田舎の型破りな巡査とその巡査の相棒になってしまった新人巡査を通して、
ヤクザ同士の抗争とヤクザと警察の繋がりを描く。
と、思いきやそれだけでないストーリー展開に、
ぐいぐい引き込まれた。
男同士のド>>続きを読む
主演のジェレミー・レナーがとても良かった。
内なる怒り、傷ついた者に対する優しいさ、
それらを静かに、時に寄り添うように表現されていて、
美しくも厳しい、ウインド・リバーの土地との対比のようだった。>>続きを読む
ゾンビ映画を撮っていたら、
ホンモノのゾンビが出てきて……
そんな荒唐無稽な話があるものか、
と思ってみたら……本当にあるんです。
前半は少し下手くそなマジックを観ているような、
不思議な違和感に包>>続きを読む
短時間(102分)につられて鑑賞。
前半40分くらいまでは、
「なんだかよく分からないけど、
黙々とドミノを立て続けている」ような感じ。
小さな疑問と大きなはてなマークが、頭に浮かび続ける。
が、4>>続きを読む
絵本のような優しい色彩と、
画面が常に一枚の絵画のように均衡が取れていて、
美術の細部まで行き届いている映画。
ストーリーもテンポが良く、もたつきがない。
時間も1時間40分と「2時間映画を観るのはち>>続きを読む
本当にラストシーンを描くための物語。
ずっと苦しくて苦しくて、
報われたかと思うと報われず……。
でもラストに一矢報いたかな、
と思わせて昇華させるのが気持ちの良い映画。
あくまで「一矢報いた」でなく>>続きを読む
廃業寸前の老舗紳士靴メーカーが、
方向転換を図り再生するまでを描いた
実話ベースの物語。
物語のキモは丁寧に描かれているけど、
全体的には大雑把な印象を受けた。
ハンクの人に対して不器用なのに、
物に対してすごい器用な所が良かった。
幻想をその手で生み出すのに、
その幻想にずっと囚われっぱなし。
ラストはちょっと無理やりだけど、
笑って少し泣けるいい落とし所だ>>続きを読む
全体的な雰囲気は好み。
しかしストーリーが少し難しい。
ハラハラしたけど、最後は少しイビツながらも丸く収まったかな、と感じる。
今の自分を繋ぐ先祖との繋がりと
夢や目標に向かって立ち向かう姿を、
画面いっぱいに広がる鮮やかな世界と
賑やかな音楽表現されている物語。
キャラクターが本物の人間と見紛うくらい、表情豊か。
吹き替えの>>続きを読む
まず、ともかくファッションがいい!
この時代に生きた女性たちのカラフルなファッションが、
生き様と重なってとても魅力的。
仕事だけでなく、社会に、私生活に、
懸命に生きた人たちの物語。
このレビューはネタバレを含みます
「かつての人気役者が再度華々しく返り咲く物語」
くらいの感じで軽い気持ちで観てみたら、
全くそんな事なく面食らいました。
カメラワークが特徴的。
終始長回しのような演出が取られ、
場面展開のつなぎ目>>続きを読む