Eテレの音楽館でクライバー指揮のブラームスを聴き終わったら、この映画を衛星でやると宣伝が出てきてそのままチャンネル切り替えて視聴。
アルゲリッチは一度だけ生でシューマンのピアノ協奏曲を聞いたことがある>>続きを読む
映画の紹介には、アルミニウム工場に戦いを挑むとあるが、この工場が生み出す環境汚染については説明不足。中国利権と結びついているらしいことは分かったが。
それはともあれ初めて観賞したアイスランド映画。実力>>続きを読む
あり得ない設定で、かつストーリーの展開に意外性が全然ないのだけど、それなりに楽しめた。バッハの平均律に始まり、ショパン、リスト、ブラームス、そしてラフマニノフと、有名どころの曲も堪能できる。チェロは明>>続きを読む
こんな杜撰な捜査で思い込みに基づき証拠もなしに爆弾犯の嫌疑をかけるとは。彼の権威依存的な志向を利用し嘘で嘘を固めたFBIのありようは、他人事ではない。
アトランタ・ジャーナルの記者は、彼の無実を確認し>>続きを読む
時代考証ほとんど無視なんていうのは無粋というもの。ちょっと凝りすぎだけど楽しめた。レオ様のプロデュースだし。
ロビン・フッドの映画を見るのは、ケビン・コスナー主演とラッセル・クロウ主演のに続いて3作目>>続きを読む
面白かったー!
まずスクリプトがいい。ものすごく凝った作り。最後までワクワクドキドキ。
エンターテイメントでありながら、学歴とコネ、そこから得られる権力と金がモノを言う社会への批判も折り込まれてる。>>続きを読む
「あなたのストーリーを聞かせてほしい。」
過酷な戦場に赴く彼女が常に目を向けていたのは、ひとりひとりの人間だった。ジャーナリズムとはなんなのか。安全な場所から国際情勢を語ったり、鳥の眼で政局を論じたり>>続きを読む
認知症が進み、どんどん壊れてゆく実母の姿をありのままに記録する監督。監督の母親に対する深い愛情を感じると同時に、親と子が完全に自立しあい、ひとりの人間として尊重しあってきた家族の歴史を見る思いがする。>>続きを読む
Jokerとは何かを知らないまま見たけれど、予備知識の必要は感じなかった。ストーリーはそんなに込み入っていない。監督はこの映画に特に社会的、政治的意図を込めたわけではないと言っているが、社会的、政治的>>続きを読む
メロメロなメロドラマなんだけど、日中戦争、植民地台湾の日本からの解放、国共内戦、228事件前夜の台湾の状況と、三組のカップルが生きた歴史もきちんと描かれている。ジョン・ウーの手腕、大したものだ。
中国>>続きを読む
教育問題を扱ったフランス映画はどれも質が高い。
本を読む面白さを子どもたちに伝えるために選ばれるのは「レ・ミゼラブル』。これに相当する本が日本にあるだろうか。適当なのが浮かばない。
黒人差別は克服されたが、白人は差別されたままだというKKKの言い分、在特会のそれとそっくり。ありえない設定で笑わせてくれるけど、テーマの深刻さは最後のリアル映像から十二分に伝わってくる。
NYタイムズやワシントンポストの足元にも及ばない、小さなニュース配信会社のナイト・リッダー。イラク戦争開戦の理由に大義がないことを徹底した取材で追及する記者と彼らを支えるデスクも大したもんだが、それが>>続きを読む
昨日アップされたビデオニュースドットコムの映画特集で、宮台さんと神保さんが取り上げてて、懐かしく思い出した。
ジム・ガゼーヴィル最大のヒット作ではないか。その後の作品は今ひとつ。
グレン・クローズ、貫禄の演技。
意表をつく設定にどんどん引き込まれる。
全てをぶちまけて、栄光の座を自分のものにすることもできたろうに、真実は家族以外には決して明かさない硬い決意も夫への愛情の故なんだ>>続きを読む
スコットランドとイングランドの歴史の勉強。
宗教改革者ジョン・ノックスがエキセントリックないっちゃってる人物として描かれているのが興味深い。どこまで本当かは別として。
いやーこれが実話だとは…
わずか21歳の若造のなりすましが、不自然なほどバレないのは、軍の規律がもうボロボロだったことの証左でもあるんだろうな。
極限状況のなかにおかれても、最後まで良心を失わない人間>>続きを読む
今のところ今年見た中でナンバーワン。『グッバイレーニン』はじめ東ドイツに関する映画もいろいろ見てきた。どれも印象に残るものばかりだが、この作品も素晴らしい。最後のクラスのシーン、大昔の『スパルタカス』>>続きを読む
想像していたのと全く異なっていた。どんなに頑張っても、田舎の権力者と良心よりも自己利益を選ぶ周囲の人間の妨害によって努力が報われない不条理。物語はエンディング直前まで淡々と描かれ、ハッピーエンドすら期>>続きを読む
わたし的には今ひとつだった前回の森作品『FAKE』より、かなりよかった。
組織に属する前に1人のジャーナリストでありたいという望月さん。その想いを言葉にした森さん自身の最後のナレーションに涙が出た。>>続きを読む