバラの構成。
これは恋愛映画じゃないと言ったり、480日目あたりのシーンを最初に見せたりとかのストーリー
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神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

1.8

東宝配給 r15シリーズ。

これは自分が人生で観てきた映画の中でもなかなかの酷さ。
でも、こういう映画を観ないと"酷い“ってのが何か知れないと思う。知る必要ないと思うけど笑

原作を読んだのがきっか
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.0

これは自分にとって好きな要素の集合体のような映画。

ペドゥナよりも香椎由宇が最高。
カメラはただただ良い青春の1ページを見せてくというイメージ。

ブルーハーツはいつまで経っても最高だと思う。

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

4.1

めちゃくちゃ面白い。
これぞ映画という感じ。

限られた空間で、脱出できない空間。
最初の犠牲者の出し方とか。
最高がすぎる。

最高のサスペンスアクション映画になってる。

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

3.4

面白いけど、物足りなさが半端じゃない。
ゾンビ映画リスペクトがあるだけ。
ゾンビを扱っているのに、ゾンビ設定何一つ意味ない。


4までのストーリー全無視する勇気とか凄いとは思うけども。
ゲーム要素が
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バイオハザード IV アフターライフ(2010年製作の映画)

3.6

最初の30分全部かったるいけど、
後の1時間綺麗にまとまってて凄い。
テンポと見やすさ半端なく良い。


思ったのは、バイオハザードシリーズは真似したくなる要素がどこかにいつもある。

ウェスカーめち
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お引越し(1993年製作の映画)

4.1

在宅のおかげで映画生活が本当に潤ってます。
ただミニシアターの危機は止めないといけないなと思います。コロナ終わったら通います。


相米慎二の長回しは、やはり最高。
画に力がある映画は見飽きることがな
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.6

ここまでがゾンビ特有の設定を使った面白さがあるバイオハザードだと個人的に思う。

とにかくカルロスがカッコいい。
死ぬ時はああやって死ぬと決めました。


相変わらずミラジョヴォヴィッチが魅力的な映画
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ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

4.2

ポンジュノ監督 ペドゥナが揃ってる。

犬を食べる男とか
犬が嫌いな教師になろうとしてる男とか
切り干し大根おばさんとか
ペドゥナとか。
ペドゥナの友達の強そうな女とか。

個性的なキャラクターが揃っ
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