オクラ時々猫さんの映画レビュー・感想・評価

オクラ時々猫

オクラ時々猫

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お母さんが一緒(2024年製作の映画)

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家族だから
姉妹だから
女同士だから

きっとそんなふうに言うのは簡単で
きっとそれはそう

長い時間を過ごし
互いを知り合っているからこそ
厄介なこともある

メイ・ディセンバー ゆれる真実(2023年製作の映画)

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心というのはいつだって、その形を捉えることができない。
愛の形はさまざま、なんて言うけれど、
そもそも愛に形なんてあるんだっけ?

追えば追うほど遠ざかる、
知れば知るほどわからなくなる。

幸せとは
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YOLO 百元の恋(2024年製作の映画)

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人は変われる
本当に変わりたいと思い、
そして、行動する

変えることができるのは自分自身、
出会いをきっかけにすることもあれば、
変わったからこそ出会えること、見える世界もある

勝ちたい、ただ一度
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システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(2019年製作の映画)

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家に帰りたい
ママに愛されたい
望むのはそれだけなのに

心が叫ぶ、鋭さをともなった声は、
大切なひとさえも傷つけてしまう
心が暴れる、小さな身体に抑え込むことなどできなくて、
溢れては、狂気に変わる
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言えない秘密(2024年製作の映画)

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鍵盤の紡ぐ一音一音
彼と彼女とをつなぐ旋律
奏を進めること、それはまるで物語の終焉に向かうこと

つないでほどく、温もりの記憶と
ピアニストの明日を描くよう

ふたごのユーとミー 忘れられない夏(2023年製作の映画)

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いつでも一緒
なんでもおんなじ
半分こで幸せは2倍

ちゃんとわかってる
どんなに似てても別々のふたり
一緒もおんなじも半分こも
いつかは叶わないことが出てくる

ほんの少しの寂しさや苦みを知って
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先生の白い嘘(2024年製作の映画)

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私の敵は、わたし

本当と偽りが混ざり合う
自分も、目の前の誰かも

沸き立つ感情や奥底の欲望
心のなかの黒と白のバランスを崩すとき
爪を立てることは容易く許されない

かくしごと(2024年製作の映画)

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いま、守りたいものは何なのか
取り戻したい過去はあるか

抗えないことを運命というならば
癒えることのない心の傷も
絶望に身を置かざるをえない環境も
失うを重ねるばかりの老いも
運命をただ受け入れるよ
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サッドティー(2013年製作の映画)

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誰かの好きが、その人に向いていて、
この人の好きが、あの人に向いていて、
たまに、あの人とあの人の好きが向き合っている

世界ではいつも誰かが誰かを想っているはずなのに、
どうして噛み合わないことは往
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

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不器用な愛たちで溢れている

福島と東京、過去と現在
どうして普通ってこんなに難しいのだろう
そもそも普通って何なのだろう

自分の目の前からその人がいなくなる
世界からその人がいなくなる

そのとき
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

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それぞれに想いを抱え、
古いも新しいも少なからずの傷とともに、
不本意な2週間が始まる。

歩み寄りや分かち合いとはほど遠い、理解しえないふたりとひとり。
煌びやかに沸き立つ世間を横目に、やるせない想
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朽ちないサクラ(2024年製作の映画)

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正義、信念、後悔と過去の清算、真実、信仰、習慣や環境、組織と役割、所属、使命と責任、愛

それぞれが複雑に絡み、
心に渦巻く感情と理性は
人の数だけ存在する

この世界を共有し生きる者たちが、
交わる
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映画 おいハンサム!!(2024年製作の映画)

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「普通」の正体、
普通がいかに難しく尊いものか

実直に日々を慈しむ
それを積み重ねてこそ、
ほんの少しで、とても愛おしい
明日の幸せに気づかせてくれる

おいしいごはんと大切な人たち、
仕事があって
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違国日記(2023年製作の映画)

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別々の違う人間。自分の気持ちも、相手の気持ちもそれぞれのもので、分かち合うことはできない。

好きとか嫌いとか、大切とか大切じゃないとか、そういう0か100かではなくて、日々にグラデーションがあって、
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風の奏の君へ(2024年製作の映画)

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美しい景色が生み出す美しい音楽
小さな町に輝き広がる一面の緑

ピアノの旋律に想いが乗る
刻まれた五線譜とともに心に映す

たとえそこに在るのが後悔や葛藤や迷いであっても、やがて形を変えながら残り続け
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あんのこと(2023年製作の映画)

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多くは自分事ではないかもしれない。だけど、すぐ近くに在るリアル。

ほんの少し何かが違ったら、あのとき何かが変わっていたら、別の未来があったのかもしれない。

世の中のすべてが収まりのよい結末を迎える
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

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それはシーソーゲーム
コートの上では勝つことこそすべて

人生における勝敗とは
いったい誰がジャッジするのだろう

ときに醜く、ときに滑稽であろうとも
欲しいものに挑む者のみが
見ることができる景色が
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明日を綴る写真館(2024年製作の映画)

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レンズを向ける
捉えるのは向けた先
そこに映る心とこころ

写すのはほんの一瞬
だけどその一枚には物語がある

日常にかき消されそうな物事も
写真が残してくれる

関心領域(2023年製作の映画)

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壁ひとつ隔てた2つの日常。楽園のような日々の営みと、おぞましい殺戮の毎日。

目にする花々や子どもたちの笑顔、口にする温かな食事、肌に触れる柔らかな毛布。

今もどこかで不条理に流される血があって、命
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わたくしどもは。(2023年製作の映画)

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彷徨う魂
この世からあの世、そしてその先

縁に導きがあるならば、
現世での強い想いは、
来世でも携えることができるのだろうか

アンダー・ユア・ベッド(2023年製作の映画)

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淡い恋心や憧れが、
やがて狂気と変わろうとも、
ひとから見たら歪んでいようとも、
ただそばにいたい、それは純愛

自分がここに在ることを許されるなら、
誰かが知ってくれているなら、
それだけで消せない
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からかい上手の高木さん(2024年製作の映画)

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何をもって「好き」というのか、
そんな定義なんてどうだって良くて、
今日も明日もその先も、ただこの人の隣にいたいと思う

付き合いましょう
今日から私たちは彼氏彼女です

そんな始まりでなくても、
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母とわたしの3日間(2023年製作の映画)

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母ひとり娘ひとりだからこそ
素直になれないこともある
求めすぎてしまうことがある
そして、そんなところが似る

いずれ別れは訪れることをわかっていても、そのときに後悔するであろうこともわかっているのに
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ありふれた教室(2023年製作の映画)

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正義、秩序、好奇、
それらが重い空気のように交差する教室
が息苦しい

どこにでもあるのかもしれない
学校でも職場でも

異なる価値観の人が集まるというのは、たとえ今穏やかに笑っていようとも、いつだっ
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

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何が悪で、何が正なのか

自分の中の正義と相容れない価値観に気持ち悪さや、憤り、わかりあえない絶望を抱くことがある。信じていた正義が揺らぐことがある。

もし、この世界が終わりを迎えるとして、そのとき
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湖の女たち(2023年製作の映画)

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世界は美しくも汚れてもいる

仄暗さを心が占めるなら、きっと美しさを感じることはできず、
また、汚れさえも闇にかき消されてしまう

光が差し込むだけの余白が、その両方を捉えるのに必要で、なのにいつだっ
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ミッシング(2024年製作の映画)

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にわかに奪われる日常
壊れゆく日々の営み、そして心

容赦なく向けられる好奇の視線に、
心ない言葉や憶測、偏見
まるでドラマの展開を待つような、
スキャンダルを望むように

そして、やがてその関心すら
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祝日(2023年製作の映画)

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絶望と虚無と

手放したはずの執着
ほんの少しの交わりから
抗いたいともがく自分を知る

ハピネス(2024年製作の映画)

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誰よりかわいい君
君は素敵、好きだよ

ともすれば、若き日の淡く甘い恋、
御伽話になってしまう

けれど、
君と出会えたことは人生最大の幸運
それは宝くじの高額当選よりずっと尊い

17歳、
みずみず
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プリシラ(2023年製作の映画)

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彼女はどこにでもいる少女だった
誰もが憧れるトップスターと出会い、恋を知る
スターの隣を許された女が、
羨望とともに奪われる自由、意思

恋からやがて愛に変わるとき、
女は強く、美しさを手にする
他方
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不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

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気がつけばいろんな傷痕があって、後ろを見たら、足跡なんてぐちゃぐちゃで、
消化できない、或いは消し去りたくない想いを持ち越して、今日を積み重ねて迎える明日。

好き!大好き!今日も明日も君が好き!!
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恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

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不器用な主人公、行き違いや、ちょっと迷惑でお節介な友人や家族、そしてタイミング。
それらは恋をこんがらがらせ、引っ掻き回し、物語を最高潮に導くためのエッセンス。
安定、安心を携えながら、チャーミングな
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

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18年前、18歳の僕
18年後、36歳の僕

君と出会って別れて、夢中で駆けたこの18年間は、君との約束を叶えるためだったのか
それとも、君を忘れるためだったのか

築いた全てを失い、君を辿る旅に出る
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水深ゼロメートルから(2024年製作の映画)

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男だから 女だから
子どもだから おとなだから

そんなの成り立たなくなってくるんだけど、
成り立ってしまうのが女子高生。
すべてのことに意味を持たせようとしてしまうのは、おとなの悲しい性とも言える。

マイ・スイート・ハニー(2022年製作の映画)

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45歳、恋愛経験ゼロ
菓子開発への情熱を除き、面白みもない生活を送る拗らせの中年男子が41歳シングルマザーに出会い、恋をした。(ただし、恋ともわからず)

しかし、このふたりを取り巻く家族たちは、どう
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バジーノイズ(2023年製作の映画)

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ひとりで構わなかった
ただ頭のなかに、自分の身体のなかに流れる音をかたちにしたいだけだった

誰に何が響くかなんてわからない
誰かに届けたいなんて考えてなかった
本当は、そう思っていただけかもしれない
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