世間縛苦さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

世間縛苦

世間縛苦

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メイド・イン・アメリカ(1993年製作の映画)

3.0

世の中には知らなくて良いことが溢れていると思うのだけど、
知ることでその人の人生が進むのなら、その機会を妨げてはならない。

だって、その人の人生はその人のものだ。

個人的には、気持ちを上げたいと思
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好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.2

なんか妙にリアルで悲しくなった。

そもそも何もやっていないけど、
何かやってみてもうまくいかない。

善意の押し売りとか要らないから、
静かな日常を寂しいとか勝手にジャッジするな。

ミッシング ID(2011年製作の映画)

3.0

テンポは良いが、今ひとつな感じ。

何も考えずに木曜の夜に観るには適当でした◎

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.2

filmarksさんのオンライン試写会にて。

終わりが見えないのは、タイムリープしていてもそうじゃなくても同じで。

この世にあるモノは全て有限なのに、それを忘れて生きている。
というより、“忘れな
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

3.4

人生色々。求不得苦。

幼少期って本当に人格形成をする上で大切な時間なんだなと最近思う。
木村佳乃の腕を映したのも然り。

時は戻せないからこそ、一瞬でも関わったら目を背けないようにしないと、とか綺麗
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.5

個性だろうが障碍だろうが、やりたい事とできる事が重なって、笑って生きていくって限りなく奇跡。

ダコタ・ファニングを観ていて感心。
障碍者施設に勤めていた母がよく「良いも悪いも素直で真っ直ぐだから危な
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ダーク・プレイス(2015年製作の映画)

3.3

誰かを守るための“嘘”は、
また、誰かを傷つける。

幼い頃から記憶がまだらな自分。
この間、まだらなのは強いストレスを感じた時の防衛本能と聞いたっけな。

生きている限り、己を含めて沢山のヒトやコト
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

テンポ良くて面白かった◎

賢さと人間性とお金の話。

産まれる環境ってとても大事。
お金に対する執着とかもそこで培われる。

なくもんか(2009年製作の映画)

3.3

12年も前の映画ということと、いきものがかりの歌、竹内結子、色々相まってエンドロールで込み上げるものが…

内容はクドカン×阿部サダヲらしさ満載。
個人的には、いしだあゆみのタモさんのところで爆笑。

CUBE(1997年製作の映画)

3.0

論破の人がお勧め映画で挙げてたので。
よく分からんけど、土曜の朝に観る映画じゃないことは確か。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.3

変われない弱さと変わらない強さ。
同じ処を回っているように感じても、時と同じで進んでいるんだと思う。


以下、余談。
NYとシンシア・ニクソン(去り際の中指)が個人的に胸熱。

ピザ!(2014年製作の映画)

3.7

「貧困とは選択肢のない人生である」

学生の頃にアジアをバックパックで回っていた時に、同じく大学の授業で聞いたこの言葉のことを考えていた。

選択の連続で生きている私にとっては、インドを旅するというの
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

備忘録。
途中からながら観をしてしまい伏線回収に至らず。もう一度観ること。

田舎育ちなのでリアルに鹿とぶつかったら車があーなるのは本当に恐怖。
音の使い方がホラー映画にありがちだけど、家より映画館で
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望み(2020年製作の映画)

3.3

不確定な噂や情報に踊らされる心理と自衛警察達。
マスコミのゴミっぷりを後半にもう少しに加えても良かった気がしたり。


「どっちに転んでも最悪」という台詞がエンドロールで反芻してました。

劇場版 殺意の道程(2021年製作の映画)

3.5

バカリズム節満載の作品。

監督は架空OL日記と同じだけどテイストは違う。
でもまぁ、題材からすると当たり前ではある。
でもどっちも観てる民からすると違いが面白かったりする。

最近思うのは、人を殺め
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湿地(2006年製作の映画)

3.2

断崖に向き荒む風が何とも印象的で、内容とマッチしていて良かった。

世の中には知らなくて良いことが溢れていると常々思うけれど、今回も然り。

監視者たち(2013年製作の映画)

3.7

スリリングさは少し物足りなかったけど、テンポ良くて好みな感じ。

主人公と主犯格の背景が見てみたかった!

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.7

子育て経験がないからそっちの話の本当のところは分からないけど、、、
人のメンタルがどんどんヤバくなっていくのはリアル。

迷惑をかけることと、頼らないことは別。
モノクロの世界に陥ってるとグラデーショ
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星の子(2020年製作の映画)

3.5

ちーちゃんの近くにナベちゃんとシムラくんという友達がいることが唯一の救い。

信仰する宗教だけに限らず、親の志向が子どもに与える影響って最強。
だって子どもの頃ってお母さん大好きだったし、家と学校が世
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ある人質 生還までの398日(2019年製作の映画)

3.6

暴力と信仰とお金が絡むの良くないなと月並みな感想しか書けない自分を恥じる。。

本作の舞台となっているシリアでも取材しているフォトジャーナリストの知人が言っている言葉を思い出す。
「まずは彼らに何か起
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ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.3

人の感情の変移ですら運命によって決まっているのだとしたら、もうどうにもならない。

生きているとあらゆることを知りたいという気持ちが先行しちゃうけど、大概のことはやっぱり知らないから生きていけるんだな
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愚行録(2017年製作の映画)

3.5

人って独りでは生きていけない。

誰かと関われば、傷つき悲しく辛いのに。
分かっていても群れる。
集団になれば、優劣を付ける。

そして、己が最下になりたくないから隣の誰かを妬み蔑み陥れる。

程度の
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窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

3.1

呼吸する度にそこにいる誰かを確かめたくなる気持ち。
自分の幸せと大切な人の幸せが重なるって奇跡だなぁと最近よく思う。

嘘を愛する女(2018年製作の映画)

3.2

相手のことを知りたいと思うきっかけは、恋とか愛とかがトリガーになることが多いんだろうけど。

知りたかった何かを得た時、私は何を感じるんだろうか。

マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.0

海外ロケの恋愛ものってこんな感じの雰囲気あるある映画。

女性側のキャストは好きなだけに残念でした。

シェフ!~三ツ星レストランの舞台裏へようこそ~(2012年製作の映画)

3.3

何も考えずに観られるやつシリーズ。

自分のことを一番理解しているのは自分ではないのかもしれない。

泥棒役者(2017年製作の映画)

3.5

辻褄合わせのその場限りの“嘘”が繋がってるコメディ映画。
テイストは嫌いじゃないし、キャストもハマってる。

ながら観は出来ないけど、頭を使わなくて観られるので気分転換にヨカッタ。

女優 原田ヒサ子(2019年製作の映画)

3.8

公開時に劇場で観られなくて、円盤化もないからもう諦めてた映画。
インスタやってて良かった(笑)

“家族”ってなんだろう?
いつもその問いが頭にある自分には、些か、ファンタジーのような24分間。

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滑走路(2020年製作の映画)

3.7

誰がための人生なんだろう。

独りで生きているつもりでも、何処かで誰かと出会ってしまう。

前向きって言葉は、方角が分かっている人間にとってみたら良い言葉なのかも知れないけど、
どっちが前なのか後ろな
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Viva!公務員/公務員はどこへ行く?/オレはどこへ行く?(2015年製作の映画)

3.8

オチまで綺麗にまとまっていて、楽しかった!

“公務員”に固執する主人公って、誰しも何かに縛られていたり、惹かれている人生に対する比喩っぽくておもろい。

イタリア映画、漁ってみようかな◎

これが私の人生設計(2014年製作の映画)

3.8

イタリア映画ってこれまでちゃんと観た記憶無いけど、面白かった。

夢とかやりたい事とか無いけど、目の前にあることをきちんと片付けたり、こなしたりし続けることって大切。

主人公がとってもキュート!

プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.5

子どもに限らず、誰かを守りたいと思う力は強い。

私の“正義”は、貴女にとっては“悪”。
その逆も然り。

ラブ・アゲイン(2011年製作の映画)

3.3

何も考えずに観れる映画チョイス。

恋と愛とか入り混じってて少し疲れるけど、ジェシカが一番人間味を感じた。

変わることは歳とか関係なく、自分にとって大切なモノやヒトを失くした時なのかもね。

ニュースの真相(2016年製作の映画)

3.6

本作の主人公が、日本に生きるとしてのストレスを感じながら…
と日本社会を一日生きてみたのだけれども。

縦社会以前に専門文化制ではないし、労働者守りがちだし、多層構造だし。
そりゃ優秀且つお金欲しい方
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ブルージャスミン(2013年製作の映画)

3.8

人は強いけど、そこまで強くない。
心を殺すって、ある意味、殺人より大罪かも。

ケイトの演技が上手過ぎて、途中からジャスミンを観るのが辛かった。

ケミカル・ハーツ(2020年製作の映画)

3.2

生きているということ。

まだやり直すことが出来るかもしれないということ。

でも、死んだその後の世界を私たち生きている側は分からない。

きっとどちらもそこそこ大変だし、楽しいと思いたい。