babaちゃんさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

  • List view
  • Grid view

崖上のスパイ(2021年製作の映画)

4.2

日本人として観るのは辛いかなと思いながら…
ハルピン特務科警察の非情な仕事内容だった。
同胞同士の闘いで別の辛さ倍増。
演技が巧い豪華俳優陣にワクワク。
チャン・イーと朱瞻基が似ている笑

たったの4
>>続きを読む

上海ルージュ(1995年製作の映画)

4.1

1930年代の上海の退廃と混沌。
雑踏に不安顔の少年のアップから始まる。
歌姫の小間使いとして仕える少年。
豪華な暮らしをするもギャング親分の愛人。

ギャング抗争で島の隠れ家に逃避。
牧歌的な景色の
>>続きを読む

僕が跳びはねる理由(2020年製作の映画)

4.1

東野直樹さんの本を読んだ時の衝撃。
当時13歳という年齢にも驚いた。
自閉症の世界を全く思い違いをしていた。
衝動的な現象だけで捉えていた。

もう一度それを映像で反芻しよう。
世界の自閉症の5人が登
>>続きを読む

ジョニーは行方不明/台北暮色(2017年製作の映画)

3.9

人は距離が近いと衝突する。
愛し方がわからない。
家族はよけいにねー。

皆様々な事情があって暮らしている。
知らない人同士が偶然知り合う奇跡。
生きてゆくのは奇跡の連鎖だなー。

ラストエンペラー(1987年製作の映画)

4.6

初回映画館で鑑賞。
再視聴。
仕方がないのだけれど中国語で聴きたい。
日本の坂本龍一氏と英中の音楽がよい。
中国激動の歴史と皇帝溥儀の生涯。
愛新覚羅溥儀のドラマチックで不遇過ぎる生涯。

紫禁城内の
>>続きを読む

生魂(2019年製作の映画)

3.0

ドラマほぼ忘れている
これはおどろおどろしい雰囲気。
温寧は同じ演者。
随分としっかりして凛々しくなってる。

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3

ウィンドリバー居留地で殺人事件。
冬の過酷な寒さと広大な不毛な土地。
ネイティブアメリカンの厳しい現実。
大切な娘を失った者同士の痛みの共感。

極度の冷気を吸い込むと肺が破裂。知らなかった。
破裂し
>>続きを読む

私の少女(2014年製作の映画)

2.4

同性愛の偏見を描きたかったのか?
少女の内なるモンスターを描きたかったのか?
あのまま少女が成長したらヤバイでしょ。
中途半端でモヤモヤする。

冬の小鳥(2009年製作の映画)

4.2

寒そうな景色と空気感。

朝鮮戦争後の韓国籍の孤児や貧困家庭の子。
養子縁組で海を渡った大勢の子。
戦争の犠牲は常に子どもに。
社会問題になっている。

養子縁組前のキリスト教系孤児院での生活。
大き
>>続きを読む

隣の影(2017年製作の映画)

3.5

暗い空気感とギスギス感。
夫婦問題、親子問題、ご近所問題。
兄と猫の失踪で狂った母こえーわ。

最後二人の旦那の血みどろ。
韓国映画のようで笑ちゃう。
兄はどうしたんだろ?知りたかった。

危険なプロット(2012年製作の映画)

4.2

クロードの作文に才能を感じた担任教師。
彼に文学を教えようと課外授業。
友だちの家を覗くような虚実の内容…
何処まで事実でフィクションか?
様々な結末に翻弄される教師の慌てぶり笑
作文の結末が見つから
>>続きを読む

Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.1

ポスターで同性間の恋愛と勘違い。
夢を叶えるべく努力する話。
ドキュメンタリーのようだった。

美しい女の子は男の身体で生れた。
名門バレエ学校に編入する努力家。
練習で血に染まるつま先。
他の努力も
>>続きを読む

レイトオータム(2010年製作の映画)

5.0

甘いラブストーリーと敬遠していた。
暗めな映像も音楽もぴったり。
見て良かった。とても好き。

異国で暮らす韓国人フンと中国人アンナ。
男は女客の旦那に追われている。
女は母の葬儀で外出許可72時間の
>>続きを読む

2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

2.5

映像も主演女優も美しいが不可解で難解。

寄生性の双子の存在を知る。

美術館の展示や作品がステキ。

私の殺した男(1932年製作の映画)

4.2

フランソワ・オゾン監督「婚約者の友人」鑑賞後に。
このオリジナルはストレートな描き方。

フランス青年の繊細さ深い罪の意識。
息子の友人訪問にウォルター両親の喜び。
ウォルターの婚約者エルザと二人で街
>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

4.0

実話ベース。
イスラム過激派の無差別殺人。
テロ犯は子どもで殉死の予定。
遠い場所か支持する卑劣な声。

こんな惨劇だったとは言葉もない。
緊迫感がありドキドキの展開。
インド政府と特殊部隊遅いよ!
>>続きを読む

宋家の三姉妹(1997年製作の映画)

3.0

封切り当時映画館で鑑賞
時代背景が分からず
孫文の日本滞在の景色が美しい。
という印象が残っている程度。

再視聴
清朝末期の激動の時代と富豪宋家の三姉妹
孫文支援の父親は娘たちをアメリカ留学させ英語
>>続きを読む

彼は秘密の女ともだち(2014年製作の映画)

4.3

最愛のローラを亡くした喪失の苦しみの夫と親友。
残された赤ちゃん。
悲しみの夫ダヴィッドに妻公認の女装趣味の復活。

えーーって笑っちゃう。
クレールの途惑いは無理もない。
美しくはない女装がいいロマ
>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

5.0

傑作。感動した。
戦争の悲劇を背景に残された者の克服と赦し。
ドイツとフランス相手国に残る互いへの敵意。

モノクロの石畳にコツコツ響く靴音。
婚約者を亡くしたアンナの色のない日常を映し出す。

フラ
>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

4.5

描き出しからランス映画の雰囲気。
どうしたの何があったの?

ダヴィドの不思議な自由奔放な人間性。
騒音ダンス中のイヤホンに流れるバラード。
美しい景色とバイクやヨットで疾走する二人。
どんなに愛して
>>続きを読む

君の名は。(2016年製作の映画)

4.4

平安時代の『とりかえばや物語』に発想を得たことを知る。
遅まきながら鑑賞。

神話や宇宙などの神秘的な世界。
人知及ばぬ力があること。
組みひもがつなぐ時空間。
よく錬られているストーリーと瑞々しい画
>>続きを読む

淪落の人/みじめな人(2018年製作の映画)

4.7

香港映画の秀作
夢を持つ人の夢が叶うことを願う。

香港へ出稼ぎに来た外国人の家政婦事情。
街の休日光景や家政婦同士の助け合い。
虐待もある出稼ぎ人たちを優しい眼差しで映す。

半身不随になり生きる意
>>続きを読む

still dark(2019年製作の映画)

4.0

佳作
知人の推薦。
自分ではきっとチョイスしない。

盲目青年の無謀ともいえる果敢な挑戦。
野菜切る時ドキドドキする。
真っ暗な画面彼の世界なんだ。

同僚の人間力素晴らしい。
試験後泣きながら食べて
>>続きを読む

特捜部Q 知りすぎたマルコ(2021年製作の映画)

2.9

なんだよー
シーズン4でようやく心が許せる二人になったのに…
カールこんなイヤなヤツじゃなかったゾ。
アサドも違う違うこうじゃない。

このシリーズハズレなかったのに
ハズレ!
もう観ない!

初恋(1997年製作の映画)

3.1

クレイジーーーーー
めちゃくちゃで映像最悪。
当時の香港の雑踏で
最後まで観てしまった笑

ボロ布でバケツ洗いの紙コップまた使うの?
ううー

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

3.8

とにかく早口でしゃべるしゃべる。
打ち合わす手の音が大きくてびっくりする笑
表現したいものが次々と溢れ出る。
映画のショットを一度観ただけで覚える。
そして自分の作品に取り入れる。

大好きな『花様年
>>続きを読む

台湾人生(2008年製作の映画)

4.1

昔TVで観たような…映像は悪いが。
改めて台湾の歴史の複雑さを知る。

日本の統治時代を生きた人びとの声。
日本語で話される日本人であった時の悲喜こもごも。
差別されたことを忘れないが感謝もある。
>>続きを読む

台湾、街かどの人形劇(2018年製作の映画)

4.5

台湾の布袋戯初めて知る。
手の指だけで人形を動かす。
人形使い師匠で人間国宝の陳錫煌のドキュメンタリー。
人形の顔・衣装・動き素晴らしい。

伝統芸能文化の継承問題と名の確執。
偉大な師匠であり父親の
>>続きを読む

戦神紀 チンギス・ハーン戦記/戦神紀 ~チンギス・ハーンの物語~(2018年製作の映画)

2.0

冥王との闘いの神話のようなものから始まる。
豪華俳優陣、倪大紅や趙立新。
『人魚姫』の林允
陳偉霆は化粧なしワイルドな感じがいい。
ドラマ『フビライ・ハーン』フビライの胡軍が悪役って笑
途中笑ちゃう
>>続きを読む

親愛なる君へ(2020年製作の映画)

2.0

全体に湿っぽい。
だんだん予測が付く展開。

主人公は嫉妬に駆られルール違反した。
罪深いな。
山での死の責任は本人と半々。
二人の愛の描き方が弱く分かりにくい。
残された家族に献身的なのは
つぐない
>>続きを読む

妻の愛、娘の時(2017年製作の映画)

5.0

前半の墓騒動の大爆笑から涙が出て仕方がない後半。
時代で変わりゆくさまざまな価値観。
それぞれの立場や気持ちを細やかに描く。

村に残る貞節門「貞女は二夫にまみえず」儒教の教え。
出稼ぎに出たまま帰ら
>>続きを読む

君のいた永遠(とき)(1999年製作の映画)

4.5

金城武クンいいなー
甘ったるいのかなー?
途中までちょっと苦手かもと思いながら…

時系列で明かす過去の事実。

シューヤウを愛した二人のゆきちがい。
人生で一度は勝手が許されるって…

彼との結婚を
>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

5.0

面白いなー!
全然予測がつかない展開。
最後ほっこりするいい話になってる。
スバラシイ。好みだなー

運命じゃない人(2004年製作の映画)

4.8

最初から最後まで話がうまーく続き360°繋がってる。
それぞれの時系列にほーそうなんだー
ホントいい人宮田さん中村晴日に重なる。
電話番号聞けて道路で小躍りサイコー。
なんだかんだ友人の神田も許せるな
>>続きを読む

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(2020年製作の映画)

3.9

時々この手の映画を観たくなる。
他の方のレビューで原作は中国清時代蒲松齢作
『聊斎志異』の一篇/原題名[聶小倩]
日本題名[生き返った美女]ということを知った。
全く違った話になっているが楽しめたなー
>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

4.5

題名がいい。オープニングの歌がいい。
歌詩「家は救いの港にならない」ならば辛いね。

12年間家族に会いに来なかったルイ。
再会の気まずさが続くギスギスした時間…見ていて居心地が悪い。
ルイの言い出せ
>>続きを読む