ゆいさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

-

お話の設定がいい 景色もいい
お芝居の合間にいろんな言葉でタヘレを説得するの健気だったな

アハマドプールが元気でよかった

ウェスアンダーソンはこの人の作品見てるのかな

そして人生はつづく(1992年製作の映画)

3.8

土地柄・時勢柄何もない(何もなくなってしまった)場所であるとはいえ、画面をとことんシンプル(?)に収めているのが好き

字幕だし、言葉もわからないからニュアンスの問題かもしれないけど、地震の時のことを
>>続きを読む

ホームワーク(1989年製作の映画)

-

最後の子、きっと性質的に難しいのに執拗に理由を答えさせようとしててすごく可哀想だった
詩をよく覚えていて偉いね
詰め込み教育の賜物かしら

宿題を見てもらえない子たちと親の苦悩がつらい
罰とは何かわか
>>続きを読む

遠くへいきたいわ(2022年製作の映画)

-

会話と感情の発露の仕方が自分と違うからか、話が進むとともにどこか知らないところまでいってしまうような感覚になった それが心地よかった 掛け合いが好きだった

愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

キャストの味が出ていて、どの役もくまなく可笑しい
瀬戸康史のこと100万倍好きになった
結婚は自分と相手の家族のためにするものだと聞いて、私は自分のためにならないからしたくないんだなって
「長いお別れ
>>続きを読む

われ弱ければ 矢嶋楫子伝(2022年製作の映画)

-

日露戦争が始まって戦地に届ける食糧を集めるシーンから、どうしても今の世界の混乱を思い出さずにはいられなかった
矢嶋楫子・ツルー・新栄女学校とか、今まで散々聞いてきたのに全然理解してなかったけど映画でま
>>続きを読む

ジョージアの古い歌(1969年製作の映画)

-

地方ごとのグルジアの民謡と生活の記録
山の麓に集落、とか、足されていくふっかふかの藁とか、特徴的な布?カーペットとか
肝心の民謡は、男声だけなんだってことに驚いた(聞き馴染みがないというよりは、男だけ
>>続きを読む

鋳鉄(1964年製作の映画)

-

暗い空間で高温の鉄がパチパチはねている映像が、モノクロだと星がキラキラしてるように見えるんだな
工場のクレーン?トロッコ?にちょっとわくわくした

四月(1962年製作の映画)

3.9

この監督の人と建造物の撮り方が好きだ
モノクロと音で遊んでいる
なんもない白とごちゃごちゃとした黒
用水路?河?沿いを歩くシーンが好きだった
街で撮影しても、生活音が入らないだけでこんなに非現実的に見
>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

-

インセプションよりややこしくて気味悪い

千葉さんとしての姿が建前で、本当になりたいのはむしろパプリカなんだとしたら、「私の分身っていう発想はないの?」がすごく効いてる

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.0

うわ〜〜〜結末が!!綺麗すぎる!!

街を生かした人物の撮り方がとても好きだ
ドアと窓が作る影が美しい

主人公がどこまでも健気で見ているこっちにまで困り顔が移ってしまった

自分の中では筋が通ってい
>>続きを読む

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

-

中学生ぶりに見たWSS、やっぱりAmericaとアニータ姉さんが好き!!!てなった

トニーがめちゃくちゃトニー顔

下からのアングルとか上からのアングルとかいろんな角度から撮っているのと、映像の迫力
>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.8

ジョーに感情移入しすぎてまともな情緒でいられなかった

結婚だけが幸せではないし、家族さえいればいいと思っているはずなのに、寂しい は今もはや女の人だけの悩みではない気がしている(もう昔のアメリカの
>>続きを読む

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

-

結末に、誰かの尊厳を傷つけるような振る舞いをした人が報いを受ける、ある種トラウマ的な教訓を与えるための映画なのだとしたら、やはりこの結末(の一部)も誰かの尊厳を傷つけているのではないか?と思った
要す
>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

どこまでもオシャレで、ことごとくふざけてて最高
計算し尽くされた絵作りもだけど、アニメーションの組み込み方とか、モノクロとカラーの転換とかが印象的
ボンネットのマッチョが好きすぎる
最強の胃袋を持つシ
>>続きを読む

ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

-

むちむちふわふわでお洒落なサンタさん(緑のコートめっちゃかわいい)
ボヤきながらもきちんとお仕事してて偉い
最後忘れてた!て言うから入れ歯取り忘れてることかと思ったら違った

絵本「さむがりやのサンタ
>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

3.7

口かと思ったら髭

言葉にならない感情・感覚を言語化するのではなく無言・無音でいくのが潔くていい

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

-

ずっとポスターのバイクの人がアキラだと思ってた
ぶっ壊してくれる誰かが欲しかったんだ

運動神経と運がよくてアホっぽいキャラクターが好きなので金田がかなりぐっときた
夜に走るバイクのランプが線を描くの
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

4.2

人生のなかのどうかしている瞬間は、その時は必死すぎてあまりわからないけど、時間が経って思い返してみると滑稽に思える
というのを第三者の鑑賞者として面白く観られている感覚

どうかしている女めちゃくちゃ
>>続きを読む

第七天国(1927年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

“第1回”アカデミー賞というのに驚いたのと、Seventh heavenというタイトルに聞き覚えがあって観た

働くのは地の底でも、住むのは星のそばさと自慢げに話すチコが好きだなと思った

Never
>>続きを読む

サーミの血(2016年製作の映画)

3.7

この映画を見て自分がたどり着くすべての考えが呑気に思えてうんざりする

変えられない属性から生まれる困難を、乗り越えるか受け入れるかしなきゃいけないその過酷さを「成長物語」と表現するのはなんか違うと思
>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.1

星2000000くらいつけたい 好き……しか言葉が出てこない

これからは一人で死ぬのは普通だけど、あなたは寂しがり屋だからそんな死に方は似合わないっていうのと似たことを親に言われたことがあってドキ
>>続きを読む

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

-

夢は夢のままで
さすが名俳優

テンポが良くてさくっと楽しい

花とアリス(2004年製作の映画)

-

おにぎりサンドとかいう衝撃ごはんを一口食べて、「牛乳と味噌汁が欲しくなるね」って答えるのがまさにお前の回答だなって感じ

花ちゃんは不器用な悪さって感じだけど、宮本が「償ってもらわないと」って言ってく
>>続きを読む

四月物語(1998年製作の映画)

-

大人っぽさとあどけなさが同居した美しさが春の世界にぴったりだった
ため息ついちゃうくらい松たか子の可愛らしさ満載の映画でした

真実の行方(1996年製作の映画)

-

昔どこかの役員さんの印象深い映画として紹介されてて気になってたから見てみた

やっぱりね!そうだよね!て感じです

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

-

テーマや時代背景は楽しいものじゃないんだけど、ポップな演出のおかげで最後は少しだけ楽しい気持ちで見終われた 全てが終わったらまず踊りたいってのが好き、その前に心の中のヒトラーを蹴っ飛ばすのが最高(気>>続きを読む

横道世之介(2013年製作の映画)

3.9

初対面でお互いがっつりハンバーガー頬張るシーンがとってもお気に入りです
いちいちツボでたくさん笑った
思い出すとふふってなる人って誰だろう


好きポイント
・ロビーボーイも冴えない縞ポロシャツも何で
>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.2

背中全開のギャルの話かと思ってたら、繊細で静かで丁寧に作られた映画だった

色使いと空間の切り分け方がとても綺麗で、映画館の大きなスクリーンとふかふかの椅子で見たいな〜って思った
お揃いの赤い服と
>>続きを読む

秋刀魚の味(1962年製作の映画)

-

岩下志麻の美しさと岡田茉莉子のかわいさたまらんね
人生は(つまるところ)ひとりぼっち

小津作品モノクロしか見たことなかったから、カラー作品の綺麗さに惚れ惚れした
配置と配色がすごいのはもう言うまでも
>>続きを読む