このレビューはネタバレを含みます
異食症の主人公の衝動が実によくわかる。美術がきれいだ。邸宅での静的な画と後半父親との対面したときのハンディなゆらぎの対比も効果的だ。
主人公がカッサンドラ(トロイア戦争)の時点で大筋はお察しのとおりです
予告編みれば誰だって『ファイトクラブ』を思うわけですが。
じゃあいまファイトクラブを翻案する意味があるのかと。
キーワード的に推される「絶望」や「不幸」が小粒だ。
飲み会に馴染めないから孤独とか、授業>>続きを読む
恥ずかしながらこのバンドのことも事件のことも知らないまま鑑賞。事実は小説より奇なりというが、まさにである。最後The Parting Glassの演奏が本当いい。
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超弩級エンパワメント系B級エンタメ!
グレムリンはこの映画に必要不可欠であり、ジェンダーテーマや、戦争モノといった本作に盛り込まれたジャンルを架橋するカギである。
なぜならグレムリンはもう1人のギ>>続きを読む
何故かジョン・ウィックと続けて観てしまい、、、でも面白くみました。
あえて両者を比較すると際立つところがある。
家族の存在があることが決定的に違っていて、主人公が息子やワイフから尊敬されたいという>>続きを読む
散々擦られたジャンルにあえて殴り込んでこの新鮮さは見事!新鮮で、カッチョいいアクション!!
街の地層と人格の複層性とをシンクロさせた演出は見事である
立石再開発をからめ、一つの街を更地にすることが血の通った物語になっていてよかった。悲しいことである。
根暗な松本穂香もよかった。
年越しパーティーのシーンの賑やかで、孤独で、不安定なシーンはよくよく思い出す
そんなにセリフにして設定を説明しなくても、みてればわかるよ…というシーン多数。
声を荒らげてボリューム上げるのが感情の乗ったいい演技っていうルールでもあるの?ってくらい頻出。
BGM被せすぎ。
主人公>>続きを読む
天海祐希の中年女演技がうまい。天海祐希だよ。きれいに決まってんのにさ。
阿部寛はこういうぶつぶつ面倒くさい男はもう決まってるし、、、
若き日の妻役早見あかりが、意外にキャラに無理ない
派手な絵ではないがなかなか渋い。
キケロのしっとりした瞳がオトナの色気ですね
レビューがあまりにいいので拝見。映像がとてもきれいでメッセージも明確。しっかりエンタメ感もあり、よかった。
おもしろい!ワンカットっぽい撮影も見事。その効能は、映画しかみないひとには気になるかもしれない劇団っぽい演技を寧ろ効果的に収めているところにあるのではなかろうか。細かい設定はSF原理派には色々ツッコミ>>続きを読む
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傑作!イ・ジョンジェとファン・ジョンミンといえば大傑作の『新しき世界』がありますが、やっぱりファン・ジョンミンは血まみれの姿がよく似合う!!
強すぎるふたりのナイフや素手でのアクションは大変楽しい。>>続きを読む
よくあるテロを鎮圧する狙撃ガンアクションと思ってみたら、意外にポストコロニアルな視点があり、よかった。
学生の内輪ネタを社会人になってもやってる、と前半で判断すると映画全体がキツいのはしかたない。ただし、後半までみれば誰でも、あれはヨシオと決着をつける(≒大人になるためのイニシエーション)ためにやる必要>>続きを読む