ユーキさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ユーキ

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哀れなピエロ(1892年製作の映画)

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世界初のアニメーション映画。
純粋なアニメーション映画ではなく、テアトル・オプティークというゼラチンフィルムに別々に描かれた手書きの人物と背景をプロジェクターで同時にスクリーンに投影する装置によって上
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映画の妖精 フィルとムー(2017年製作の映画)

3.9

経済的、地域的に映画を観られる環境にいない世界中の子ども達のために作られた作品。

様々な映画の名シーンが詰め込まれたクレイアニメであり、映画を初めて観る子ども達が観て映画の素晴らしさを感じることがで
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ラ・シオタ駅への列車の到着(1895年製作の映画)

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リュミエール兄弟らが公開した世界初の映画群のうちの一本。
ホームに列車がやって来て、乗客が降りる様子を描いているだけの作品だが、画面内で奥から迫ってくる列車を恐れて観客席から飛び退いたと観客がいるとい
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水をかけられた散水夫(1895年製作の映画)

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リュミエール兄弟らが公開した世界初の映画群のうちの一本。
コメディ映画の先駆けともいえる作品。

工場の出口(1895年製作の映画)

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リュミエール兄弟らが公開した世界初の映画群のうち最初に公開されたといわれる一本。

ラウンドヘイの庭の場面(1888年製作の映画)

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3秒にも満たないギネスに認定された世界最古の現存する映画フィルム。
しっかりと動く画になってるのがすごい!

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.6

大雑把な部分はあれど全体としてはよくできていた。
どんでん返しがあったと言えどありがちだなぁ、と思わせてからのもう一捻りあったのがよかった。

Who Am Iという原題もいいが、邦題のオシャレな感じ
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ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

3.9

観終わって一番始めに思った感想は「なんだこの映画は。とんでもないな」でした。

舞台はドラーグ族という巨人が支配する惑星。その惑星では人間が原始的な生活をしていた。主人公はドラーグ族に飼われていた人間
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

4.0

嵐の中、一軒のモーテルに集まった11人の男女。外部との連絡もできない状況で一人また一人と殺されていく。はたして誰が犯人なのか?その目的とは?
といった内容のありがちなミステリー映画。
と思っていた時期
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君の膵臓をたべたい(2018年製作の映画)

3.6

原作既読、実写版観賞済。
実写版はオリジナル要素が強かったのに対して、アニメ版は原作に忠実に再現していた。

最後の方の星の王子さまの世界を表現したようなシーンはアニメーションならではの良さがあった。
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

3.7

メリー・ポピンズ半世紀ぶりの続編。

前作同様、実写とアニメーションの融合、音楽がよかった。
舞台は前作から20年後ということで、前作の登場人物も多く出演し、前作を踏襲しているシーンも多かったので、ま
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チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)

3.6

現代に蘇ったチャッキー。現代のチャッキーはAIを搭載し、かなりハイテクになっている。

タイトルこそチャイルドプレイだが、チャッキーが出てくる以外は、設定などオリジナルとは全く別物に感じた。
オリジナ
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チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)

3.6

新作を観に行く前に予習を兼ねて初観賞。
これが「おもちゃが意思をもって動く系映画」の双璧を成す作品のひとつか。

当時の技術では人形を滑らかに動かすのは難しかったのかもしれない。だがそれが逆に、本来動
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アクアマン(2018年製作の映画)

4.1

圧倒的映像美
アクション映画でありSF映画でありファンタジー映画でもあった。

近未来感あふれる水中都市は光の表現がうまく、機械的であるにも関わらず自然的なよさも感じた。
海の生物達はクリスチャン・ラ
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

50年前の今日、人類は初めて月面に降り立った。

この映画は人類初の月面着陸を成し遂げたアポロ11号の船長ニール・アームストロングの視点からこの偉業を描いている。

生死の保証がない宇宙飛行士という職
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運び屋(2018年製作の映画)

3.9

クリント・イーストウッド監督、主演
麻薬の運び屋を主人公としたクライムサスペンスでありながら、1人の老人の心境の変化を描くヒューマンドラマとしての一面もあった。

仕事だけに生きてきた男が全てを失い、
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

4.0

うーん、難しい、難しすぎる。
人によっては解釈が大きく異なり、おそらく正解はこれってものもないだろう。

冒頭にルカによる福音書第24章が引用されてるし、あちこちにキリスト教のモチーフが散りばめられて
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.2

タイトルやストーリーよりもその名セリフの数々で有名であると思われる映画。

舞台は第二次世界大戦中のフランス領モロッコ・カサブランカ。そこはアメリカに亡命しようとする人々で溢れかえっていた。
主人公は
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

序盤から不気味な雰囲気が漂い、話が進むにつれてどんどん不気味さが増していく。
伏線を回収し、その不気味さの正体が明かされるシーンは心地よかった。
謎が明かされてからのラストシーンはもう少しひねりがほし
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ポーカーナイト 監禁脱出(2014年製作の映画)

3.2

ポーカーナイト、それはポーカーをしながらベテラン刑事達が後輩へと自分の武勇伝を語ることで教訓を教える場である。
そんなポーカーナイトの帰りに主人公の刑事は何者かに拉致され監禁されてしまう。
先輩達から
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クレヨンしんちゃん ヘンダーランドの大冒険(1996年製作の映画)

3.8

大人になってから観るしんちゃん映画③

世界の平和のためにしんちゃんが頑張るという王道ストーリー。
「ヘンダーランド」、「トッペマ・マペット」、「スゲーナ・スゴイデスのトランプ」など単純ながら語感がい
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カリガリ博士(1920年製作の映画)

3.5

100年前のドイツの無声映画。
独特な雰囲気を醸し出す美術セット、カメラの絞り表現などが作品に深みを出していた。
ラストシーンは今ではありがちなものではあるが、100年前にこのラストを作ったことで、そ
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ゆれる人魚(2015年製作の映画)

3.6

ダークファンタジー×ホラー×ミュージカル
終始官能的で退廃的で血生臭い雰囲気が漂っている。
おとぎ話の人魚姫やセイレーンの伝説を基に、人魚の姉妹の人間世界での生活を描いている。
人間に初めての恋をする
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

3.6

科学者暴走系サメ映画が多いなか、この映画はもしかしたら現実に起こるかもしれないというリアルさがあった。
広大な海を舞台にしながらもソリッドシチュエーションスリラーとして成り立っていたと思うので、タイト
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

4.3

大人になってから観るしんちゃん映画②

戦国時代を舞台に、人が簡単に死んでいってしまう非情さ、身分を越えた許されない恋をテーマにした映画。
しんちゃんが敵軍の大将に言い放った言葉、そして最後の廉ちゃん
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ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

3.6

邦題のサブタイトルのせいでネタバレしてる感は否めない。
怒りという感情が周りの人間にどんな影響を与えるかを独特の表現で描いている。
前半の1時間ぐらいは話の全容が掴めなかったが、終盤で謎の納得感(冷静
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マザーハウス 恐怖の使者(2013年製作の映画)

3.6

最初はいわくつきの屋敷を舞台にしたホラー映画だと思っていたが、実際はホラー要素を加えたSF映画という感じだった。
時系列が複雑で困惑することはあるが、終盤で謎が一気に解けていくのは、なるほどなぁと思っ
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.5

超能力者同士の戦いの映画だが、派手なアクションシーンはなく、精神的な戦いがメインだった。
監督の独特の表現が存分に発揮されている作品だと思った。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.8

キャサリン・ウォーターストーンを拝むために観始めたが、想像以上の良作だった。
低予算を感じさせる部分はあるものの、伏線の回収が上手く話のテンポも早いので観ていて楽しかった。
他の方も言ってるように、’
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狼の死刑宣告(2007年製作の映画)

3.6

SAWやインシディアスのイメージが強いジェームズ・ワンのアクション映画。
話自体は特別目新しいものではなかったが、アクションシーンの上手さや俳優の演技力が映画に厚みと重さを与えていた。

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.0

「夜は短し歩けよ乙女」とはまた別の不思議な雰囲気の話だった。
優しいお姉さん、いつも支えてくれるお父さん、頼りになる友達、そして、かわいいペンギンたち。
優しく爽やかであるがちょっぴり切ない物語。
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.8

ウインドリバーというネイティブアメリカンの人々が暮らす土地を舞台にした作品。
雪と静寂だけがある地での彼らの心の闇を描いている。
映画の題材としてはとても興味深いが、これに近いことが現実でも起きている
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インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.5

シリーズ第4作。
シリーズを重ねるにつれてホラー要素は弱くなり、ファンタジー要素が強くなっている印象。

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.7

BGMと美しい映像が映画をより魅力的で幻想的なものにしていた。
雨粒の描き方がオシャレ。

人魚の眠る家(2018年製作の映画)

4.2

「脳死」は人間の死であるのか?
医学や法律では確かにそうなのかもしれない。しかし、それが自分の大切な人だった場合、素直に受け入れられるだろうか。
扱ってるテーマは非常に重く、とても考えさせられるが、観
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インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.5

過去作の前日譚にあたる作品。
1,2で主人公級の活躍をした女性の過去を描いている。
シリーズを見ていると楽しめるシーンもあった。
ホラー要素強めのダークファンタジーって感じ。