momo22さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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ぜんぶ、ボクのせい(2022年製作の映画)

3.0

救われない。
グズの大人達の演者が凄い。
車の中で寝ているオダギリジョーに「お父さん」と小さく呼びかける。
誰かを求めて病まない子供達。
何不自由ない暮らしだけど、心が不自由。
自分達だけで生きていく
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おみおくりの作法(2013年製作の映画)

3.5

アイアム・マキモト鑑賞後に鑑賞。
個人的にはアイアム・マキモトの方が好き。
先に観てしまったからかもですが。
撮影がキレイで丁寧。
音楽も静かで好み。

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.5

命が短く限られている中で見出す
生きるという事。
愛するという事。
年齢的に親の気持ちも解る歳なので、どちらの気持ちも解って胸が締め付けられる。

大河への道(2022年製作の映画)

3.5

現代と過去を同じ人物で演じているところが面白かった。
中井貴一のコメディ好きだな。
実際大河ドラマが放映された場所は観光効果が凄いので、地方自治体が頑張っている裏話も良かった。
伊藤忠敬の事も良く分か
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ポテチ(2012年製作の映画)

3.8

伊坂幸太郎原作作品。
シュールでたまらなくコミカルなのに、ちゃんと回収ありの涙。
中村専務の場外ホームランキャッチでは泣き笑い!

偽りのないhappy end(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーを詰め込みすぎて、回収しきれてなくてとても残念。
女優陣がみんな可愛くて個性的で良かった。
琵琶湖の景色もキレイ。
トラウマが携帯の音って設定がイマイチ。

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.0

時代背景を表現するのに頑張ってはいるけど、予算の問題なのか少し残念な部分が多い。
俳優陣のグッドキャスト。
豊川悦司のダメっぷりが良い。
寺島しのぶの演技が良かった。

ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.0

ストーリーがコミカルで可愛い。
軽く観れるファンタジーラブ。
自分の思い通りの理想の相手なんていない。
だけど通じ合う幸せ。
分かり合おうと努力する事で愛が育まれる。

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

4.0

アレックス・ガーランド脚本の物語は奥深い。カズオ・イシグロの物語好きだな。
イギリスの風景がとても綺麗。
誰かの臓器提供のためだけに生まれてきて終了する辛さ。
気がついてない子供時代が1番幸せかも。
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エンパイア・オブ・ライト(2022年製作の映画)

5.0

素晴らしかった。
映画が好きな人は観るべき。
情景の美しさ、撮影の美しさ、ストーリーの美しさ、心から絶賛。
もっと評価されるべき映画。
もっと鑑賞されるべき映画。

人生とは心のあり方だ。

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.8

終わり方が凄くいい。
とにかく2人の演技が凄くて目が離せない。
夫婦の在り方がかなりリアルで観ていて辛くなるシーンが沢山あった。
愛ある家族でも違う人間。
認め合うのが難しくても、その人自身のいい所い
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よだかの片想い(2022年製作の映画)

3.5

カメラワークが変わっている。
面白い撮り方する監督だな。
最後の屋上のシーン好きだな。
教授や先輩、後輩のセリフもさりげないのにとても良い。

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

映画好きな人だったらとても楽しめると思う。ミッシェル・ウィリアムズとポール・ダノの演技が素晴らしい。
スピルバーグの自伝だけど、かなりハードな青年期を送っている。
母親が自己中すぎて引く。
最後のシー
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スマイル(2022年製作の映画)

3.0

ストーリーは少しダルいけど、ビビらせ方は上手い。
笑顔って時には恐怖。
ホラーでなくても目が笑ってない笑顔とか現実でも怖い時ある。
最後何であるかを実写で観せて残念。
何かが分からない方が面白かったか
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向田理髪店(2022年製作の映画)

3.5

ほのぼの田舎の街並み。
音楽が心地いい。
田舎ならではの他人がみんな知り合いで、小さな噂で盛り上がる。
こんな街住んでみたいって言う刑事に、10年住んでみろ。退屈しかない。のセリフ。
私もそう思う。
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オフィサー・アンド・スパイ(2019年製作の映画)

3.0

衣装やセット、構図や撮影はすごく素敵。
だけど話がハマらなかった。
映像だけ流してられる作品。

グロリア 永遠の青春(2018年製作の映画)

3.0

ジュリアン・ムーアが綺麗。
幾つになっても恋愛して失敗する。
恋愛に関しては成長しないのか。

(2016年製作の映画)

1.5

観ないでおけば良かった。
異質。
音楽も謎だし。
演者の演技力が可哀想なくらい無駄。

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

水墨画の美しさに感動する。
ストーリーも繊細でとても好き。
何かになるのではなく、変わっていくもの。
人は目の前の物だけを見て本質を忘れがち。
それを生き物からいただく命として表現するシーンはとても好
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しあわせのパン(2011年製作の映画)

2.0

多分ハマらないだろうなと想っていたので、なかなか鑑賞せずにいた映画の一つ。
やはりハマらない。
北海道の景色と人情的には良い話だが、どこかわざとらしくて、良い話にしようとすればするほど現実味がない。

白夜行(2010年製作の映画)

3.0

ドラマ版が好きなので、観るのを避けていた映画。
原作が凄すぎて、やはり映像ではイマイチになってしまう感。否めない。
子供をただの子どもとして扱ってあげられない大人達の非道さ。
可哀想な子ども達に涙する
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百花(2022年製作の映画)

3.0

親だって間違う。
アルツハイマーになっていく様の構成が斬新で面白い。原田美恵子が熱演している。
過去の事を思い出す時の声や音が大きくて、現在の会話と被せる技法。
カッコいいかもだけど、うるさくて冷める
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

アイルランドのイニシェリン島の景色が素晴らしい。音楽がいい。
閉鎖的な島の様子が居た堪れない。
ロバが可愛くて可哀想だった。
小さな閉鎖的な島で、何を想って生きて死んでいくかを踠く人達。
こういう所に
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グッバイ・クルエル・ワールド(2022年製作の映画)

2.5

やりたい事は解るがつまらない。
皆さんが感想で言っているノワール感すらも私には感じられない。
全て中途半端。
演者さんが頑張っているだけに、勿体無い映画でした。

母の残像(2015年製作の映画)

3.0

全体的に静かな映画。
母の死後、色んな事が明るみになっていく。
家族個々に抱えている秘密や想いを上手に表現されている。

劇場版めんたいぴりり(2018年製作の映画)

3.5

人情深い映画。
コメディタッチでちゃんと感動する。
時代もいい時代で、人っていいなぁ〜って思わせる映画でした。

戦争と女の顔(2019年製作の映画)

2.5

戦争で傷ついたヒトたちの話。
全体的に暗く、寒く、悲しい。
貧困。
PTSD。
風景が良かった。

東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.5

知ってはいたが、なかなか鑑賞する機会を失っていた映画。
おかんを堪能するのに最高の映画。

1922(2017年製作の映画)

3.0

歪んでいる。
父の考える古い幸せの価値観で、家族が振り回されてしまう。
しばらくネズミトラウマになりそう。

ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

暗く悲しい映画。
田舎の人間関係や閉鎖的な嫌な部分が上手に表現されていた。
最近の横浜流星いいな。
演技力と表現力が急成長した。
サンクチュアリに出てたお相撲さん役の一ノ瀬ワタル。この人がキーマン。
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ジャッジ!(2013年製作の映画)

3.0

妻夫木くんこんな映画にも出てたんだ。
実際のCM業界にある話らしいけど、かなりコメディ感が強く少しシラける。
古いタッチの脚本。

泣くな赤鬼(2019年製作の映画)

3.5

いい話だった。
本当に好きな事を分かっているのに、人間関係や社会性が薄く上手くやっていけず弾き出された青年。
死に直面する事で最後に回収していく過程が涙を誘う。

おらおらでひとりいぐも(2020年製作の映画)

3.5

ほのぼの。
老後ひとりぼっちになった女性が肯定と否定を繰り返して人生を振り返る。
決して寂しいわけじゃないけど、やっぱり誰かが居てくれるって幸せかも。
色んな意味を持たせてくれるこの映画。
好きです。
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冬薔薇(2022年製作の映画)

3.7

俳優陣の演技力が素晴らしい。
キャストが豪華で観ていて楽しい。
カット割や撮影ががワザと古臭くてこのストーリーに合っている。
石橋蓮司のセリフが率直で好き。
自分が何者にもなれず苦悩する主人公。
自分
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

3.0

リドリー・スコットのカット割。
シーンがカッコいい。
いかにも男子が好きそうな映画。
亡き高倉健さんと松田優作さんを愛でるには最高の映画。