辛々さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

辛々

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葛城事件(2016年製作の映画)

5.0

家出したお母さんのアパートで飯食ってたら父親が来て、その途端一気に暗くなる所は笑った。
基本的に誰が何考えてるかほぼ分からないんだけど、最後の面会のシーンの稔の心境の吐露だけは、感覚だけど彼の本心なん
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アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

4.0

コメディには違いないんだけど、そのテーマ故か、マーゴットロビーが第四の壁を突破して視聴者に語りかけるメッセージはけっこうどぎつい。
元々の自分のワイドショー嫌いに拍車がかかった。最近流行りの不倫やセク
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イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

否定語をよく使う癖がある自分にはコメディながら刺さる内容だった。

上司に「イエスマン観て俺もできるだけイエスって言えるようにします」って言ったら、「世の中否定の方が圧倒的に多いんだよなぁ」って言われ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

文句無し。

強いて言うならケヴィンスペイシーが少し可哀想だったかなw

カッコいい音楽とカッコいい画さえあれば最高に面白くなるんだなと改めて認識。
(GotGの時と同じ感覚)
個人的には、ブラー、ダ
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

-

「陛下ぁ〜!!!」
色々書きたいことはあるけど4を観てから。


メモ
MCUが見せてきた多様性と寛容を真っ向から否定するサノスを、物理的に倒すだけでなくて彼の主張をどう克服するのか。
(サノスの論理
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.5

劣等感から来る妬みや嫉みが、差別を生むという指摘はとても鋭いなと思った。

考察を抜きにしても面白い映画だった。
使用人の女の顔が頭から離れない。

いぬやしき(2018年製作の映画)

-

木梨憲武さんが大好きなので、みなさんが終わった今どういう活躍を見せてくれるのか期待して鑑賞。
謳い文句がそこなのもあって、CGがどうだったかっていう基準で見ると星3つ。
変形に驚くノリさんの表情もグッ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

-

「家族を大切にしよう」っていういたってシンプルなテーマだけど、表現次第でいかようにでも心に刺さる。

死者の日は日本のお盆に近い雰囲気がある、死が親族が集まるための依り代というか。

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年製作の映画)

4.0

無印ジュマンジのホラーチックなとこは無い。

思いっきりコメディに振れてたけど笑いまくったから全然OK。
ドウェイン・ジョンソンがある意味ハマり役でした。

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

-

80'sポップカルチャーの応酬。
観る人間にもそれ相応の知識を要求してくるし、ストーリーもそんな感じ。
オチが「それって根本的な解決にならなくね?笑」とは思ったけど。

とはいえ、要所要所の仕掛けはア
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.5

辻褄合わないとこもループしてるからで済ませられちゃうからなぁ。

ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

-

イギリスで、今でもチャーチルの人気が根強いのが頷ける。
英国王のスピーチ然り、上手く表現できないが、ポピュラーな人気が政治家や国王にあるのだなと。

チャーチルの政治が良かったか悪かったかは、勝てば官
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ちはやふる 下の句(2016年製作の映画)

4.0

上の句に比べると、、、って感じかなあ。
「そこまで言わなくてもわかるよ」ってぐらい無駄なセリフが多い印象。殊、机くんに関しては上の句で思い入れ強かっただけに萎えた。僕は成長したんだよってのをわざわざ言
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ちはやふる 上の句(2016年製作の映画)

4.5

5人ともみんな大好きだけど、机くん良いね本当に。ラストの試合中のシーン泣いてしまいました。彼こそこの映画が伝えたい事そのもののような気がして。
視点変えると五人誰が主人公でもいいんじゃないかってくらい
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

-

「美しい愛の物語」と言われればそうなんだけど、その一言でまとめるとなんとなく腑に落ちない。おどろおどろしさとか気味の悪さっていうのがまず根底に流れていて、それをいかに綺麗に見せるかっていう映画だったん>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

-

広島や呉が後にどうなるかをわかっているから、登場する人一人ひとりの一挙手一投足すべてが尊く見える。
すずちゃんを通しての、「普通」を謳歌できなかった人達の物語だったんだと思う。

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

-

「強くてたくましい女性」像ってこういうことなのかと。とにかく、終始かっこいい。
個人的に、女だけが持つことができて男が絶対に持ち得ないものって「美しさ」だと思っていて。強さやたくましさに加えて女性を女
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

-

公開日に高い金払ってわざわざプレミアボックス席で鑑賞。

今更ながらレビュー。

ザックスナイダーならもっと長くなってただろうし、もっと重〜くなってたのかな。
ジョスウィドンらしい(=アベンジャーズっ
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キングスマン(2015年製作の映画)

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007筆頭に最近のスパイ映画のシリアス路線に対するアンチテーゼ。
と言いつつ、至る所にオマージュも有り。「ドクター・ノオ」からコツコツ観てた成果がここで活かされるとは、、、
「急に宇宙に飛び出して、ム
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ハーブを飲めば、広大なサバンナの中で死んだ父親と交信できる純正ワカンダ人。ハーブを飲んでも戻れるのは幼い時に父親と住んだオークランドの小さいアパート。自分のルーツやアイデンティティを半ば失いかけている>>続きを読む

ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.6

Kの救い様のなさが他人事に感じられなかった。
メッセージもそうだけど、ドゥニ・ヴィルヌーブの絵作り好きすぎる。

アウトレイジ ビヨンド(2012年製作の映画)

4.5

「スジ」「ケジメ」とは名ばかりの強引な論理押し付けゲーム。結局、物事が進むのは暴力。その一点への集約のされ方は見事。

アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.0

黒人がサンコンじゃねえじゃねえか馬鹿野郎!!

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

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後ろで観てたカップルが「よくわかんないね」って言ってたんだけど、ホラー映画を期待してた人にとっては物足りなさはありそう。


それぞれの子どもが持ってるトラウマに擬態して、大人には見えないってとこが面
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エイリアン(1979年製作の映画)

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幼稚園、小学校くらいの時に何回も父親と観た思い出。二階の寝室から一階のトイレに夜1人で行く時に、天井とかに張り付いてるんじゃないかと思ってビビりまくってた。

いま改めて観たら、船の隙間でグースカ寝て
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

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人間と感情(=記憶)を持つか持たぬか以外は全く変わらないレプリカントがそれを持った時、彼らは果たして何者なのか。加えて、並の人間より知力も体力も優れていて。結局、ブレードランナーがやってることって聞こ>>続きを読む