Kasumiさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

Kasumi

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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.7

ずっと見たかったやつ、quiet emotionalの話
見知らぬサクセスストーリーはどうでも良くて葛藤の中で生まれる決断を見たかった私には最適な映画でした
I dont wanna be enter
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ロブスター(2015年製作の映画)

3.2

少子高齢化が極限まで進んだ近未来感のある設定で楽しみにしてたけど、後半にかけて世界感についていけなくて終了。最初の設定から最後の設定へのまとまった道筋を辿れない、それが悪いとは思わないけど、良いと思え>>続きを読む

バックマン家の人々(1989年製作の映画)

3.4

時代感 やっぱりメリーゴーランドよりローラーコースターですよね

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.6

これはじわりじわりと忍び寄ってくる良さのある映画だ
必ずしも劇的な設定や派手な展開がなくとも良い映画(≠面白い映画)は作れるのだと
とはいえ正直なところアーサーのかわいさが4割。
別に主人公は両親の死
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パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.5

おもしろくなる要素しかなかったのに、おもしろい展開にならなかったのなんでなん
もう一層あるとずっと最後まで期待してたけど残り時間が少なくなっても全く見えてこないバックヤード…
設定だけでアイディア尽き
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しあわせの百貨店へようこそ(2018年製作の映画)

3.5

たまには困難のない映画もいい。ジェイン・オースティンが見たらなんて言うかな

欲望(1966年製作の映画)

3.2

あの、とても言い辛いですがおもしろくはなかったです
精神のない中身のない上辺だけの空虚な毎日に刺激が現れて興奮しちゃったんですよね、イカした車に乗ってスカしてる割に汗かいてたもん

怪物(2023年製作の映画)

3.7

物語としては面白くて飽きることなく楽しんだけど、カンヌとか言われるとだいぶ期待値が上がるのでその目線では中途半端な振れ方だなと思ってしまった
パラサイトみたいな完全に振れてる作品を待ってしまったので
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

エンタメとして面白い映画。社会的意義とか多様性的なものを意識しすぎると色々あるが、たくさんある映画の中でこれくらい寄ってるものがあっていい、とおもう
魅力的な主人公。

ザ・セル(2000年製作の映画)

3.8

石岡瑛子が衣装やっているだけあって設定とビジュアルだけでも楽しめる
各々の精神世界をどう表現するか、試みがかなり面白かったが、事件の解決と精神世界への潜入はあまりリンクしていなくて、そこがもっとつなが
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.7

労働の対価で時間を得るけど、労働してる時間は時間を費やしていくというシステム的にかなり不具合のあるコスパの悪い世界。お金払って仕事してお金もらうみたいな感じ。とはいえ構造としては資本主義に酷似。金があ>>続きを読む

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

3.4

空っぽであることと、空っぽだと感じることは全然別物だけど、空っぽだと感じているひとにとって、それは空っぽでしかない 空っぽなものなどなく、空っぽだと感じることだけが全てだ、などとおもった

グリーンマイル(1999年製作の映画)

3.8

3時間超という長さを感じさせない完成されたストーリーだった
神だの仏だの言いながら正当な理由を述べれば罰を与えることが許されるのは社会、汝隣人を愛し罰することも可能なご都合主義な社会にどっぷり浸かった
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バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

3.5

なんかよく分からなかったけど後味は悪くない。そんな感じ。全ては説明しない、事情を抱えた人たちの交流、独特のカット、音楽の使い方。

シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

3.8

ハッピーでおなかがすく映画。
音楽も良かった。ひとりで見てたら踊りだしてた。
知的な女性陣が最強だったね

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.9

ほどよい胸糞加減。見慣れたくだらない動画配信。あとに残るものがそんなにいいの?ってのはグッドクエスチョン、楽しさを最上位に置くそれだけの人生にだって意味はあろうし、誰の心にも残らない刹那的な楽しさにだ>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.0

色んなことを自分の認知で複雑にしてしまっているだけで、自分が誰だか分からなくても、木を見て葉を見て公園を歩いてお昼寝する日々で幸せを感じられる社会がいいと、おもうのは、複雑な自分を理解しているからか

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.8

悪人を出さずに社会の闇を描いた良作だと思いました。強制してない、個人の選択の結果だという自己責任論がまん延した日本社会で、忖度が得意な日本人が取る行動。犯罪と名の付かない行為で人を死に追いやる江戸川乱>>続きを読む

自由が丘で(2014年製作の映画)

3.4

バラバラになった手紙の順番の時系列
時間は一直線に続いていくという概念を?どうしたいのかは分からないが、とりあえず本読んでタバコ吸って焼酎飲んで女の子に会って休暇でも仕事でもない2週間を過ごした

モン・パリ(1973年製作の映画)

3.8

おもしろかったしカトリーヌ・ドヌーヴのキャラとお洋服がとてもかわいかった
男性の妊娠で騒いだのがマタニティウェアの企業くらいしか出てこないところが平和でいい、全部考え方もリアクションも平和でいい、いい

ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

3.9

有り余る愛情のラブストーリーとしては最高
残虐性・暴力性の対に描かれる主人公ふたりの情熱の強さと感性の真っ直ぐさがいいです
母親は意味がわからないけど、これも対比

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.8

qualifyの意味を考える
障害があろうとなかろうと子育ては未知で測り知れないということはわかるけど、それだけかしら

ダイアナ(2013年製作の映画)

3.5

魅力的なひと、ひとりで広すぎる家に住むのはあまりに寂しい。色々の前提に、彼女が女性であることに対する蔑視を感じてしまった

Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.6

現実的なストーリー展開でよかった
ダーティ・ダンシングみる

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

3.7

きもちわるいというのは感覚的にいちばん最初にあるけど、それ以上に、相手がまだ子どもで未熟で従順であるということを利用し、一方的な命令で思い通りに操ろうとするコミュニケーション能力の欠如が問題だと思った>>続きを読む

緑の光線(1986年製作の映画)

3.3

内向きで情緒が不安定な女の子が主人公というのは面白い、ずーっと男の話
自然現象に身を任せてみたい気持ち、彼女はもう大丈夫になるんだろうな

恋人たちの予感(1989年製作の映画)

3.6

メグ・ライアンがもうずっとほんとかわいくてそれだけでもよかったけど、ハリーの初登場のときの髪型おかしすぎることを差し引けば会話の掛け合いもおもしろくて楽しかった

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.3

主人公の人柄も務めている保険会社も上司も部下も出てくる女8割の喋り方もみんな考えることをやめた動物みたいでとってもにがてだなーと5年前くらいに思って、今回も同じ感想。部長及び会社のコンプライアンスが腐>>続きを読む

思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アンナとアンナが思い描くマーニーはとってもきれいなのに、他の登場人物がみんなモブキャラみたいな見た目なのは、これがあくまでもアンナ主人公の主観的な空想物語で、それは悪い意味ではなく、アンナが乗り越えて>>続きを読む

愛うつつ(2018年製作の映画)

3.6

ぜんぶおたがいに思い込みだと思います世の中のぜんぶ
それが愛だの恋だのの正体だと思っています

あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

3.8

全く内容を知らずに見たので、後半ちょっと突然の告白に衝撃を受けてしまった、まず史実自体も知らなかったし…
彼女の偏食、難聴、無愛想さ、自分のことを話さない態度に、謎の電話と手紙、疑問ばかりだったけど、
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ハッチング―孵化―(2022年製作の映画)

3.8

非常に面白かった…少女ミステリーというかサイコというかオカルトというか…CGがどう使われるかと思ったけどそこは手段として使わざるを得なかった感じで、よかった
メタファーとしての鳥の描かれ方、読めない結
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.8

キルケゴールを連想させるタイトル、そして阿部サダヲ。見ないわけがない。
阿部サダヲの黒目の闇が深すぎてかなり恐怖。しかし欲を出せば阿部サダヲの視点で見ていきたかった、というかこのFラン大学生視点で進ん
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

シリーズものだと思ってて一作も見てなかったけど、美女がたくさん出てきて眼福とのレビューがあったので見てみた
スカッとするし、美しいものしか出てこないので軽い気持ちで見れる

この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.9

これはちょっと‥笑
前半なかなかミステリーで、展開が分からず面白いなと思ったところで後半の酷さが際立つ。CGが酷いし、玉木宏の演技も最初伏線だと思ってたけど下手なだけっぽかったし、殺人の描写があまりに
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