ゆいさんの映画レビュー・感想・評価

ゆい

ゆい

Bico(2004年製作の映画)

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ドキュメンタリーみたいなフィクションに見える アキカウリスマキの映画の冒頭と見紛う

俺らのペンギン・ブーツ(1992年製作の映画)

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ゆりかごから墓場まで靴尖らす
Leningrad CowboysのPVでいちばんゆるくて笑える 全部ゆるいが

バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

わ〜お話はめちゃくちゃ好き なのに見え隠れするフェチ(?)にものすごい嫌悪感 けど総じて好きの部類に入る映画です 画はサイコー

機能不全の家庭と両親を完全に捨て去るのではなく、嘘をついて見栄を張って
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スティング(1973年製作の映画)

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終わりよければすべてよし!最後の20分くらいの間にびっくりが詰め込まれていた
100年前はこんな街並みだったのかな〜 章構成になっているのも面白いしイラストも可愛い
何よりポールニューマンの顔がいいで
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PASSION(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良〜〜〜
真心を打ち明けあった先にあったのは、別離ではなく再構築への一歩(というか元サヤに戻るというか)だった でも果たしてその相手で良いんだか悪いんだか、という感じ
真夜中の鼎談といい、朝の散歩と
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.8

「核爆弾を投下するなんて人間のできることじゃない、だけど勲章ものだ」とか「1億5000万人の犠牲が2000万人の犠牲で済む」とか唖然としてしまうような発言や、憶測と憎悪に突き動かされただけの呆れるしか>>続きを読む

あこがれ(1958年製作の映画)

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短さあっけなさが子供の頃の思い出っぽくて良い

不滅の女(1963年製作の映画)

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画面はほんとに綺麗 夏の昼間にモスクの前の広場に点在する人々とその影とか、地下用水路とか、イスタンブールをモノクロで見たのは初めてでワクワクした
夢か現か、今か昔か、真実か虚像か、フラフラ彷徨いこちら
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羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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無理怖すぎる疲れたほんとやだ
誰かとじゃなかったら絶対観られなかった

泥の河(1981年製作の映画)

4.4

言葉にならない… 悲しさや切なさもあればあたたかさもあり冷たさもあり
大人と子供/陸と川のような”違うもの”の間には、物理的な壁や明確な区切りの有無に関わらず、何か境目のような曖昧な継ぎ目があって、そ
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RENT/レント(2005年製作の映画)

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エンジェルとコリンズの歌(I’ll cover you)がめちゃくちゃ好き てかもうコリンズの歌声が好き
Seasons of loveってストレートに良い曲だなとしみじみ思う

しとやかな獣(1962年製作の映画)

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演出の緻密さに驚く
文明にも風情が必要なんでございますね

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.1

ど名作 モノクロの活かし方も撮り方もお話もめっちゃ良い 追われてる間じゅう怖すぎて、あと30分あるの?!てなった
夜ってそれ自体も怖いものなんだよな、現代の都会に暮らしていると忘れちゃうけど
影と光の
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

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抗えない運命を受け入れると何も怖くなくなっちゃうのは昨日みたテルマ&ルイーズと同じだけど、こちらの二人は死ぬ前にやっておきたいことをなんとかやり遂げるための逃避行だからそこがかなり違う
ジャケ写からし
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驟雨(1956年製作の映画)

4.1

成瀬巳喜男3本目、1番好きかもしれない
戦後間もない頃から既に、家父長的な夫婦の在り方に対する反発みたいなものってずっとあるんだな(ってドライヤーの「家庭」観た時も思った気がする)
そんなクソしょうも
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

4.0

最高だ〜〜〜〜〜 最後まで最悪で最高だ
「このあと絶対こうなるよな」「この後こうなってほしいな」が全部起こる展開だけどそれでも良い てかそれがいい
テルマ、あんたのこと見直したよ

悲壮感皆無だからス
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キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

4.0

おもろ!やっぱりアクション映画(?)好きだな〜
奪われた機関車目掛けて線路のど真ん中を一目散に追いかけていくシーンとか、壁が一気に外れた瞬間後ろから追いかける機関車が現れるシーンとか、一つ一つの構図と
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成功したオタク(2021年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ファンであり続けることができるのか。いや、ファンを辞めるべきか。彼を推していた私も加害者なのではないか。かつて、彼を思って過ごした幸せな時間まで否定しなくてはならないのか。」

誰かを応援した記憶を
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

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最初と最後のステージは見応えあって好き だけど全体的に間延び感あってミュージカル版の方が好きだった とにかくステージは綺麗

ミレニアム・マンボ 4Kレストア版(2001年製作の映画)

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どえらい虚無 空っぽ これも”漂流する女”の映画の部類に入るのかな
人生から逃げてしまったら最後、なかなか取り戻すのは難しいね でもあまり悲壮感がないのはヴィッキーが若いからかな

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

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ヤクザが歌うだけのシーンで大笑いした 元気の出る映画

音のない世界で(1992年製作の映画)

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学び始めたばかりの幼い子ども、他の国からきた同世代の学生との束の間の思い出と別れを惜しむ若者、ボードゲームに興じる老人、結婚式、親子の交流など、出てくる場面はとにかくおおむね楽しそうな日常(と非日常)>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

元夫の足を銃で撃ち抜いて痛みに苦しませ、見殺しにはせずヤギの脳をぶち込んで庭で草を喰むのを眺める… 育った場所以外の世界や人と出会い、知識や見識を得て、考えを論理的に言葉で表現できるようになってもなお>>続きを読む

奇跡(1954年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

信じるか否かやどのように解釈して信じるかについて、家庭内やコミュニティ内でさんざん揉めてたのに、自分の完全な無力さを目の前にした時に、常に信じてきた神を信じ祈ることを諦めてしまうのは、序盤の「今までの>>続きを読む

ミカエル(1924年製作の映画)

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最初めっちゃ良さげだったのに睡魔に負けて断片的に見逃した ミカエルに激似の若い男がもう1人いて頭混乱した 絵はずっと綺麗

あるじ(1925年製作の映画)

4.0

100年前作品であることが信じられない内容 コメディ要素はほとんどの場面で大いに笑ったけど、他人事とは思えなくて本気で笑えない場面もちょこちょこあった
序盤はひたすら家の中にあるものでヴィクトルをどう
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キンキーブーツ(2018年製作の映画)

4.0

どうしても観たくて輸入盤を購入するか迷っていた中での劇場再公開、本当に嬉しい〜!よい観劇初めになった!
曲やパフォーマンスがエネルギッシュで楽しい一方、物語を通して一人ひとりの繊細さと優しさが見えてく
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

映画の序盤と鑑賞後とで作品全体や登場人物への印象が大きく変化していて、自分の中の凝り固まった部分というか疑念や違和感や固定観念みたいなものがほどけていく感覚を通してヴェンダースイズムを感じた
人それぞ
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枯れ葉(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今起きている戦争の様子がテレビではなくラジオを通して伝わってくる描写が、今の自分には馴染みがなくて不思議な感覚だった 映画の中に出てくるニュースの音が今自分が耳にしているものと同じことってなかなかない>>続きを読む

ハムレット・ゴーズ・ビジネス(1987年製作の映画)

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2023年ベスト死に様ランキング1位はラウリに決定です
登場即横入りしてハムをクソ分厚く切る時点でハムレットが嫌いでした
オフィリアという名前でもしかしてとは思ったけどやっぱ溺死させたよね、そういうの
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トータル・バラライカ・ショー(1994年製作の映画)

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・Those Were The DaysのPV見といてよかった
・あの曲Kalikaっていうんだ
・イッテQで見たことある気がする民族舞踊出てきた

ラヴィ・ド・ボエーム(1992年製作の映画)

3.8

ペロンパーが不憫で良い こんなに傍若無人じゃない役ほかにあったかな(あった パラダイスの夕暮れ)
ブスッとした表情でお花を携えている姿全般が好きなのかもしれないと気づいた
最初は貧乏な作家・画家・作曲
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