baobabunokiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ラストシーン良すぎるのはもちろんなんだけれど、未開拓地の時代から時が流れて移動手段として船という物が発明されてズーッと画面を流れていく初めのシーンも美しかった。

途中でやっと牛が現れてかなり心が踊る
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街をぶっ飛ばせ(1968年製作の映画)

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ぐちゃぐちゃで良い。突拍子もない感じが伝わってくるので笑わずにいられない。それはセリフで説明するものでもなく、観客にわざわざ説明するものでもない。文字通り、人生、この掃除も、この生活も、街も本気で嫌だ>>続きを読む

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

何かを新しく想像し、向き合い作ること。自然光が心地よいショットと人とのコミニュティの良さとたまにお互いを理解できない曖昧さとイライラ、犬と猫と鳩。

鳩が工芸壊しちゃうんじゃないかって一瞬ドキッとした
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ポスターのデザインが渋くて何となく合わないかもしれない..と思って放置してたけどついに見終わる事ができた。『パリ、テキサス』というタイトルに込められた言葉にできなかった傷や自分でも認識できなかったトラ>>続きを読む

好男好女(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

画質が悪すぎてまともに見れなかった...

”白黒パートとカラーパートの交互による溶け合わせ”と書いてあったが、ストーリーの白黒パートの映画撮影はまだ開始していないわけなので、「劇中で再現される歴史群
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アダプション/ある母と娘の記録(1975年製作の映画)

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じわじわと後から来る静かな画に込められる女性たちの連帯、感情、社会的に構築された生きにくさ、ティーンエイジャーの孤独感、不倫など.. 見ていて感情が動かされる物語だった。

レストランの2人がいる空間
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I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

5.0

見返す度に最後は必ず泣いてしまう完璧なアートワークと体験型ミュージックビデオ。音楽とともに言葉にできない感情の揺らぎと単色のカラーに刻まれる空気の中で感じたこと。

海辺の一日(1983年製作の映画)

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光の演出と海のさざなみが印象に残る映画だった~!家の中で踊るシーンを眺めてる姿良すぎ。

色々エドワード・ヤンの作品を見たけれど、人生で起きる出来事についての捉え方が急に楽観的にもなりうる瞬間、全てが
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.0

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めちゃくちゃ長いけどずっと面白いの流石だった。
最後の語りと葬式のシーンが良い。
最後にこの物語を語りかける人たち(観客)は富豪層の白人達というところも皮肉的だったけれど、監督が意図した部分が凄くしっ
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テトリス(2023年製作の映画)

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テトリス製作者の話かと思ったら、政治と企業競争の話だった.....アニメーションやイラストのか可愛さ、日本語がちゃんと話されているところに感動したけれど、キャラクター発展が特になく本人に似てる人が脚本>>続きを読む

MEMORIA メモリア(2021年製作の映画)

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めっちゃ寝た。3回ぐらい寝落ちしてやっと見終わった

『メッセージ』に近いものを感じたけれど、ほぼ“音”なので見ている人に想像させる余白が多くて難しかった。難しいよー。最初の音からそれに近い音を作るシ
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マルセル 靴をはいた小さな貝(2021年製作の映画)

4.1

ZZZZZZzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

ストップアニメーション× 小さな貝がらが語る人生、家族の言葉
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幸福な結婚記念日(1962年製作の映画)

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クリームずっとついてるおじさん気の毒だけど可愛い。頑張ってもこれほど駄目な日があっても良い

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.1

『ザ・メニュー』とともに社会風刺映画かなり好きかもしれないと気づいた。2024からこんな汚い映画見て元気出ちゃった。

冒頭のバレンシアガ→H&M の下り笑うし、『バビロン』並にゲロと汚物だらけのシー
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ラジオから聞こえるニュース、突然クビになり無職になる日、全てを忘れてただ酒を飲む時。

過去作品をいくつか見たが、今作が一番直感でスタイリッシュな印象を受けた。
言葉がいらない時、表情さえも変わらない
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テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

5.0

元気でた!パワフルなリベンジ曲はテンション上がらずにいられない
RED, 1989青春のアルバムだったな〜...
全体を通して聞いたらMidnight が今までにない重さと厚さがありながら煌びやかなメ
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Renaissance: A Film by Beyoncé(2023年製作の映画)

5.0

本当の𝑸𝒖𝒆𝒆𝒏 、𝐃𝐈𝐕𝐀はビヨンセです。

169分、驚きの笑いと衝撃の笑いに鳥肌。
ルーツを巡り、大規模なセットに4年をかけ、ジェンダーや人種の括りを大きな“自由”なコミニュティとして全面に肯定
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街のあかり(2006年製作の映画)

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アキ・カウリスマキの映画の世界観に慣れてきた。

まさに人生のある瞬間の出来事、必然的に、偶然的に散りばめられた断片がエンディングに詰まっている。アキ・カウリスマキが「映画」を通して描きたかった人生の
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アメリカの友人 4K レストア版(1977年製作の映画)

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思ってたより暗くてダークな雰囲気なのに、撮る画や映る街並み、車はカラフルで赤いマフラーをずっと巻いているのが可愛かった。

シリアスな映画をあまり見ないからこの映画を見て、最近の『ザ・キラー』を見ると
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

スターウォーズ見た事ないのにローグ・ワンだけ見た感覚。

エンターテイメントとして、日本史の当時の時代背景を生かしたアニメーションや話だという事がわかったけど、正直最近はあまりアニメを見てなかった部分
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Saltburn(2023年製作の映画)

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時代はJacob Elordi.....

冒頭の太陽光を使ったシーンと画角がめっちゃ良い。Jacob Elordiと存在しない記憶が沢山生まれた。
終盤になるとそこから真逆に行くのでスリラーの見せど
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ホワイト・ノイズ』と同じ感じで違う心理パニックとアメリカ社会問題

私も世界滅亡の事なんてどうでも良くて地下で映画とFriends見るタイプだと思います

Love Letter(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思い出美化というかノスタルジックな感じが冒頭はキザでスカしてるな〜とか何回も思ったし、途中途中でカメラワークが切り替わり多い。でも、中盤の学生時代の描き方が可愛くて良かった。

「知らずただ過ぎ去って
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Pearl パール(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『X エックス』とは違い、赤や青のアメリカンカラーのような色彩設定が良かった。歌うシーンが今回もあるのだけれども、ミュージカル映画のような明るさと家父長制,厳格な母親に縛られ徐々にアイデンティティが崩>>続きを読む