戦争と人間 第一部 運命の序曲に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

「戦争と人間 第一部 運命の序曲」に投稿された感想・評価

山本薩夫
原作 五味川 純平 

1970年から1973年にかけて公開された3部作 9時間23分。
日活 渾身の一撃。

基本的にはノモンハンに至るまでの映画。
kenbowbow

kenbowbowの感想・評価

3.8

1970年のオールスターキャストの超大作作品。
今作ったら、100億じゃ済まないと思う。
当然CGがない時代で、戦争シーンや満州、東京の街頭シーン等、スケールがそれ一つで1作品できそうな感じ。

第…

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とにかく出演者が豪華だが浅丘ルリ子はひときわ華がある 映像も馬とかもそうだけど戦闘シーンはぜんぶ実際に撮ってるんだろうとおもうとすごい 十代の中村勘三郎がもうすでにそのまま中村勘三郎という感じなの…

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【翻弄されるのはいつでも末端】

実家への帰省を利用して、3部作計9時間の第一章にチャレンジ。

昭和3年からストーリーが始まるのを見て「確か終戦が昭和20年だから、15年以上⁉︎」、とその大作ぶり…

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 日中戦争開戦前夜からノモンハン事件までの約十年間を駆け抜ける、山本薩夫監督、全三部作(9時間半!!)の超大作。
 戦争を食い物にする伍代産業の面々が物語の中心となり、そこに関東軍と日本軍部中央の派…

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満州事変以前の日本と中国大陸の状況ついて知識が無かったので観てみた。登場人物が多すぎて分かりにくい部分もあったが、長いのでもう一度観る気にはなれない。

超豪華なキャストの中で、子役の中村勘九郎の演…

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太平洋戦争勃発以前の昭和初期の激動を、架空の新興財閥”伍代家”の人々を通して描く。全3部合計9時間20分の大作。原作は「人間の條件」(1959~1961)の五味川純平。特撮美術はウルトラマンのデザイ…

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akrutm

akrutmの感想・評価

4.0

昭和初期から太平洋戦争に至るまでの中国と日本を舞台に、軍部との癒着を強めながら事業の拡大を画策する新興財閥・伍代一族やその周辺の人々の人間ドラマを描いた、五味川純平の同名小説を原作とする山本薩夫監督…

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私大文系だった自分には日本史、特に近現代が関門でここが受験の命運を分けた。イクヤマイマイ オヤイカサカサと唱えながら歴代内閣を頭に叩き込んだが、通史ってのは暗記じゃ中々歯がたたない。歴史は流れが大事…

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昭和初頭の張作霖爆破事件から満州事変、上海事変辺りまでの時代を軍部、財閥、労働者など様々な登場人物で描かれる。日本だけでなく、中国や朝鮮の視点もあり、非常に複雑だが、見応えがあった。経緯など、とても…

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