うちむら

記者たち~衝撃と畏怖の真実~のうちむらのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イラク戦争の大義が嘘まみれで、戦争をしたかった、イラクをただ潰したかった…
そんな政治家たちの汚い野望のために兵士が犠牲になった、そんなことを何故繰り返すんだ、二度と同じ過ちを繰り返してほしくないんだという強烈なメッセージを受け取った気がする。

この作品は淡々と静かだけど、政府に対しての怒りと報道が政府の嘘を暴けず同調したり、ただのプロパガンダになると、国民は大方それを信じてしまうという恐ろしさを見せてくれた。

専門家を外したり、自分たちの都合のいいように情報操作する政治家のやり方は、古今東西同様なのかも。

疑え、そして自分の頭で考えろ!
常に目を見開いて世の中を見ろ!
って、「国家が破産する日」で聞いたけど、ここでも当てはまる。
うちむら

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