やまさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

女と男の観覧車(2017年製作の映画)

3.7

だいぶ前に観たレビュー漏れ。
ウディアレン映画
またしても皮肉?
人妻が若者に恋する
その若者が人妻の旦那の連れ子に恋をする。

まあサイテーな話であるが、
ウディアレンらしくていい。

火が印象的。
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エイリアン3(1992年製作の映画)

3.5

1と2を観たのはだいぶ前になるが、
かなり印象的。

それに比べて今作は普通。
同じトーンの画がひたすら続くのが退屈。
エイリアン目線だとか、工夫もあるがシチュエーションが変わらず、人が死んでいくのは
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そして俺は、ここにいない。(2019年製作の映画)

-

メキシコ産
かなり独特な髪型
ダンス

悪ガキのリーダー。
印象的なの主人号が動くと映像も印象的になる。

以上。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.5

大傑作がすぎる。
これほどまで幸福に満ちた画面は見たことがない気がする。
男の欲望が詰まった作品。

浮気している父の話に過ぎないのだが、
全てのカットが素晴らしい。
カットに始まりと中と終わりがある
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

3.5

有名な映画やっと観れた。
基本的に退屈な映画。
というのも、自然が良い綺麗な画が続くだけでこの映画は基本的に何も起きない。

ママが包帯を巻いている
弟が無視される
の2点の謎解きのみで最後まで引っ張
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EXIT(2019年製作の映画)

3.6

高いところを走りまくる映画。
毒ガスが撒かれるテロの話だが、キャラクターが皆コミカル。
シンプルでいい映画だと思う。

ただ高いところでのアクションなのに高さをあまり感じないというか怖くないのが少々残
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キャビン(2011年製作の映画)

3.3

モンスターが1つのフロアに集合している画が印象的。
単なるパニック映画で余計な要素もない。

あんまり好きじゃなかったなぁ…

もっと体が反応するような痛々しさが欲しかったところ。
シンプルな映画。
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ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.5

めちゃくちゃ期待値を上げてしまった。
めちゃくちゃ普通すぎる作品。

良い話がみたいんじゃなくて、イケテル演出が見たい。その先にあるストーリーが見たかったりするもんだから少々物足りない映画でした。
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運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

4.3

死ぬほど良かった。
誰かの為に走るシーンは最高だと最近レビューにも書いたがまさにコレだと思った。

妹の靴がなくなり靴を交代制で学校に通う兄妹の話。非常にシンプルなキッカケであると思うが、それだけでド
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マイル22(2018年製作の映画)

3.6

ラストに驚かされるような映画だったと思うが
よくよく考えるとそりゃあそうだよなと。

イコウワイスが最高な映画。
冒頭の手錠で大暴れのシーンから分かる。
彼自身がどう見ても平気なのである。

単発で終
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ボビー・フィッシャーを探して(1993年製作の映画)

3.7

「ヒカルの碁」を思い出した。
あの漫画はめちゃくちゃ面白くて何周も読んだ良い思い出。
トウヤの存在が凄くいいんだよなぁとか思い出していた。

そして、今作だが非常に物足りない。
結局楽しむみたいなスタ
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インサイド・マン(2006年製作の映画)

3.6

キャストが豪華。
「ペーパーハウス」の方が後の制作だと思うが、
「ペーパーハウス」の方が面白いなぁとなる。

頭脳戦のような展開になるのかと思いきや特に何もないのである。
ただラストの粋な計らいに、あ
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なんだかおかしな物語/ボクの人生を変えた5日間(2010年製作の映画)

3.6

エマロバーツに会いたくて鑑賞。

普通?ではない普通の男の子が精神科に入院する。そこで普通ではない人々と出会い成長していく。

よくある話になっているが、意外とこの男の子モテるんだなぁという印象。
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

3.9

久しぶりに観た。
ディカプリオがカッコいい映画。

ダイヤモンドを追う話
めちゃくちゃシンプルなストーリーであるが
この国の悲惨さも追える。
リアリティの中にドラマ、アクション、惨さがある。

何より
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彼女と僕のいた場所(1995年製作の映画)

3.6

マジで何も起きない映画。
性格の悪さがなくなったウディアレンの映画のような感じ。
映画や本の話をしている若者たちには憧れる。


ただ何となくいい雰囲気そんな映画だと思う。


特に言うことないなぁと
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トラスト・ミー(1990年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ傑作。

ハルハートリーの映画は印象的な場面が多い。
個人的には上から背面で落ちる場面。
「あなたの番、信じてるならやって」って最高すぎる。

手榴弾も最高
服装も最高。

ラストも記憶に
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

3.9

思っていたよりも全然面白い。
美しい走り方をする映画はやっぱりいいな。
車のシーンがほぼフルcgoだけあり、余計にラストランが輝いて見える。

マッドマックスかと思ってしまう暴れ具合。
無茶苦茶な映画
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ポラロイド(2018年製作の映画)

3.1

暗くてなんも見えない。
ホラーであるから暗くする、視界を見えにくくするといった手法を(手法というより当たり前な気もするが)使うが、そもそも普通の場面の画も暗くて見にくい。

なので全く怖くない。
とい
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.5

これは再鑑賞が必須。
素晴らしすぎる。
2020年自宅で観た中で一番よかった。


何から説明したら良いのか分からないが、
映画とは何ですかと聞かれたら今作品と答えられるぐらいの作品ではあったと思う。
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

3.3

あけましておめでとうございます。
最近は鑑賞後フィルマークスに記録を残さず放置する癖がついてしまい、何を観たのか忘れてしまいがちです。
今年は気をつけます。

2週間ほど前に観た今作
矢口監督とだけあ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.6

強烈なファザコン映画

脚本がシンプルで分かりやすいほど簡単に区切れる。国語の教科書に載るような話だったと思う。

冒頭の時点でこの父と息子の微妙な距離感こそ愛を感じるなと思ったりもした。
てか普通に
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

久しぶりに観た。
良い映画だと思う。

女なんてとっくに捨てたと言う彼女が
新井浩史にめちゃくちゃ甘えるのが印象的。
人間の表も裏も描いた作品だったと思う。
前半の人間模様をしっかりと描いたからこそか
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.4

岬の兄弟が良すぎた。
これは普通。

この元ネタのニュース当時も話題になって僕も良いなぁと思った。

これまた映像制作のスタッフの女の子が主人公の映画。
前作のような斬新さというか刺激があまりなくただ
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キツツキと雨(2011年製作の映画)

3.6

沖田修一映画。

役所広司は相変わらずいい役者。
完全に木こりだった。
その木こりが映画に携わるという話。

彼ら2人にとって成長した良い思い出!みたいな終わり方になっているが映像制作のキツさ全く伝わ
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嫌われ松子の一生(2006年製作の映画)

3.8

この監督の映画は毎回酷い目に遭う方々が存在していると思うが、今作も同様松子は酷い目に遭って遭いまくる。

多くの人が不愉快と感じると思うが、
物語の伝え方としては面白いなと思う。

何がいいのか分から
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WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

4.0

何となくで観た作品なのだが、
これまた凄くいい作品だった。
再見する価値アリ。

林業を扱うとなると地味な作品であると勝手に思ってしまうが、
映画らしい瞬間が多く見受けられる映画だった。
好きな画が多
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燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

4.3

お手本のような構図の美しさが見れる。
1カットごとに魅力がある。

こういった作品は地味な映像が続いていく印象があるのだが、そんなことはなく面白かった。
1カットごとに人物の立つ位置から生まれる構図の
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ミセス・ノイズィ(2019年製作の映画)

4.0

脚本上手すぎ映画。
題材にしている事件の犯人の名前が母と似てて、
似てると馬鹿にして凄い怒られた記憶あるので思い入れのある事件。

騒音に迷惑させられる話かと思いきや、
まさかのご近所トラブル映画で、
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アドレナリン・ドライブ(1999年製作の映画)

3.7

シンプルイズシンプル
単純明快な運びが良い。
かつ男女の逃避行。
ヤクザから盗んだ金とか。
いい要素が散りばめられてる。

ただ物足りないのは安さからかな?
少々画が物足りなさある。

石田ゆり子さん
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.8

オモロイ。

色々と矛盾が発生しそうな内容である気がするが、そんなことは説明せず分かりやすい部分だけの変更で済ませてしまう映像が好きだった。

変化の演出も思い切ってて良い。

ラストがあまり好みでは
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火花(2017年製作の映画)

3.9

凄いなぁ。
芸人さんってカッコいいと改めて思う。
こういうダサい奴が昔からカッコよく見えて仕方がない。

映画としては特段いい部分はなかったような気がするが、原作を読んでいるので楽しめた。

逆のこと
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カイジ2 人生奪回ゲーム(2011年製作の映画)

3.0

見ていて恥ずかしくなる圧倒的つまらなさ。
吉高由里子の繰り返す解説
伊勢谷友介の悲鳴の繰り返し。
吉高由里子の可愛さも全然うまく撮れていないと思う。まあ撮る必要ない映画ではあるが。

でも良く考えてみ
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.1

あらすじが最高。
皮肉が効きまくっている。
お手本のようなログラインが考えつく。

評価の高い今作であるが、全く合わず。
何より下ネタがスマートすぎるのか全く自分と合わず…

どこに最高なショットがあ
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なんちゃって家族(2013年製作の映画)

3.9

終始笑える。
自分の笑いのツボを押さえてくれててよかった。

今作が良かったのは、
アホな下ネタばかりなのだけどラストがしっかり?している。
そんな馬鹿なという展開でキスシーンを迎えるが、花火を背景に
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下妻物語(2004年製作の映画)

3.5

深田恭子が若すぎる。
そして衣装が可愛い。
総じて、深田恭子がいい映画。
しかし、台詞の言い方が見ていて恥ずかしくなるような感じなのが気になって仕方がない。


映像は中島哲也らしいんだけど、明らかに
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ポゼッション(1981年製作の映画)

4.0

うわ、めちゃキモいと思った。
この感覚はクローネンバーグ。


観たくて観たくてたまらない映画だったので、映画館で公開してくれて最高に嬉しい。


言うことない気持ち悪さと不快さ。
別にそれが好きなわ
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