Zottyanさんの映画レビュー・感想・評価

Zottyan

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終わりの鳥(2024年製作の映画)

3.6

面白かった
『終わりの鳥』というタイトルが、どっちかというとTwitter的なセンスでつけられていたとは……って感じ

よく知らない地方の民話を聞かされた、って感覚に近い
実際に起きた出来事を拡大解釈
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映画ドラえもん のび太の絵世界物語(2025年製作の映画)

4.9

最高最高最高最高最高最高最高最高最高!!!!
これで2時間!?!!!?!!!?!!!?

教皇選挙(2024年製作の映画)

4.7

映画!!!!!
キャラクター!ショット!構成!音楽!セリフ!
どれを取っても貶すところのない珠玉のような作品
とくにショットがいい。とにかくいい。シネスコを使いこなしている映画ってそれだけで気持ちが豊
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ロブスター(2015年製作の映画)

4.1

暗黒風刺コント劇
ヨルゴスにアクションスパイ物を撮って欲しいと思ってたけど、もうやってたっぽい。大好き

カップルが社会IDとして機能してる世界観はいかにも欧州っぽいなぁと思った。実際こんなところなん
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ブルータリスト(2024年製作の映画)

3.6

前半90点、後半50点
監督はアート系をやりたかった(シンボルとしての期待を背負って計画された建築プロジェクトが霧散してしまうこと、そしてアメリカという国への幻想、さらに後半どんどん気落ちする映画の構
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Flow(2024年製作の映画)

4.2

すごいよかった
ゲーム以降だな、という感じの映画(blender主体で作られてるのも含めて)
特に船の上から鳥に攫われ、落下し帰ってくるシーケンスはソニー系ゲームっぽさを感じる。ゴッドオブウォーとかで
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名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN(2024年製作の映画)

4.1

ジェームズマンゴールド大好き
ティモシーは頑張ってた

ライブシーンはもうちょっと色気があってもいいと思う。それ以外は良い、映画を見てるなぁって感じがする

CURE キュア(1997年製作の映画)

4.4

かっこよすぎ
リングより全然好きだった

虚実の区別がつき切らず、気持ち悪い

ANORA アノーラ(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

超良かった
ラストの車内、ワイパーの音が胎内で聴く心音のようになっているのが良かった

キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(2024年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ファミレスで食べる家系ラーメンみたいな映画。味の再現はできてるけど大雑把だな〜!って感じ

キャラクターと設定の組み合わせ方はすごいよかったと思う。エンドゲーム以前のノリをうまく再現できていた。
逆に
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(2025年製作の映画)

3.9

大変良かった
夢を題材にした映画ってまるっきり意味がわからなくなるか、それらしい描写が出てきた瞬間「あーこれどうせ夢でしょ」というシラケが出てしまうかになりがちだけど、今作はそこら辺のバランスが絶妙で
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セブン(1995年製作の映画)

3.9

文化と撮影技術が成熟し、その上で情報化が完全には進んでいない90年台が、ギリギリこういう映画を作れる時代だったんだなーと思った。今こういう異常能力シリアルキラーを出そうとしたらただのSFになっちゃうよ>>続きを読む

PUI PUI モルカー ザ・ムービー MOLMAX(2024年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

イノセンス(押井守)だった。

最初は「フェルトじゃないとやっぱり生物感がないなー」と微妙に感じていたけど、後半に行くにつれショックコマや実写爆発などの工夫が凝らされていて良かった。
続編はもうちょっ
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ヴェノム:ザ・ラストダンス(2024年製作の映画)

3.9

ゲラゲラ笑えたのでよかった
全体的に「何を見せられてるんだ……」って感覚が漂うが、製作側もそこに自覚的で「とにかく妙な絵面を見せるぞ」みたいな気概に溢れてるのがプラスに働いていたと思う。
特に緊急事態
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憐れみの3章(2024年製作の映画)

4.1

つけてなかったやつ。
めちゃくちゃ良かった。サンドイッチがお気に入り。

ヨルゴス・ランティモスは一度ノーランのような陰謀論スパイアクション物をガッツリやってほしい。絶対やらないだろうけど

落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.1

評価むずいなーと思ってつけてなかったやつ
サンドラ・ヒュラーがキレてる映画だいたい好き

HAPPYEND(2024年製作の映画)

4.8

直近で見た映画の中では一番面白かった
映像と台詞回しが自分の脳と一致していて、心地よい
アート系なのにストーリーの筋がしっかり通っていて、登場人部も邦画というよりはアニメっぽく、だからこそ令和の人間だ
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.6

氷室冴子のセリフ回しを映像でやるとだいぶ無理があるなと思った。登場人物の性格が全員終わっててシュールな面白さがある

ラストの「ろくな思い出がねぇ」状態の回想ラッシュでめちゃくちゃ笑ってしまった

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.9

久しぶりに見た。内容だいぶ忘れてる

ショットがビックリするくらい良い。この頃の粒度が荒い感じ、好き。最近無いよね、こういうの

ライトハウス(2019年製作の映画)

4.0

わからんちん!って感じ

デュフォーが可愛いから2点、ロバートパティンソンが可愛いから2点、合計4点

ナミビアの砂漠(2024年製作の映画)

4.7

暫定今年ベスト。
一人の人間が規範やしがらみを脱構築していく、画面に映る全ての物が社会的には「間違った物」とされているような、そういった映画が好きなのだけど、今の世の中でそれをやるなら自然こういう題材
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

3.7

ルックが良かった。
話はもう少しエンタメに振った方が好み。

さくらちゃんが完全に当て馬になってるのが残念だった。
題名の通り「ぼく」の視点がメインなんだろうけど、人物として配置した以上は彼女も人間と
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Garden of Remembrance(2024年製作の映画)

4.2

良かった
これくらいのバランスの方がやっぱり好き。抽象にふるなら抽象に振り切るべき

きみの色(2024年製作の映画)

3.8

どちらに行くにせよもう少し突き抜けてほしいと思った

あとで感想書く

Chime(2024年製作の映画)

4.5

人生の中で一番怖いホラー映画になった。
見ている最中ずっと「早く終わってくれ……」って感情に支配される45分。

不条理系でありつつはっきり霊障じみたことが起こり、かつ無神論的に霊的存在を安易に肯定し
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箱男(2024年製作の映画)

3.1

映画化できていると思うけど、映画にしなくても良かったかも。という感情が勝つ。
終盤の抽象化された筋書きに突入していく描写は良かった。反面、前半の間延びしていて、ルックも安く、全体的に嘘っぽい絵作りが残
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めくらやなぎと眠る女(2022年製作の映画)

3.7

間と音の使い方が良かった。
日本の雰囲気がよく出ていたし、表情の付け方も上手い。村上春樹を読んでる時のテンポ感がすごく再現されていて、小説の映像化という意味ではドライブマイカーよりも好きかもしれない
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