世間縛苦さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

世間縛苦

世間縛苦

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永遠に美しく…(1992年製作の映画)

3.3

メリル・ストリープってやっぱ凄いわ。

笑える内容だけれども、死が身近じゃなかった子どもの時とはまた感じ方が違う。

子どもの頃は、映画館なんてふらっと行ける所にはなくて、金曜ロードショーとか日曜洋画
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真っ赤な星(2017年製作の映画)

3.6

画角が結構ツボったなぁ。

登場人物がほぼダメ人間側で生臭い感じが自然美と対比されて、両者が際立っていた。

刹那でしか繋がれないんだろうなぁと感じたラストカットも個人的には好み。

観終わってから、
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さがす(2022年製作の映画)

3.7

嗚呼、だから貧乏は嫌なのよ。
と冒頭からエンドロールまで染みつく。

貧困とは選択肢が無いこと。
犯罪に手を染めることを肯定するわけではないが、貧困は想像力を奪う。

内容は、エンタメ要素があり、ラス
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.2

あまりハマらず。。

映画だから仕方のないことなのかもだけれども、榛村さんはサイコパスなのか?
ソシオパス要素をチラつかされたけど、生い立ちまで描く時間尺が無いのか、もしくはそういった演出なのかは分か
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きみがぼくを見つけた日(2009年製作の映画)

3.0

私にはハマらなかった。

これ系のストーリーに対して、辻褄を合わせにいってしまう己の癖、どうにかしたい。

5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

3.3

一目惚れかぁ。
一度で良いからその感じを味わってみたい。笑

可もなく不可もない感じの洒落感があった◎

ミリオンダラー・ベイビー(2004年製作の映画)

3.7

初見はまだ学生だった気が。
歳を重ねるとまた感じられることが変わっていきますな。

何者にもなりきれない自分と将来を打破したいという気概が、演技とはいえ圧倒される。
その熱量とクリント・イーストウッド
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.6

ケイト・ブランシェット×ルーニー・マーラ×ちょい前時代の作品で観たかったやつ。
駆け込みで鑑賞できて良かった◎

なんとも細部まで悪趣味な感じ。
「こんな奴じゃないんだ」って登場人物のどんなシチュエー
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

3.7

テイスト的に嫌いじゃない。

でもまぁ全体的に辛いし、己のコンディションが整って無いときに観ると尚のこと辛い。

劇中、小松さんと空が白んでくるシーン。
なんでこんな辛い想いをしてまで、生き続けないと
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.3

映画の感想という訳ではないけれど。
総理って大変。
あんな忙しい仕事を70前後のおじいちゃんがするって、凄くね?
単純に尊敬するけど、なんでもっと体力がある人がしないんだろう?とも思う。

田中圭はや
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蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.6

え、思ったよりリスベットだったし、見応えあって楽しかった。

でもやはりルーニーとダニエル推しなんだよなぁ。。

ミラクルシティコザ(2022年製作の映画)

3.3

スクリーンからの圧と熱量が凄かった。

要素満載で処理しきれないまま次が追い打ちをかける感じ。
コメディ感をもう少し排除した方が個人的には好みかな。

@テアトルさんのキャンペーン当選にて

ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.8

観終わってふと酒井さんの言葉を想い出した。
「例え相手が自分を忘れるくらい遠くに行ってしまっても、
見返りを求めなければ何も怖くないのに。
相手の幸せが、例え自分と繋がっていなくても、
幸せそうな相手
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MIRRORLIAR FILMS Season2(2022年製作の映画)

3.5

ザ・短編集という感じが久々で、終始入り込みそうなタイミングで終焉。

コミカルな篇が良きところに入ってて、バランスはよく感じました◎

志尊淳氏監督のいのちの相談ダイヤルの話が残った。
板谷さん贔屓と
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.6

年内に観れなかったから諦めてたーー

資本主義とか現代への風刺映画でブラックコメディと聞いていたけれど、普通に面白かった。
彼氏ママとの面会を7ヶ月後に指定するとことか個人的にツボったな。

キャスト
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

3.6

ちゃんと観たことない名作シリーズ。

ど田舎で過ごした幼少期を思い出す。
ここではない何処かへ病は発症すると厄介だけれども、子どもだと何処へも行けない。

心を許せる友が居ても満たされないんだよね…
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最高の人生の見つけ方(2019年製作の映画)

3.4

リハビリがてら映画は専ら邦画に…
余裕無いときの字幕をキツく感じ出したよ。歳だなぁ…

やりたい事やって後悔なく死ねるって、やっぱお金は大切だなと思った。
最近の映画で、老後のお金がありません的なのを
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

終わり方すきだ。

文化の違いと言えば聞こえは良いけど…
最期の時はちゃんと意思表明しておきたいわ。

中国とNY。そして図らずも新婦日本人。
10数年前の自分を見ているかのようでなんだか懐かしく思っ
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犬部!(2021年製作の映画)

3.5

いつだって情熱大陸みたいな人だったなぁ。
志高く生き抜ける主人公と中川さんの対比も良かったなぁ。

この人、ザ・ノンフィクションで見たんだっけか?

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.7

オープニングがOAUでほっこり。
ケンジのオレンジパーカonヒョウ柄コートでにんまり。
シロさんの傘を見てにやにや。
いやはや、挙げてったら切りがないけど、ドラマ勢からしても十分に楽しめる内容で良かっ
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461個のおべんとう(2020年製作の映画)

3.3

久々の映画になったけれども、心ここにあらず状態且つ、ながら観。
イノッチは軽くても人が良いキャラに落ち着くという不思議。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.7

己だけならその生活というか森で何してても良いのだけれど、子どもにも強いるってなんだかなぁ…
と思ってしまう自分は資本主義ネイティブだからなのか?!

世の中には知らなくて良いことが溢れているけれど、こ
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茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.7

総じて、2021年に観たからこその映画かもしれない。

生きていることが全てではないけれども、亡くなった人を背負ってまで生き続けることはないなと。

劇中の“みんな逃げてるんだよ”が響いたな。
個人的
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Our Friend/アワー・フレンド(2019年製作の映画)

3.7

命がある限り死は平等に訪れる。
当たり前なことなのに、己や周りの親しい人達が健康なうちは、考えないように日々を過ごしている。

ストーリーは淡々と進んでいくけれど、要所々々で、自分がニコル、デイン、マ
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.5

喪失を自らから切り離すのではなく、一部として生きていくことの困難さが見て取れた。

過ちの大小は人それぞれだけれども、生きている限り、人生は続いていく。

終始、派手さは無いが、時間軸が行ったり来たり
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グレイトフルデッド(2013年製作の映画)

3.4

瀧内さん目当てで鑑賞。

完全コメディだと思っていたら、そうでも無いところがあったりで、個人的には嫌いじゃない感じ。
ただ、酒井さんが登場してからのラスト20分は笑った。

脱ぐ必要性は感じられなかっ
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彼女の人生は間違いじゃない(2017年製作の映画)

3.7

瀧内さん目当てで鑑賞。
何故だろう…いただきますとお疲れ様ですの落差だけでヤラれました。
推しの贔屓期間て、映画を純粋に観られてない気がする。楽しいから良いのだけれど。

“何処にいても、何をしていて
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由宇子の天秤(2020年製作の映画)

4.5

正しさとか正義とかって、やっぱり価値観次第。
視点が変われば、解釈も変わってくるし、その分真実の数も増えていく。
それは別に真っ当なことだけれども、受発信どちらになっても、そのことは念頭に置いて置きた
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.5

子どもは身体と精神が直結していることが多く、素直だね。
いつの時代も大人が価値観を強要し、子どもたちのコミュニティへ持ち込ませる。

スポーツ用品店の男の子がおちゃめでクスッとくるシーンが結構あったな
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裏アカ(2020年製作の映画)

3.3

“誰かに求められたかったんだよっ”がズドーンときた。

何にでもなれると思っていたら、こんな歳だし、平平凡凡な毎日。
Tweetは切り取った本当の自分の一部。

自然光が綺麗。瀧内さんも綺麗。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.5

やっとこ観られた1本。

ノマドって言葉を初めて聞いたのは前職を辞めるくらいやったかな…
今回も同じようなタイミングで何かしら縁があるのかしら。

どんなに孤独な生き方をしていても、社会や他者との繋が
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.1

瀧内氏目当てで鑑賞。
配信だとモザイク凄いことに…どうにかならんもんかね。

台詞の言い回しに違和感が半端ない。
原作未読だけど、ほぼ変更してないっぽい。

“身体の言い分を聞く”

ブラックバード 家族が家族であるうちに(2019年製作の映画)

3.8

うろ覚えだけれど、劇中で“死は予測できない。でも私のそれは違う。”って言ってたのが凄く印象的。

命がある限り、いつか死ぬということは必ずやってくるけれど、期限があることを忘れて生きている。
と言うか
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

世界は善と悪だけで成り立っているんじゃない。
己がいるのはあっち側だと思っていたらメビウスの輪だったみたいな話。

鬱映画と聞いていたけれど、個人的に全然そうは思えなかった。

冒頭の笑い声からやられ
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.5

アブラハムの冗談なのか本気なのか分からないところがクスッと来た。

旅先で出会う人達にも様々いるけれど、移動が多い本作を観ていたら、いつの日にかまた列車の旅をしたいと想った。

もう70年。まだ70年
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カット/オフ(2018年製作の映画)

3.5

ハラハラドキドキサイコサスペンスはやはり好み。

監禁部屋のライトとかSNS売却マンとかの演出は良かった◎
ただ個人的に、殺し損ねの件とラストはもう少しどうにかして欲しいと感じた。