かさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ザ・コール(2020年製作の映画)

2.0

設定は面白いのに展開が弱くて予想の範疇を全く越えてこないのが残念

千年女優(2001年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

1人の女優の半生を追憶するだけのシンプルなストーリーなのに目が離せない
時代や作品を跨いで千代子が思い出を回想する演出はアニメのよさを余すことなく発揮してた
逆にいうと本作の見どころはそこしかないんだ
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紙の月(2014年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

男の子との馴れ初めから関係を持つまでの過程を省略しすぎ
大したストーリーもないままにいきなりホテルにいて、気づいたら浮気してましたは流石に意味わからん

グッドフェローズ(1990年製作の映画)

2.4

カレンのモノローグが唐突すぎてなんか笑ってしまった
前半は眠くなったけど後半からなかなか面白い
トミーのぶっ壊れ具合がいいアクセントになってる

浅草キッド(2021年製作の映画)

2.4

この手の邦画にしては珍しく構成に無駄が少なくて、話がサクサク進んでいくからあっという間に見れた
演出が寒いというかちょっとわざとらしいのは最後まで引っかかったけど…

よくも悪くもビートたけしを知って
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エベレスト3D(2015年製作の映画)

2.5

この映画は山の恐ろしさを伝えるのには成功してるんだけど、登場人物の判別が付きにくいのがとにかくストレスだった
キャラクターが多い割には主要人物の何人かを除いてほぼバックボーンが説明されない上、全員が重
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

3.6

ディカプリオとマットデイモンの演技が光ってた
似てるようで正反対の役柄の2人が奔放する様子は見ていて常に緊張が抜けなかった
後半の怒涛の畳み掛けが凄い映画だったけど、実は前半のBaby Blueが流れ
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天使のくれた時間(2000年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

失ったものは取り返せない的なメーセージ性の映画だと思いきやラストで拍子抜け
あの時こうしていればみたいなifの世界を妄想するのは誰にでもあることで、それでも結局はどうにもできないっていうのが醍醐味じゃ
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

前半は郷愁や絶望に駆られる主人公の姿が丁寧に描写されてて見応えあったから、この調子で最後まで突き進んでくれれば…
この内容にアクションシーンとか雑な自己犠牲の精神は求めてなかった

ストーリー部分はま
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少林サッカー(2001年製作の映画)

2.5

導入から結末まで全てが意味不明でめちゃくちゃ笑った
汚いイナズマイレブンって感じの安っぽさがすき

アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公の生き様が綱渡りすぎてそりゃいつかそうなるよって感じ
クズな主人公がひたすらに失墜していく様子はグットタイムと重なったけど、こっちはラストに謎のカタルシスがある
最後の展開には第三者として見てる
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

2.7

正直言って全く怖くないんだけど、最後までお約束通りなのが逆に面白いっていう珍しい作品
画面や演出のチープさに意味があって、それが笑いに繋がってるって地味にスゴいよね
これは低予算だからこそ楽しめた気が
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

3.7

すごい悪趣味なコメディって感じでニヤニヤしながら楽しく見てたのにエンディングではしんみりした気持ちになってしまった
下手に笑いを取ろうとしないでひたすらにシリアスな演出を貫いたのは英断だったなあ
中身
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

おもちゃ箱をひっくり返したようなビジュアルのインパクトが楽しい映画だったけど、変に現実と絡めたせいでよくわかんない話になってた

ゲームの中に入り込んだかのような映像はいいのに、合間合間で現実に引き戻
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

2.0

映画にするほどの話かなあ?
イタリアの学校に行くまでは純粋に応援できたのに後半がバカバカしすぎてどうでもよくなってしまった
一途で献身的な理想の奥さんに出会えてよかったですねって感想しか出てこん

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

1.4

このレビューはネタバレを含みます

淡々と脈絡のない殺人を見せられるだけで面白みがよくわからなかった。描写もさほど攻めてないし。
唯一笑っちゃったのが雑司ヶ谷に住んでる弁護士の先生の死体が普通に瞬きしてたシーン

エジソンズ・ゲーム(2019年製作の映画)

2.2

このレビューはネタバレを含みます

内容は興味深いんだけど、ハイテンポすぎるあまり人物像の掘り下げもそこそこにダイジェストみたいな進行になってるのが少し気になった
エジソン、テスラ、ウェスティングハウスと3つの人物を軸に物語が動くからや
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.1

話は支離滅裂で理解が追いつかなかったっていうのが本音だけど、世界観はどストライクだった
ミュージカルからラストまでの流れが特に好きだなあ

四畳半神話大系と世界観を共有してるのかはわからないけど、同作
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

1.9

このレビューはネタバレを含みます

お金かけてるのは伝わるし、映像も並のゾンビ映画より迫力あるのにどうにも眠くなる
肝心のブラピに主人公としての魅力が感じられなくてさっさと終わってくれって願っちゃったよね
序盤の感染が広がっていく様子は
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12モンキーズ(1995年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

オチでやりたいことはなんとなく伝わったけど道中がとっ散らかりすぎてない?
話の一貫性が薄くてどんどん本筋から逸れるから何を楽しめばいいのかわかりにくかった

ラストは結局ループからは抜けられてないって
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マトリックス(1999年製作の映画)

2.4

バレットタイムを駆使した例のシーンが見れただけで満足したけど、会話が抽象的で本質を掴めた気はしない。

ゾンビランド(2009年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

ジェシーアイゼンバーグのキャラがソーシャルネットワークとまんま同じで笑っちゃった
こういうナードっぽい男の子が主人公のゾンビものは初めてだったけど、モノローグの語り口が独特で面白かったな〜!

この映
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エクソシスト(1973年製作の映画)

2.4

子役の女の子の鬼気迫る表情は恐ろしかったのに、声の面白さで怖さが中和されちゃったよ
取り憑かれる前後をわかりやすく対比したかったのは伝わるけど、あそこまで浮いてるとほとんどギャグじゃないか?w

耳馴
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マディソン郡の橋(1995年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

不倫したままに生前の私は家族に尽くしましたって独白は違和感あるなあ

イエスタデイ(2019年製作の映画)

2.2

ここまでビートルズを押し出してるのに、曲を他の有名アーティストに置き換えても成立しちゃうストーリーなのがなんとも
ビートルズの名曲に乗っかっただけ感は否めないよね
それが趣旨ならまあ間違ってはないんだ
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さがす(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

途中でちょっと似てるなと思ったら見れば見るほどに座間事件だった
残忍な事件をほぼ脚色せずに映像化したような映画が多い中で、この作品はアプローチの仕方が変わってるよね
単なる社会派サスペンスかと思いきや
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.9

こういうのすごい好きだな〜
登場人物がみんな暖かくて癒された!
インド人のおじいちゃんがいいキャラしてるよね

ザ・セル(2000年製作の映画)

2.4

精神世界の造形は不気味でありながらもどこか神秘的な唯一無二の世界を構築してて、ゴシックホラーが好きな人はこれだけで満足できそう

個人的にはもうちょっとストーリーも練ってほしかったけど、それは求めすぎ
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

計画が大幅に狂ってるのにグダグダなまま勢いで決行する一連の流れにめちゃくちゃ笑っちゃった
ダーウィンはほっとけってくだりがほんとに好きすぎる
ナンセンスな強盗劇だと思って見るとかなりアホくさくて笑える
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイトルからは想像もつかない風刺的な描写が多かったのが印象的
未知との邂逅を果たした後も、しがらみにがんじがらめになってトントン拍子に事が運ばない様子とかね
宇宙が題材の作品でここまで人間側の形式的な
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ゲーム(1997年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

見るからにクソ映画臭が凄くて避けてたけど、デヴィッド・フィンチャー監督作ということで視聴
総合するとまあまあ楽しめたものの、退屈な時間があまりに多かった

終わり方を重視しすぎてて道中があまりに蔑ろに
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ライフ(2017年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

宇宙空間でのモンスターパニックって響きは新鮮なのに、蓋を開ければ遊星からの物体Xとゼロ・グラビティを掛け合わせたような内容で目新しさはあまりなかったな

とはいえ宇宙や無重力の表現は圧巻で、SFが好き
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人生の特等席(2012年製作の映画)

1.7

マネーボールを見たばかりの自分にはデータ野球を真っ向から否定するこの内容は興味深かった

ただ、この映画は単純に面白くないのが欠点
イーストウッドが主演を張ってるから見れたものの、そうじゃなければ途中
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スカーフェイス(1983年製作の映画)

2.4

ここまで自分の哲学からブレないで芯が一貫してるといっそ清々しいな
何一つとして理解できないし、憧れる人の気持ちもわからないけど

古くてクソ長いのに中弛みも感じることなく最後まで一気に見れたのはよくで
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