Zhenjiさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.0

主人公たちの肥大化した自意識が不快なのは、まさか自分も…?

誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

3.2

鑑賞中に人間関係を完全に把握できなかったのが、とにかく悔やまれる。

それでも大まかなストーリーの流れは分かるし、役者たちの巧さと誰が犯人なのかと言う興味が終盤までの集中力の維持につながった。

その
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長いお別れ(2019年製作の映画)

3.9

山崎努とあと何回スクリーンで会えるんかなーなんて考えたりして、あと自分の身内の最後とかぶったりして、なんだかしんみりしてしまった。

大人が観ても刺さるが、タカシぐらいの子たちに観てもらいたい。説教く
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僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.8

ベルリンの壁が建つ5年前の頃、ソ連の影響下にある東ドイツで起こった実話。

主に5人の高校生を中心に展開するわけだが、やっぱり、

エリック、、、
つらい。

彼の誇りだった父がまさかの、ってやつで。
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

2.5

セミドキュメンタリーみたいな感じで、役者と本人を交互に見せる手法は新しいが、物語的にはさほど新しくないし、なんでアーチスト役の彼だけ、本人との見た目のギャップが大きいのかが謎。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

4.1

登場人物の全員が現実感のあるセリフによって非常にリアリティーのある劇作になっている。

正直言うと、本作に個人的にあまり好きではない役者が多く出演していたため期待値は低かった。にもかかわらず、彼らの演
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ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

3.0

時系列通りに話が進まないので、今どこ⁈ って思うが最後まで見るとそれまでの混乱がスッと消える。

誰にでもオススメできる「人生何度だってやり直しできる」ムービーだが、初めてガス・ヴァン・サントを知った
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アレッポ 最後の男たち(2017年製作の映画)

-

生き地獄とは本作のためにある言葉。終わりの見えない悲劇。

この作品を命がけで撮影した監督にも感謝したい。

ホワイトヘルメットに寄付することで支援したい。

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.0

なかなかのサイコ野郎だな。
あの死に方、いちばんイヤかも。

ある少年の告白(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ラッセルが太ってた!

最後のオチにビックリ、とはいえ割とあるあるな話だよね。先頭に立つアンチが実は…ってこと。

主戦場(2018年製作の映画)

-

日本の大学で試写会をしたときにある学生が「今回、慰安婦問題について左側の見解を初めて聞いた」と言ったのに驚いた、と最後のティーチインで監督が話したことが、本作を通じて私が一番驚いたことだった。

これ
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

3.7

中国そのものがドラマティックな歴史を歩んでる国なので、基本、どの時代を切り取っても絵になるよね。

本作も然り。長い一編の曲を聴き終わったかのような、あーいい映画だった、という後味だが、一方で、人民解
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荒野にて(2017年製作の映画)

2.7

まるでチャーリーの横にいて一緒にワイオミングを目指しているような感覚になるロードムービーである本作品。16歳と言う年齢で1人となった少年の傷ついた心を繊細に表現するチャーリー役の子あっぱれ。

にして
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.2

こんな屈折した役どころを実在感たっぷりに演じきるイーサン、さすがだねぇ。

画面サイズ、色味、環境問題、哲学、人知の及ばぬ力…タルコフスキーのストーカーっぽくない?

難解なナレーションが多くて鑑賞が
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ビリーブ 未来への大逆転(2018年製作の映画)

2.5

悪役の描き方がヌルすぎ。だから鑑賞後のカタルシスがイマイチ。

でもとても勉強になりました。

バイス(2018年製作の映画)

4.0

コメディなんだけど笑えない、でも面白い!
過去とのカットバックの使い方とかユニーク。
あと今に続く混乱が1963年に始まってたことがよくわかる。一元的執行権論とか広告代理店の使い方とか、結構我が国も笑
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

2.7

正直ストーリーテラーとしてのスパイク・リーは下手だと思う。よくわからない描写が多すぎ。

だが終盤のニュース映像が流れると一変。意味を汲み取るのが難しい場面も多々あったとはいえ、彼の政治的メッセージは
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子宮に沈める(2013年製作の映画)

3.8

カットがどんどん変わるが編集点が絶妙なので、セリフがほぼないのに物語がストレスなく入ってくる。

大人は、首から上が見えないようなシーンが多く不思議な画づくりだが、子供の視点だと思うとなんとなく腑に落
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たちあがる女(2018年製作の映画)

3.0

女版リーアムニーソンが草原で孤独な戦いに挑む。ドラマであり、コメディであり、サスペンスであり、アクションでもある本作、とにかく主人公がカッコいい。
見る人によって彼女がterrorist なのかsav
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.7

つらい。

犯人の姿はほとんど画面に出ないのに怖い。

音の使い方が効果的。

2011年じゃなかったら日本での認知度はもっと高かったであろう事件。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.4

こんなに深刻な話なのに何度も笑ってしまう。しかもかなりどストレートな笑い。

人物造形がみんなよく、ハジメの妻のキャラ設定を薄くするなどの造形の強弱も素晴らしく、見やすく整理されている。

さらに異論
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