Yudaiさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

Yudai

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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.8

最期を感じたからこそ、やりたいこと、やるべきことが見えてくる。


残された時間が少なくなった時に自分は何をしたいと思うのだろうか。
この2人みたいにやりたいことが出来ることは稀なはず。
でもお金が無
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南瓜とマヨネーズ(2017年製作の映画)

3.2

ダメな人達が沢山出てくる映画。

綺麗事ばかりで夢を中途半端に諦められないヒモ男、セイイチ。
そんな彼氏のために真っ直ぐに尽くすも報われない。それどころか元彼にも振り回されるツチダ。
女性にもお金にも
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

夢と現実の中で揺れ動く選択。

選択とは何か、大人になるということは夢を諦めることなのか。
ハッピーハッピーなミュージカルと高を括っていました。

ビビットな配色や古典作品をオマージュした演出など見所
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ドリーム(2016年製作の映画)

3.8

有人宇宙飛行に成功した事は誰もが知っているが、それが彼女達の力無しではなし得なかった事はほとんどの人が知らないだろう。

先駆者と呼ばれる人はきっと彼女達の様に前例をぶっ壊してきた人達なんだろう。

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

美しい映画でした。
光や水の風景描写の緻密さ、純粋な少年少女の感情表現の巧みさ、そして音楽のタイミングと雰囲気の絶妙さ。
惹かれる要素が多すぎる、、、

前作と比べるとか関係なく、純粋にいい作品でした
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

現実と向き合って前に進もう、なんてことが全てじゃないんでしょうね。
そこから逃れる決意をすることも責められる事じゃない。

それでも乗り越えて欲しいし、奇跡が起きて欲しいと周りは願ってしまう。
それは
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.5

行って帰ってくるだけ。
シンプル過ぎるストーリーなのに興奮が止まらない。
これは確かに映画館で観たかった。

トランス・ワールド(2011年製作の映画)

3.6

費用対効果の高い作品。

終始不気味な雰囲気で緊張感に包まれる。
集まった時からある違和感。
タイトルから何となく予想も出来るが、彼らの共通点と集まった目的が少しずつ明らかに。

期待を圧倒的に上回る
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

よく考えれば様々な要素が盛りだくさん。
声を発することができない主人公は一見冴えない中年女性。彼女の友人はゲイの老人男性と黒人女性。
それぞれのバックボーンは異なるがマイノリティを抱えている。
そして
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

心を元気にしてくれる作品。

今自分がやってることは本当にやりたいことなのか。
楽な方や結果が出やすい方に妥協してないか。
そんな事をふと感じる映画でした。

またどの音楽も素晴らしい。
平凡な風景が
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サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.2

細かい設定云々は置いておいて、クスッと笑える映画。
突っ込みたいところはあるものの、アンバランスな家族が少しずつ形になっていくのが楽しい。


本当にこんな事が起きても情報が無ければこんな感じなんだろ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.5

再来週ミュージカルを観に行くので予習に。

美しい歌声と映像に圧倒。
普段ミュージカル映画を観ないので、台詞が歌詞になる事がこんなにも迫力があるとは驚き。
劇場に何度も足を運ぶ日が多いのも分かる気がす
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

人に決められたことが嫌い、皆んなと一緒はダサい、、ちょっと背伸びしたい時期。
でも、それを過ぎ、離れて気がつく大切なもの。

自分が大学進学で地元を離れた時のことを少し思い出しました。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.7

澄んだ川の様な美しさ。

爽やかな夏の風景も音楽もエリオの純粋な心も、、
同性愛がどうとかではなく、ただ素直な愛を一夏という儚さがより美しく見せる。

この時代にこのことを温かく見守る両親がまた素敵で
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

2.8

期待しすぎた?

前作ほどの衝撃と濃さが感じられず、個人的には満足とまでは行かず。
ヴィジュアルでも使われていた雨の降る街と砂埃にまみれた街と2つのディストピアは美しかったし、世界観はやっぱり好き。
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セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

3.5

予想以上の満足度。
サスペンス要素やまさかのSF的要素もあり楽しめた。

最後はそれぞれにとってのsafe havenに辿り着けてよかった。

ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.7

前作を超える緊迫感。

監督が変わったことから、印象も変わったかなと。
前回は善悪の葛藤であったり無力さなど弱さが見えるシーンが印象的でしたが
今作は仲間やイザベルの情など強さが印象的。

エミリーが
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

まともに顔が映るのは2人くらい(たぶん)。
映像もほとんどがオペレーター室の中。
あとは音があるだけ。

耳からの情報だけでこんなに想像して楽しめるのは衝撃でした。
そしてその想像も裏切られる展開。
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

衣装も音楽も映像も美しい映画。

愛の形ってそれぞれやと思うけど、ラストの食事のシーンはゾッとしました。
来世もその次も次の次も…
結果的に幸せそうなので良いですけど。

薔薇は死んだ(2015年製作の映画)

3.2

女性の愛と欲望と嫉妬心は人を美しくも醜くもする。

雰囲気が良い作品でした。
美しい中欧の景色にすっきりしない霞んだ空。

黙して契れ(2010年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

貧しい社会、それでも皆必死に生きている。
ラストは衝撃的で切なさが残る。

ガトとフリオの2人で入団することを目指して、全てを隠して試合に臨んだ。
しかし、ガトが黙っていたことを知ってしまったフリオは
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

報道が仕えるべきは国民だ、統治者ではない。

これが全てのように感じました。
圧力により事実が隠蔽されたり捻じ曲げられてはならない。
国民には正しく知る権利があり、それを伝える義務がメディアにはある。
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50/50 フィフティ・フィフティ(2011年製作の映画)

3.6

常に明るくバカしてくれる友人、過保護なほどの愛情を注ぐ母、心を癒し支えてくれるセラピスト。
1人じゃない、これが人を強くするんやな〜って改めて感じた作品。

カイルええやつ。

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.3

最高の幸せとは、
より良い選択を繰り返すことではなかった。
非凡で平凡な日常の中に気がつかない幸せがある。

本当にそうなんだと思う。
分かってはいるけど、大事に過ごすのは難しいですね。


タイムリ
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

2019年、思い描いた時代に到達したのか。

上映された82年、こんな未来を想像していたのだろうか。
空飛ぶ車、動物は人工物に、そして感情を持つアンドロイド。
科学の進歩とファッション、建築物のミスマ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

本当に美しい。

恋愛映画が苦手で避けてたけど、
こんなに心打たれるとは驚きでした。

うまくやるのは難しい。
努力が必要だ。でも俺は努力したい。

1つの愛を貫いてきたノアにとって愛することの難しさ
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アルゴ(2012年製作の映画)

3.5

1970年代、暴徒化したイラン人にアメリカ大使館が占拠、職員は人質に取られた。
間一髪で脱出した6人はカナダ大使の私邸で匿われた。
この6人の救出のためCIAは偽の映画アルゴの撮影を装った作戦を決行。
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アップサイドダウン 重力の恋人(2012年製作の映画)

3.2

近未来SFラブストーリー。

まるでラッセンの絵画の世界のような映像美。
それだけでも十分引き込まれる。
多少矛盾点、疑問点はあるものの気にせず見ると気持ちよく楽しめる映画。

トランセンデンス(2014年製作の映画)

3.1

society5.0への警鐘。
このIOT時代において、全てが繋がるが故に考える脅威を感じた。

同時に生きる定義も変わってくるのかな。
仮に脳のスキャンにより肉体がなくても自我を維持できたとしたなら
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海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

3.7

子供の頃、台風が来るとワクワクしていたのを思い出しました。
そんな誰もが経験したような、ありふれた日常が広がっていました。

本当に素敵な役者さんばかり。
このほっこりとしたぬくもりが是枝作品の魅力な
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ナチスの犬(2012年製作の映画)

3.4

初めてススキンドという人を知りました。
色んな葛藤が垣間見えました。
家族を守りたい気持ちとユダヤ人を救いたい正義感、また自身の手で人を救いながらも命を奪う罪悪感…
それぞれ様々な感情を抱えながら勇気
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.8

大切なことは会えるか否かではなく、会いに行こうとする気持ち。
きっとその通りなのでしょう。
残りの余生と向き合い、約束を果たすと覚悟し行動に移したエイブラハムは人との出会いを通して変化していく。
娘と
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.2

ホームセンターは武器の宝庫。

超人的な強さの主人公が悪い奴をボコボコにする話。
思ったより中身は薄かったけど、クールなアクション映画でした。