yukinaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

4.0

多少違えど信じられないようなことが起こって国がひとつ無くなることなんて、明日にでも簡単に起こり得そうで、こういう映画をみると危機感を覚える。

海辺の金魚(2021年製作の映画)

4.5

個人的な環境だけど、知らぬ間に顔がほころんでしまうような、そこにいる子たちの暮らしがちゃんと映ってた。今の小川さんをみれた、とても可能性を感じる映画だった。

ザ・ネゴシエーション(2018年製作の映画)

3.0

組織ではトップに立たない限り駒でしかないけど、これは結局社会全体のことなのかもしれない。

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.5

結局過去も未来なの…。ちゃんと大切な人を時空の運命のなかで失わせるなんてもう私たちはどうしたらいいの…。知らないことは最大の武器だ、なんて…。

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.5

死への恐怖と孤独と寂しさが垣間見えながら人を殺すのを厭わないなんて、本当にまるで夢のようだ。出来事に浸っていると水をかけられたようにハッとさせられて、自分が今何処に立っているのかわからなくなる。

サウダーヂ(2011年製作の映画)

4.5

一見コアだけど視野が広くてすごい。社会にでてからじゃないとわからないことばかりが事実だよね。話の切り替わりが滑らかでさらっとしてておもしろい。

春江水暖~しゅんこうすいだん(2019年製作の映画)

5.0

土地の放つ広大さと木々の力強さにアジアの原点を感じた。止まらない時代の中で、どこで暮らしていてもどんな関係でも、家族という人の集まりが持つ温度は誰にとっても特別なものなんだと思った。

怒り(2016年製作の映画)

4.5

とても怖いことだけど、逃げない自分でありたいと思いながらきっと、私は強くなくて、きっとこれからも何回も逃げてしまう気がする。勇気はどうやって蓄えればいいんだろう。

君の誕生日(2018年製作の映画)

4.5

こんな風に生きてる人が、事故や災害があった数だけいるってことを、忘れないでね、って言ってくれてる。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.5

朝日の眩しさに目を細め、風の音に耳を澄ました。映画館で観れて良かった。きっと誰もが誰かを思って人生を選んでる。だから私もそれでいい。

JSA(2000年製作の映画)

5.0

人の可能性と、願いと夢と、現実と、たくさん詰まっていて嬉しいから苦しくて、全身が鉛のように重くなるほどエネルギーをくらった。

八日目の蝉(2011年製作の映画)

4.0

楽しかった思い出を音楽が守ってくれてた。だから重苦し過ぎないのがすごい。

海辺の映画館―キネマの玉手箱(2019年製作の映画)

4.5

こんなに真っ直ぐに伝えられて胸に届かないわけがない。不穏さと、シンプルとピュアで美しいなぁ。

朝が来る(2020年製作の映画)

5.0

いつでも、この世界の事実を確かに、否定せずに教えてくれる。人は皆違うから、その事を自分はどうみてゆけるのかな。全てのシーンが美しいと思った。

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

風のように移り変わる時代についていくのに必死で、死んでしまうことのほうが圧倒的に楽なのかもしれない。それでも私も、生まれた時と共に生にしがみついていく、いきたい。

ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.0

学校が世界のすべての時、知らないからこそできることがあった。目を背けることとは別に世界を知ってしまった大人を責めきれない自分もいる。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.0

中学生達が中学生らしくて好き。流される子に焦点を当てても面白いだろうな。

ホムンクルス(2021年製作の映画)

2.5

見たくないものも見るしかない世界に、自分を晒せば幸せに辿り着けるのだろうか。

オクトパスの神秘: 海の賢者は語る(2020年製作の映画)

4.5

海は命、神秘で弱くて寛大で少し怖い。自然は間違いなく私のアイデンティティーでいつも大切なことを教えてくれる。そんなことを知っている人がたくさんいる世界で暮らしたい。

なぜ君は総理大臣になれないのか(2020年製作の映画)

4.5

いつか何かがぶち壊れる日はくるのだろうか。こないのかもしれない。でも諦めない人がいる限り、このドキュメンタリーのように世界に何かが生み出される、それが世界を変える力になると信じてる。

ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

4.5

過去は過去だけど結局今の自分は過去の積み重ねであって、そして前に進まなくちゃ。差し込まれた日本愛が愛おしい。

愛してるって言っておくね(2020年製作の映画)

4.0

こんな短時間で全身が疲れてしまうようなお話、この現実を経験した人にしかつくれないよ…

夏時間(2019年製作の映画)

5.0

忘れていた記憶と結び付いて引き出しの鍵を開けてくれる。小さな世界の中に大きな宝物を見つけてもいいじゃない。

楽園の夜(2019年製作の映画)

4.5

近い未来に自分が死ぬことをわかっていたって、誰かと心を通わせられる時間は永遠に続いてほしいと願ってしまうし、人間は永遠に片割れだ。

ハード・コア(2018年製作の映画)

3.0

現代社会に対応できない人は、ほんとはもっといっぱいいるのかもしれない。

ザ・ライダー(2017年製作の映画)

4.5

受け入れる人こそ尊いと言いきれないことに重厚さを感じる。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.0

2人でいることが最高だけど他者と関わることで知る相手の素晴らしさがある。伝える素晴らしさ、こんな日本映画をみてみたい。

若草物語(1994年製作の映画)

4.0

女性と夢について鋭く届けるのが主流の現代で、こんなに優しくそっと訴えかけられる感覚に感激した。大好きな場所があればあるほどに逆らえない時間が憎くなる。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

長回しの緊張感がそのまま戦場の緊張感とリンクして流れるような出来事に知らぬ間に胸を打たれている。

太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男(2011年製作の映画)

2.0

日本人の精神性は現代では明らかに違うだろうが刷り込まれたDNAは100年ほどでは変わらないのかもしれない。赤子を見つける家の美術や自然が素晴らしかった。

あ、春(1998年製作の映画)

4.0

死ぬことから生まれることがはじまるのかもしれない。風が強くて光が綺麗だ。

恋人たち(2015年製作の映画)

4.5

「喪失」は大小の差はあれど必ず人生を変える威力があるんだなと、苦しくて中々レビューに取りかかれなかった。

TSUKIJI WONDERLAND(築地ワンダーランド)(2016年製作の映画)

4.5

築地、踏み込んだとしてそう簡単には見えない世界。深くて荘厳な世界に生きる人の根底にはやっぱり愛があって、胸が熱くなる。

最後まで行く(2014年製作の映画)

4.0

息をつかせないスピードで同じ時空に連れていかれ、エンタメであることを忘れさせず、現実的な規模の出来事に翻弄された。

はちどり(2018年製作の映画)

5.0

この映画をみながら大切な人を思い出さない人がいるのだろうか。不思議な縁の巡り合わせと運命はウニだけじゃなく自分自身にもあるはずで、今でもどこかでそっと背中を支えてくれている気がした。