Doublesさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

世界を変えてしまった1人の人間性と苦悩

思考を実際に試してみたい
そんな人間の欲求は自然なのかもしれない

でも色んな人間の性質というのは
どこか異常性のあるようにも見えるけれど
私欲のために色んな
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復讐者たち(2020年製作の映画)

3.7

目には目を
復讐して同じ痛みを

そう思うことを、
それは負の連鎖だ 復讐は何も生まない
そんな事を言うのは簡単だ。
頭ではそんな事が分かっていても、そんな風には思えない
それが人間の心だ
とユダヤ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

4.0

ひたすら鈴木亮平演じる上林を見てた。

凶悪さの根底には育ってきた環境、経験のルーツがあって
誰も自分を見てくれない、守ってくれない
そんな孤独や孤立が全て繋がっている。
それを色んな角度で表現されて
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ひとよ(2019年製作の映画)

4.0

すごく自分の中に残った作品。
人の心をすごくよく描いて表現されているなと感じた。

子供3人それぞれだし、子供だけでなく母もその時その時を必死に考え生きている。
周囲からの色んな心無い言葉や嫌がらせな
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杉原千畝(2015年製作の映画)

4.0

最初から聖人君子のような人ではなく、
色んな人と出会い、その出会いによって杉原自身が変わっていき、
その杉原を見て、周りにいる人も心が動かされていく。
そんな姿がとても素晴らしかった。

今の現状を曇
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.6

主人公のシム・ウンギョンという女優さんを初めて知ったけれど
とても良かった。

多数の安定を維持するために、
少数の人を犠牲にする
そんな今の世の中を表している。
言うべき事を言わず、自分の身の安定が
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.8

不器用で心の穴を経験した2人が師弟関係になって
共に成長する姿が描かれているのだけど、
完璧な師匠や大人なんて実はあまりいなくて、大人でも誰かが必要だしまだまだ未熟な部分がたくさんあるのが現実。
それ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.6

親と子の関係
自分の子の未来のためなら、名前も肉体さえも手放す。手段なんて選ばない。
ただただ必死に守り抜く。
子も子なりに親の幸せを願う。
それだけ手段を選ばず必死になれるのなら、悲劇の種をもっと小
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.7

暴力的なシーンは目をつぶってしまう程だけど、
正義とは何か
自分の軸となる大切な物を守るためなら
悪魔とでも手を結び何が何でも戦い守り抜く覚悟
その強さをこの物語の中で見た。
そして、物事の真実は深く
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

事実とは異なる部分があることは前提として、
それでも当日起こった地震、津波、原発事故、これらの事象を映画としても改めて見る事はとても苦しかった。
そこにいた人たちの苦しみ、不安、混乱
想像しただけでも
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

家族って当然のように自分の居場所としてあるようで、簡単じゃない。
自分の居場所・戻る巣が無くて、それを作ること、持つことの難しさに色んな形で直面する。

ヤクザが自分の居場所を作ってくれた場所で、大切
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

お互いに影響を与えながら
なんてそんな綺麗なものでもなければ、当たり障りの無い言葉で表現出来ないくらい
お互いに心底抱えているルーツやそこから生まれこびりついてきた不安や孤独
それを同じ時間を過ごし、
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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

4.0

小説も何も事前に読まずで鑑賞。
恐らく細かい所を省いているだろうなと、どういう繋がりか分かりづらい所もあったけれど総じて面白かった。

組織が大き過ぎて、そしてその中で私利私欲が強すぎてどうしようもな
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セッション(2014年製作の映画)

3.5

ジャズがひたすらカッコいい。

指揮者として、指導者として、目指したいものは分かる。だけれども、自分の目指したいものが確立し過ぎてそれ以外のものを排他するのが過ぎる。
最後も育てる為ではなく、自分の為
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モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.8

信じる道を進むこと
それを達成するには厳しい道は付き物でそれをひたすら一生懸命越えていく
人のために、人を守るために、人を見て、周りの心を動かすこと
心を閉ざした人の心に寄り添う姿があり、
見えなかっ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

孤独の怖さ。
誰にでも同じようになる可能性を持ってると思う。
自分をありのまま受け入れてもらえる人が1人いるのかいないのかでこうも違う。
表面で笑って心で泣く。クラウンの顔も所々で泣いていて。笑い声が
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

3.7

冒頭は個人的には痛そうなのが見るに耐えなかったけれど
設定と演出はよく出来てるなぁという感じ。
ベタなのかもしれないけど、打ち合うシーンで鏡ごしに自分を見るシーンはなるほど、と思った。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

リーダーとして必要なもの。
末端の声なき声を聞いて、それを引っ張っていくこと。痛感する。

電車での市民との会話のシーン、すごく良かった。
国王と初めて友になる瞬間も、とっても良かった。

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