八畳さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

八畳

八畳

映画(215)
ドラマ(0)
アニメ(0)

実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

3.5

連合赤軍の歴史がかなり忠実に描かれている。忠実がゆえに総括が生々しく、しかも尺としても全体の1/2近くあって、かなりきつい。画としてもグロいし、しかもスプラッタのようスカッとしたものでなく生身の人間の>>続きを読む

ONODA 一万夜を越えて(2021年製作の映画)

3.6

戦争なので死人は出るし飢えにも苦しむが、過度な悲惨さはなく、上手い具合に調整されている。フィリピン(撮影場所はカンボジアだが)の豊かな自然も相まって、薄暗いが清々しさもあるサバイバル青春ものとして鑑賞>>続きを読む

ゆきゆきて、神軍(1987年製作の映画)

3.4

ヤバい人を隠さずに映したドキュメンタリー(笑)。この世にはこういう人もいるってのを知ることができる、良い体験。自分の人生でここまでの人とクロスすることってまずまずないじゃん。
「カメラが現実に作用する
>>続きを読む

パニック・マーケット3D(2012年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

サメ映画にしてはCGの質が高い(笑)それだけでなく全体的に割としっかり作られていて、「サメ映画」というよりは「サメが出てくる映画」。水没したスーパーマーケットの中でサメが泳いでいる、というシチュエーシ>>続きを読む

メガ・シャーク VS メカ・シャーク(2014年製作の映画)

3.6

テンポ悪ぃ。随所随所は良い意味でサメ映画そのものだから、その間をもっとスマートに繋げてくれていたらなと。

ムカデ人間2(2011年製作の映画)

2.5

テンポの悪さが傷。一切しゃべらないのに感情が見えてくる主演の演技は良かった。

さくらももこワールド ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌(1992年製作の映画)

5.0

念願の視聴が叶った。さくら氏はちびまる子ちゃんやコジコジのようなギャグが注目されがちなのだが、実は少女漫画家として乙女要素もしっかり有している。ただ、その要素は漫画の扉絵だったり一部のエッセイだったり>>続きを読む

KKKをぶっ飛ばせ!(2020年製作の映画)

4.0

タイトルからして最高な映画。ゴア表現も頑張っていて、何も考えずスカッと鑑賞できる。変に人権意識もないのがいい。

トイズ(1992年製作の映画)

3.4

なにより画が良い。「チャーリーとチョコレート工場」を例に出している人がいたが、まさにそれ。ただチャーリーよりは画に品があり、それこそマグリットの絵画のようだ。反戦色が強いって意見もあるが、まあこんなも>>続きを読む

ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトル・スター・ウォーズ)(1985年製作の映画)

2.9

主題歌の「少年期」は言わずもがなの名作。ただ、これが名曲すぎて、本編が追い付いていない。

ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.1

ドラえもん映画としては結構内容が難しめ。また一本の映画というよりはオムニバス。変わり種。

ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.5

ドラえもん映画おなじみの、実はけっこう重い戦闘ものだがヴィジュアルがおもちゃ箱ひっくり返した感じの映画。曲も良い。

ドラえもん のび太の創世日記(1995年製作の映画)

3.2

これは漫画版のほうがよかったかなあ。最後が流石に駆け足すぎる。

ドラえもん のび太の宇宙漂流記(1999年製作の映画)

3.8

子供向けアニメ映画の面白さを改めて認識させてくれた。要点をふまえた丁寧な展開、わかりやすくもジーンとくるストーリー、テレビ版とは明らかに工数が異なるヌルヌル作画……こういう映画でしか摂取できない栄養素>>続きを読む

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

2.9

Twitterで「ギニーピッグ並みのグロさ」みたいな評判だったので観てみたが、期待していたゴア表現じゃなかった。もっと激しくやってほしかったし、もっと尺を長くしてほしかった。Jホラーテイストが半端に混>>続きを読む

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

3.8

特殊効果の多用、そして男子と女子の出会い(男女じゃないのよね)はさすが大林監督。荒い合成はおそらく狙ってやってるし、それがとても合っている。画については申し分ないのだが、いかんせん反戦メッセージがくど>>続きを読む

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

3.4

いまどき珍しいほどにど直球のサイバーパンクもの。天から降ってくる生命体、地に落ちる頃には頭部のみになり記憶も失い、そして体を幾度となくすげ替えていく、一連の展開は『銃夢』を彷彿させた。

サイバーパン
>>続きを読む

劇場版 のんのんびより ばけーしょん(2018年製作の映画)

3.7

テレビ版の雰囲気そのままに映画化した作品。安心して視聴できる。一穂さんかわいい。

こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.1

普通に娯楽映画。ある意味邦画らしい、わかりやすいストーリーとこれまたわかりやすい恋愛要素。なので、福祉がどうかとか障害がどうかとかそういった問題提起は感じられなかった。鹿野のもとになぜあんなにボランテ>>続きを読む

ソドムの市(1975年製作の映画)

3.0

発表当時は過激だったんだろうけど、今や糞食モノのホモビデオを見てコメントし合う時代であって、正直物足りなさを感じた。糞食漢を超えるんじゃないか、って期待はしてたんだけどね、でもそりゃあアングラホモビデ>>続きを読む

タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.4

最後のシーン、流れゆく街並みと、それとは逆方向に流れゆくミラーの像が良い

キャリー(1976年製作の映画)

3.5

美しかったりサイケデリックだったり、緩急が激しい映画。ストーリー的な厚みはないので今見るとB級感をおぼえてしまう

ある日どこかで(1980年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ロビンソンは年取ってから2回目のタイムトラベルを成功させたリチャードで、だから1回目のリチャードの到来を予言できていた、ってのを予想していたがまったくそんなことはなく、意味深な行動をしていた割には別に>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

3.9

なんとなく、自分の会社の社長を思い浮かべながら観た

コマンドー(1985年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

「来いよベネット」と「友人を起こさないでくれ」だけは知っていて、起こさないでくれは「真夜中のカーボーイ」みたいな感じでエンディングに来るのかなと思っていたら全然違かった

無常(1970年製作の映画)

4.2

『哥』に引き続き2作目の実相寺昭雄作品だが、相変わらず構図やカメラワークが良い。並みの監督なら一番の見せ場レベルの構図をバンバンやるし、しかもそこまでしてもくどくない