ゆきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ゆき

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アラジン(2019年製作の映画)

3.9

ジーニー=ウィルスミスな作品。アニメ版にはない彼ならではのアレンジもうまくマッチしていて、それだけでも見応えあり。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.0

良作。
「喜び」が中心になって、ライリーが幸せになるように脳内の感情たちが日々それぞれの役割をもって奮闘する。その感情のうちの「悲しみ」はまるで厄介者のように扱われ、実際にライリーが元気をなくしていく
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.0

映画館が女子(女性)で埋め尽くされていた。
主人公に共感できる人が多いのだろう。
かくいうわたしも「あるある…」と思いながら、観ていた。

好きすぎるあまり、客観的に見るとイタイを通り越して、コワイ発
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.1

シビル・ウォー/キャプテン・アメリカの戦いでバラバラになってしまったアベンジャーズ。
その彼らが恐ろしい野望を抱えたサロスに立ち向かうため、1つになる。
サノスに勝利する可能性は1400万分の1。
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしいの一言。MCUの世界は果たしてどこまで広がっていくのか…。アイアンマンからはじまり、多数の作品を生み出してきたMARVEL。本作を観終わると「あの作品のあの場面はこのシーンの伏線だったのか」>>続きを読む

アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.7

アベンジャーズの続編であり、アベンジャーズ/インフィニティ・ウォーの前日譚である本作。
本来ならば、つなぎの役割を果たすはずが、むしろ1つの映画作品として完成しているように感じた。

今まで明かされて
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バイス(2018年製作の映画)

4.0

皮肉満載の本作。
史上最悪と言われているブッシュ政権。その理由はなんとなくは知っていたけど、本作にてその経過や理由がよく描かれていて「そりゃ最悪って言われるわ」と笑ってしまった。
しかし、もちろん全て
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.8

まだ人種差別が色濃く残る1970年代のアメリカ。コロラド州コロラドスプリングスの警察署に、初の黒人刑事として採用された主人公と同僚の白人刑事2人がKKKへ潜入捜査を行うことに。

KKKに入会するため
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

4.8

最高!
やっぱり映画館で観る映画は、こうじゃなきゃ!と思わせてくれる、最高にスカッとする作品。

昨今のフェミニズム運動を意識していることは明白だが、男=悪としたり、女がいかに優れているかを過剰表現し
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運び屋(2018年製作の映画)

3.1

クリントイーストウッドの作品は正直苦手。
その理由をずっとラストが暗いから、鬱々としているから…と思っていたけど、もしかして彼の作品を楽しめるには私がまだ(人間的にも年齢的にも)若すぎるから?と考えさ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

大好きな作品です。
まずは、役作りなのはわかっているけど、ヴィゴモーテンセンの変わりようにびっくり。しかもなんか作中でもどんどん肥えていく。

人種差別という重い問題を題材にしているにも関わらず、終始
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

1.6

???
うーん…わたしは、村上春樹作品はやっぱり苦手なのかなぁ…。
若干イライラしながら映画館を出ました。
田舎の美しい夕焼けを背景にヒロインが半裸で踊るシーンはキレイだった。

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

3.0

うぅうう~ん…。スプリットもアンブレイカブルも大好きな作品なので、期待しすぎちゃった感は否めないと思います。
思いますが、うーん。シャマランの言いたいことはよくわかります。シャマラン独自の目線から描く
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

前半と後半で見方や感じ方、登場人物への感情移入の仕方が全く異なる作品。
それを違和感なくエンディングまで繋げる構成、脚本に脱帽した。
ラストの
「君を愛したけど、憎み合い、支配し合おうとし、互いを苦し
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バグダッド・カフェ(1987年製作の映画)

4.5

荒涼としたカフェに、ある日ふと訪れる女性。その場所に似つかわしくない格好をした女性は、まるで違う世界から現れたよう。
終始、スローテンポな本作だが、センスのよい色使い、個性豊かな登場人物たち、細かい演
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.6

終始ハラハラドキドキさせる内容で、2時間全く飽きずに観ることができた。
視界を奪われる恐怖、〝それ〟の正体を想像することも予想することもできない故の不安。
最初から最後まで、スピード感を保ちつつ、丁寧
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.4

終始静かな作品。黒人×LGBTという、マイノリティを主軸にしているため、日本人にはなかなか共感されづらいように思った。
かくいうわたしも、面白い!とも、分かる!とも思えず、観終わった後はなんともいえな
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スプリット(2017年製作の映画)

4.0

シャマランの復活を強く印象づける、良作。
ジェームズマカヴォイの怪演だけでも、十分に一見の価値がある作品。それに加えて、中盤・ラストに向けての伏線の張り方、回収の仕方がとても上手い。
まさかラストにあ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

最初から最後までどこかおかしい、狂人的な主人公。
でも、その性質が奇しくもパパラッチという仕事にぴたりとハマり、優秀な仕事マンとして活躍していく。
ジェイクギレンホールのサイコパスっぷりは、すごい。彼
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ジョー・ブラックをよろしく(1998年製作の映画)

4.0

低評価で有名だけど、わたしは昔から大好きな映画。
確かに間延び感はあるし、テンポも遅く、それぞれの演技の仕方もゆっくりなので、退屈な作品といえば、そうかもしれない。
でも、愛と生について、ここまで優し
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悪の教典 序章(2012年製作の映画)

3.6

ん!?to die!?
が、いちばんのハイライト。
爽やかイケメンレスキュー男のイメージの強い伊藤英明の印象をガラリと変える、良作。ツッコミどころはいろいろあるけれど、マックザナイフの曲に合わせて殺し
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.5

香川照之の怪演ぶりが、凄すぎる。そして、面白すぎる。
細かな設定の部分をいえば、ツッコミどころ満載な作品だが、そこを除いて、脚本やわざとらしいほどの演出を楽しんでこそ光る映画だと思う。
とにかく香川照
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サイレンス(2016年製作の映画)

3.4

サイコキラーなのに超弱いというのが、新鮮なホラーサスペンス。

特に大きな展開もなく、ほぼ台詞なしなのに最後まで飽きずに観られたのは、元々ハンデのある主人公の女性が、諦めずに戦う姿勢につい最後まで応援
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.3

息を飲むとは、まさにこのこと。
ほぼ台詞なしにも関わらず、終始ハラハラドキドキが止まらない。

ホラーではなく、あくまでサスペンス。でも、ジイさんのサイコパスぶりは恐怖でしかない。でも大して強くないと
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.2

最高!

こんな痛快で爽快なラストの作品には、そうそう出会えない。

美脚女性勢揃い。
序盤の頭空っぽなグダグダ女子トーク、謎のセクシーダンス、中盤の悲劇。

すべてはこの至高のラストシーンのための伏
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ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

3.7

現実はそんなにうまくいかない、優しい世界じゃないよ、と、ひねくれた見方をしてしまう。

でも、これは映画だから。現実ではないから。こんなに輝いて、清らかで、優しい世界があったっていいじゃない。

心が
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ガタカ(1997年製作の映画)

4.0

たとえ生まれた瞬間から人生が決まっていたとしても、絶望の未来しか見えなくても、足掻いてもがいて、そこから抜け出す。

できるかできないかじゃなく、やるかやらないか。

やると決め、懸命に努力する人間を
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.3

音楽、映像共にすばらしい。
特に音楽は、映画館に観に行けばよかったと、心から後悔するほど美しく感動した。

もう少し登場人物について深く掘り下げてほしいとも感じたが、主人公目線で描かれていると考えると
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.7

誰もが知っている竹取物語。
話の展開も結末も知っているため、やはり若干長いと感じてしまった。

しかし、とても温かみのある絵と台詞、歌で、原作よりもずっと心を打つ本作。

かぐや姫の幸せを想うあまり、
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水曜日のエミリア(2009年製作の映画)

4.0

どんなに傷ついても、許されないことは、ある。本来なら自分で気づかないと、前には進めない。でも、周りに言われて初めて気付く。そして、恐る恐る一歩を踏み出してみる。それが、人生なのだと思う。

ブルージャスミン(2013年製作の映画)

4.3

起承転結の「結」が「起」となったような本作。
全体を関連づけて、締めくくる「結」がなく、物語の一番最初とほぼ同じ映像で終わる。
ケイトブランシェットの演技には脱帽。
富も名声も夫もすべてを失い、壊れか
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